経験豊富なメンバーと築く信頼関係──「会話」を重視し、人事システム開発を率いる
トランスコスモス株式会社でBPOS統括部に所属している宮田。現在はBPOセンター大阪御堂筋で開発リーダーを務めています。
「当社で働く方々が運用しているツールの開発支援を行うのが主な業務です。その中で、お客さまが使用している人事システム『COMPANY』の開発リーダーとして、とりまとめを担当しています」
「COMPANY」は株式会社Works Human Intelligenceが提供する総合人事システムで、トランスコスモスが協業しています。今後このシステムを戦略的に展開していく中で、宮田にはリーダーとして重要なミッションが課されています。
「開発の実績がまだ少ない状況ですので、今後の展開に向けて開発の進め方や方法論を確立していくことが求められています。開発リーダーは私にとって初めての役割なので、常に上司に相談しながら進めていますね」
チームには宮田よりも経験豊富なメンバーが在籍していますが、その中でも、独自のリーダーシップを模索しています。
「メンバーは私よりも知見も技術も豊富なので、私が一方的に決定をするのではなく、チームでの会話を重視しています。開発の業務は適切なコミュニケーションがないと間違った方向に進んでしまうリスクが高いですから。メンバー間で話し合いをすることで方向性を見出し、できるだけ認識の齟齬がないように心がけています」
現在の業務は主に在宅で行っていますが、メンバーや上司、クライアントとのコミュニケーションに困ることはないと言います。
「チャットやGoogle Meetを活用して、気軽なコミュニケーションを頻繁に取っています。対面でなくてもスムーズで、内部メンバーとは密にコミュニケーションを重ねています。
具体的には朝一でチームに進捗や今日の予定を確認し、それ以外にも1日に2〜3回ほどメンバーと個別の打ち合わせをしています。週次でお客さまへの報告もありますし、上司にも週1回から毎日、状況に応じて10〜15分程度の報告を行っています」
社内公募で開発職へ転身──学生時代からの好奇心と多彩な経験が導いたキャリアチェン
大学時代、情報学部でプログラミングや心理学を学んでいた宮田は、学生当時からアルバイトを通してさまざまな経験を重ねてきました。
「プールやリゾートホテルでの仕事、携帯電話の説明要員、着ぐるみの中に入る仕事など、短期の仕事を複数経験しました。好奇心が旺盛で、いろんなことをやってみたいという気持ちがあったんです。就職活動でもその話をしたので、面接では、さまざまな職種の提案をいただきました」
就職活動では、開発SE職を志望し、大阪を中心に活動を展開。その中でトランスコスモスと出会います。
「トランスコスモスは職種の幅が広かったことと、他社と比べて福利厚生が充実していたことが決め手でした。もともと開発職志望でしたが、面接で私の経歴を聞いてくださって、別の職種の可能性を提案していただきました」
入社後は東京のBPOセンター亀戸に配属。企業向けPCの初期設定を行うキッティング業務を担当することになりました。
「入荷から設定作業、発送までを担当し、手順書の修正や顧客との調整も行っていました。2年目の終わり頃からは、キッティングチームのリーダーとして複数の顧客対応を取りまとめる立場になりました」
リーダー2人で最大50人規模のチームを管理する業務も経験した宮田。そんな中、社内公募制度を通じて開発職への転換を決意します。
「チームの作業が楽になったり、効率化できたりするツールを作れるようになりたいというのが、最初の動機でした。大学時代に簡単なサイトやツール作成の経験があったこともあり、この方面なら自分にできることがあるかな、という程度の適性は感じていました」
社内公募制度を通じて開発職へ異動した宮田。未経験からのスタートでした。
「キッティングの仕事にはとくに不満はありませんでしたが、もともと開発への興味があり、センター内で働く開発担当者との会話を通じて仕事のおもしろさを感じていました。また、新しい経験を積みたいという想いも芽生える中、社内公募で未経験者でも応募可能な開発職の募集を見つけたことが後押しになりました。
自分の中でこうなりたい、というビジョンがあったので、志望動機を書くことや面談での説明はスムーズにいきました。ただ、未経験者として新卒と同じレベルからスタートするわけなので、異動した後はかなり大変でしたね」
失敗から学び、「標準化」で非効率を改善─チームで協力しながら進める仕事のやりがい
異動して、元々興味を持っていた開発の業務に邁進してきた宮田。VBAやC言語など、さまざまな言語でのプログラミングに挑戦し始めます。
「プログラマーとしてお客さまの元でVBAのツールの改修作業を半年ほど行いました。初めて自分が作ったものが完成し、それがきちんと動いて、お客さまからOKをいただけた時は『やり切った!』という気持ちでした」
現在は人事システム「COMPANY」の開発リーダーとして、2名のメンバーと共にプロジェクトを進めています。リーダーとしての立場は初めてですが、以前のキッティング業務でのマネジメント経験を活かしながら、チームをまとめています。
もちろん、思い通りにいかないこともありますが、そんな中でもやりがいを感じる瞬間があると語ります。
「メンバーと『こうしたらいいんじゃないか』などと相談しながら、なんとか進められている現状にやりがいを感じています。まだまだ手探りの部分も多いですが、チームで協力しながら前に進めていきたいです」
また、開発標準の整備にも力を入れています。
「これまで複数の案件を捌いてきた経験をもとに、必要なドキュメントの種類やお客さまと確認すべきポイントを整理しました。上司に相談しながら、実際の現場で必要な修正点や不足している部分についてアドバイスをもらい、ルールとして整備していきました。
基本的に、一回一回ゼロから考えたくないという気持ちがあるので(笑)、ある程度のフォーマットを用意しておきたかったんです。そうすれば誰でも同じ品質でできるようになりますし、そこを先に作っておきたいという想いで注力してきました」
その結果、要件定義や修正対応工数の削減により、昨年は利益率3%の改善を実現しました。
「じつは担当していた案件の1つがあまりうまくいかなかった経験もあります。その反省を活かして、『次はこういった形でやればうまくいくんじゃないか』と考えて標準化を実行したら、かなりスムーズに進められるように。やはり整備が大事だと痛感しましたね」
周囲の良い部分を吸収したい──未経験からリーダーになった若手が描くキャリアプラン
リーダーとしての経験自体は浅いものの、現在の開発案件のリーダー業務を通じて、自身の成長を実感している宮田。今後のキャリアについても、具体的な展望を描いています。
「私自身はまだ業務経験が少ないので、もう少しいろいろな案件のリーダーとして関わり、今後はどのような案件であっても柔軟に対応できるリーダーになっていければと思っています」
そんな宮田は、周囲の優れた部分を吸収しながら成長していく姿勢を大切にしていると言います。
「特定のロールモデルを定めるのではなく、『この人のこういうところを真似したい』『自分にはこれが足りないから、できるようになりたい』という形で、要所要所で皆さんの良い部分を吸収していきたいです」
働きやすさについても次のように語ります。
「当社は福利厚生も充実していますし、休暇も取りやすいと感じます。また、私がチャレンジしたように社内公募も盛んなので、さまざまなことにチャレンジしやすい環境です。
現在は在宅ワーク中心ですが、周囲とコミュニケーションも取りやすいですし、今回私が初めてのリーダー業務をさせていただいている中でも、上司から『今、困っていることはない?』と聞いてもらえるなど、フォロー体制も整っていますね」
また、現在の部署で働く魅力として、さまざまな案件や技術に触れられる環境があることを挙げ、次のような方に入社してほしいとメッセージを送ります。
「いろいろなお客さまの案件が来るところなので、多様な経験をしてみたい方はぜひ一緒に働いていただけると嬉しいです。生成AIやAWSなど、新しい技術の話も出てきますし、勉強会も定期的に開催しているので、さまざまな知識や技術を身につけたい方に来ていただけるといいなと思います。個人的にはチームリーダーとして活躍したい方も大歓迎です」
チーム内のメンバーやお客さまとのコミュニケーションを大切に、リーダーとしてより成長したい。その想いを持って、宮田はこれからも日々の業務に邁進していきます。
※ 記載内容は2024年11月時点のものです
