スーパーでのアルバイトが導いた、ITと小売りが融合する成長企業への入社
現在、私は生活部門の責任者と店舗運営の責任者という二つの役割を担っています。生活部門というのは、歯ブラシや洗濯洗剤、台所用品、日用雑貨品といった日々の暮らしに欠かせない商品を扱う売り場のことです。具体的には、生活消耗品と日用雑貨の売り場管理をメインに、ASさん(パート・アルバイト)への指示出しや教育を行っています。また、在庫管理や発注といった後方業務を含む店舗運営全体にも携わっており、日々の業務は予算達成という明確な目標に向けて動いています。
私がこの会社に入社したきっかけですが、正直なところ、最初から小売業界を目指していたわけではありませんでした。就活当初は公務員一本で考えており、試験対策に力を入れていました。しかし、2次試験や3次試験で不合格が続いてしまい、次の道をどうするか真剣に悩む時期がありました。
そんなとき、ふと思い至ったのが、当時続けていたスーパーでのアルバイト経験でした。夜間部門(21時から深夜1時までの業務)を担当していた私は、飲料・酒の補充や値引き作業(見切り作業)をメインにこなしながら、他の学生アルバイトと協力して担当外の売り場の補充も積極的に手伝っていました。「せっかくやるなら、できることを増やそう」という気持ちで動いていたのを今でも覚えています。そのアルバイト経験を活かせるフィールドとして、小売業界に目を向け始めたのが、この会社との出会いのきっかけです。
説明会に参加し、面接を通じて会社のことを深く知るうちに、内定をいただいた企業の中で最も成長性があると感じるようになりました。とくに印象的だったのが、ITと小売りを組み合わせた取り組みです。レジカートを活用してレジ業務のコストを削減したり、顔認証システムによるキャッシュレス決済でレジ待ちのストレスをなくしたりする取り組みは、「小売りの未来」を感じさせるものでした。単に商品を売るだけでなく、テクノロジーを駆使してお客様の買い物体験そのものを変えていこうとする姿勢に、強く魅力を感じ、入社を決めました。
「どうにかなるだろう」と飛び込んだ入社前のリアルな不安と期待
入社前、私がこの会社に持っていたイメージは、「若手が活躍している会社」というものでした。会社説明会やマイナビなどの就職情報サイトで、若手社員へのインタビュー記事をいくつか読んだことがきっかけです。その記事の中には、自分のやりたいことや挑戦したいことに向けた環境がしっかりと整備されているという話があり、「若手でも活躍できる場所なんだ」という印象を強く受けました。就職活動をしている中で、そういった環境が整っている会社はそう多くないと感じていたので、このイメージはとても魅力的に映りました。
一方で、入社前には不安もありました。一つは、体力面での心配です。実は入社前にアルバイトとして小売業の経験があり、品出しがメインの業務でした。納品量が多い日やセールの時期になると、とにかく体がきつくて。「社員として働くとなったら、アルバイト以上の負荷がかかるのではないか」という懸念が、頭の片隅にずっとありました。
もう一つの不安は、人間関係です。職場の人間関係というのは外からではなかなか見えづらいものです。ドラマなどでよく描かれる職場の人間関係のシーンが頭に浮かんで、「実際の職場もああいう雰囲気だったらどうしよう」と、漠然とした不安を感じていました。浅い理由かもしれないとは自分でも思いつつ、それでも完全に払拭できるものではありませんでした。
そんな不安を抱えながらも入社を決めたのには、いくつかの理由があります。一番大きかったのは、アルバイト時代に声をかけてくれた店長の存在です。その方の言葉や姿勢が、この会社で働くことへの背中を押してくれました。また、会社が掲げる「世のため、人のため」というモットーにも、強く共感していました。不安があったとしても、この理念だけは自分の中で揺るがない軸として持ち続けようと思えたのです。
入社前に特別な対策をしたかというと、正直なところ何もしていません。「どうにかなるだろう」という気持ちで飛び込みました。今思えばずいぶんと大らかな姿勢だったとも思いますが、それでも理念への共感と、信頼できる人の存在があったからこそ、前向きに踏み出せたのだと感じています。
「ダメダメだった」マネジメント経験が、昨対比110%超の成果を生んだ
入社前は「小売業の現場って、人間関係が大変なのではないか」という不安を漠然と抱えていました。でも実際に働き始めると、その心配はすぐに吹き飛んでしまいました。店舗のASさんたち(パート・アルバイト)が、とても優しく丁寧にいろんなことを教えてくださったんです。休憩時間にはお菓子を配り合ったり、気軽に雑談したりと、思っていた以上に温かな職場の雰囲気があって、人間関係で悩むことはほとんどありませんでした。
一方で、入社後に想像と大きく違ったと感じたのは、自分自身のマネジメント力の未熟さに直面した瞬間でした。2店舗目への異動は、担当者という立場からマネージャーとしての配置転換でした。初めて部下やスタッフを動かす立場に立ったとき、正直、うまくできなかったんです。計画性のある指示を出すというよりは、その場しのぎの対応ばかりで、自分でも「ダメダメだな」と痛感していました。
特に印象に残っているのが、売場の計画を立てて発注をかけたときのことです。どこに何を展開するか店長と話し合い、計画に沿って発注を行ったのですが、いざ納品されてみると、発注数の見込みが甘かったり、前から残っていた商品が想定以上に多く残っていたりして、当初の計画通りには進みませんでした。売場を一から立て直さなければならない状況になってしまったんです。
そのとき、店長がさまざまなアドバイスをくれました。「こういうふうにしたらうまくいくよ」と具体的に示してもらいながら、自分なりの工夫も加えて売場を作り直していきました。その結果、昨対比(前年同時期との売上比較)で約110%を超える数字を出すことができました。初めて自分の取り組みがしっかり結果につながったという達成感があり、「これからも頑張ろう」という気持ちが自然と湧いてきたのを今でも覚えています。
この経験を通じて、マネジメントに対する考え方も大きく変わりました。それまでは目の前のことに追われて場当たり的な指示を出してしまっていましたが、今はまずいくつかのパターンを考えた上で、「この仕事はあの人に任せた方がいい」という最適な指示出しを意識するようになりました。計画した時間内に仕事が完結できるよう、先を見越して動くことを常に心がけています。まだ甘いところはあると自覚していますが、この失敗があったからこそ今の自分があると思っています。
店長との関係性にも変化がありました。売場の立て直しに成功してからは、「他の売場の計画も任せてみよう」と、より多くの仕事を振ってもらえるようになりました。周囲のスタッフを巻き込みながらチームで取り組む場面も増え、自分自身の成長を少しずつ実感できるようになっています。あのとき「ダメダメ」だった経験が、今の自分の土台になっていると感じています。
「失敗」を「道しるべ」に変えてくれた会社で、いろんな事業を任される人材へ
入社後のリアルを知った今だからこそ、改めて感じる当社の魅力があります。それは、若手が成長しやすい環境が整っているということと、やりたいと思ったことに手を挙げればチャンスが与えられるということです。
私自身がその実感を持ったのが、リクルーター活動への参加です。もともと将来的に人事に携わりたいという思いがあり、上長に相談したところ、リクルーター活動に取り組む機会をいただきました。店舗業務と並行してのリクルーター活動は簡単ではありませんでしたが、声を上げることで道が開けるという経験ができたことは、大きな自信にもなっています。
リクルーター活動の中で、特に印象に残っているエピソードがあります。面談を行った学生が内定を承諾してくださったことです。初めての面談で緊張してうまく話せず、終わった後は落ち込んでいました。それだけに、その学生が内定を承諾してくれたと聞いたときの喜びは今でも鮮明に覚えています。さらに、その学生が実際に入社したときも、同じように胸が熱くなりました。うまくいかなかったと思っていた面談が、誰かの入社につながっていた。その事実が、諦めずに挑戦し続けることの大切さを教えてくれた気がします。
今後の目標についても、お話しさせてください。まず店舗では店長を目指しています。その先はエリアマネージャー(複数店舗を統括する管理職)やエリア内の一部門を管理する部署への挑戦も視野に入れています。また、人事として新入社員の育成や教育に携わることも、もう一つの目標です。複数のキャリアを描いているように見えるかもしれませんが、根底にあるのは「いろんな事業を任せられる人材になりたい」という一つの想いです。その想いに向かって、目の前のことを一つひとつ積み重ねていきたいと思っています。
最後に、入社を考えてくださっている方へメッセージをお伝えしたいと思います。就職活動が思い描いていた通りにいかないこともあると思います。私自身がそうでした。うまくいかないとき、それを「失敗」と感じるかもしれません。でも、今この瞬間を失敗と決めつけないでほしいのです。そこから成功へと向かうための道しるべが、この会社にはあります。挑戦できる環境が整っていて、声を上げれば応えてもらえる。活躍したいという気持ちを持っている方には、本当にもってこいの会社です。ぜひ一緒に挑戦しましょう。

