スペイン語への情熱と留学体験、そして誠実な人々との出会い
学生時代、私が最も注力したのはスペイン語の能力向上でした。専攻として選んだスペイン語をより深く習得するため、実際に現地での留学を決意しました。言語というのは、教科書や授業だけでは限界があります。やはり、その言語が生きている環境に身を置くことで、本当の意味での語学力が身につくのではないかと考えていました。
留学での経験は、単に語学力の向上だけでなく、異文化への理解や適応力、そして自分自身と向き合う貴重な時間となりました。現地での生活は決して楽なものではありませんでしたが、その分得られたものは計り知れないものがありました。この経験が、後の就職活動や社会人としての基盤になったと感じています。
就職活動では、メーカーを中心に企業探しを進めました。ものづくりという分野に魅力を感じていたのです。様々な企業の説明会に参加する中で、現在の会社と出会いました。その時の第一印象は、とにかく社員の方々が誠実だということでした。会社説明会で出会った様々な社員の方々を見ていると、皆さん真面目で、誠実な人柄が伝わってきたのです。
そして、最終的に入社を決めた決め手も、やはり「人」でした。どんなに素晴らしい事業内容や待遇があったとしても、一緒に働く人たちに魅力を感じられなければ、長く続けていくことは難しいと思っていました。この会社なら、きっと良い仲間と出会え、共に成長していけるのではないかという確信を持てたのです。
新卒研修から営業現場へ~想像を超えた刺激的な環境での成長
入社後は新卒の一斉研修に参加し、その後工場実習も経験しました。研修では会社やグループが非常に大切にしている「後工程はお客様」という考え方を身をもって感じることができました。これは単なる理念ではなく、実際の現場で働く中で本当の意味を理解できた貴重な経験でした。また、体力には自信があったのですが、工場実習を通じて更なる体力の向上を果たすことができました。今思えば、この時の経験が後の営業活動における粘り強さの基盤になったのかもしれません。
研修を終えた後、私は繊維機械事業部の営業部に配属され、布を織る織機という設備の営業に携わることになりました。この部署にはロールモデルになるような先輩上司がおり、日々非常に刺激的な環境で働くことができました。営業という仕事を通じて、お客様のニーズを深く理解し、それに応える提案力を身につけていく過程は、想像していた以上にやりがいのある仕事でした。
実は入社前は、もう少しおっとりとした会社なのかなと思っていました。しかし実際に働いてみると、ギラギラとした方も多くいて、いい意味で刺激を受けることが多くありました。自分はゼネラリストとしてキャリアを歩んでいますが、それぞれの部署でスペシャリスト、ゼネラリストの魅力的な上司先輩がいます。彼らと日々業務を進める中で、自然と目線を上げて活動ができるようになり、このギャップは私にとって非常にポジティブなものでした。当初の想像とは異なる環境でしたが、この刺激的な雰囲気こそが自分の成長を加速させてくれたのだと感じています。
調達業務を通じて見えた成長と学びの軌跡
現在私は繊維機械事業部で、織機と紡機の組立に必要な部品の調達業務を担当しています。具体的には、板金部品や表面処理等を得意とする取引先さんの調達担当として、バイヤーの役割を担い、社内外をつなぐ仕事がメインとなっています。今後も事業が末永く発展するために、QCDのあらゆる面で最善のサプライチェーンを構築することが、私たち部署のミッションです。
この仕事において最も印象に残っているのは、増産対応での成功体験です。詳細については控えさせていただきますが、この経験を通じて調達業務の醍醐味を感じることができました。一方で、異動したての頃は本当に苦労の連続でした。部品ひとつひとつの工法や設備に関して触れる機会がなかった中で調達業務に携わることになり、わからないことが多く戸惑いがありました。専門的な知識が求められる現場で、基礎的な理解が不足していることの大変さを痛感したものです。
しかし、この困難な状況を乗り越えるため、必要と感じたことは自分で積極的に勉強していくことにしました。工法や設備の勉強はもちろんのこと、会社経営の理解を深めるために会計についても自分なりに学びを進めました。調達業務は単に部品を仕入れるだけでなく、会社全体の経営に直結する重要な役割を担っているからです。
学生時代と比べ、自分のどんなところが成長したかと振り返ると、学生時代の特性と一緒だと思いますが、信念をもって働けていることが一番の変化かもしれません。目の前の課題に対して、しっかりとした考えを持ち、責任感を持って取り組めるようになったと感じています。
新たな挑戦への意欲と、共に働きたい仲間への想い
現在のバイヤーとしての経験を積む中で、私は次なるステップへの明確なビジョンを描いています。短期的には、別の品目のバイヤーや企画業務に挑戦してみたいと考えています。今担当している取引先は中小企業が中心なのですが、大きな企業が多い専門品の担当にもなってみたいんです。大きい企業が必ずしも良いわけではありませんが、いろんな経験をしてみたいという気持ちが強くあります。異なる規模の企業との取引を通じて、多角的な視点でビジネスを捉える力を養いたいと思っています。
そして中長期的には、事業を支え、発展させることができる人材になることが私の目標です。単に与えられた業務をこなすだけでなく、会社全体の成長に貢献できる存在になりたい。そのためには、幅広い経験と深い専門性の両方が必要だと感じています。バイヤーとしての経験を基盤に、企画力や戦略的思考力を磨いていきたいと考えています。
採用候補者の皆さんにお伝えしたいのは、この会社には色々な価値観を受け入れる懐の深さがあるということです。多様な背景を持つ人材が活躍できる環境が整っています。また、研修制度も充実しており、成長をサポートする環境が用意されています。
私が考える活躍できる人材は、自分の目標がある人、何かに熱中できる人など、パワーを持った人です。そして今後一緒に働きたいのは、人間として尊敬できる人です。具体的には、誠実さが根底にある中で、何かを推進する力がある人は私にとって魅力的ですし、尊敬できます。そんな仲間と共に、この会社の更なる発展に貢献していきたいと思っています。

