「日本一・世界一を目指す姿勢」に共感して選んだ、自動車販売という道
大学では理学部で地球物理学を専攻していました。地震や火山といった自然災害の発生メカニズムや防災について研究を重ね、気づけば500ページを超える卒業論文を書き上げていました。ひとつのテーマと長期間向き合い、忍耐強く実験を繰り返す経験は、今の仕事にも通じる粘り強さを育ててくれたと感じています。
アルバイトは飲食店と温浴施設で経験しました。どちらも接客が中心の仕事で、お客さまとの会話の中でニーズを汲み取ったり、笑顔や言葉遣いを意識したりと、対人スキルを磨く毎日でした。当時は「アルバイトだから」と軽く考えていた部分もありましたが、今振り返ると現在の仕事に活きていると実感しています。
就職活動では、大学での専攻を活かせる分野として、電力会社などのインフラ企業や、地質・防災コンサルティング会社を中心に探していました。一方で、もともと車の運転が好きだったこともあり、自動車販売会社にも目を向けるようになり、メーカーを問わず複数社を検討していました。理系の専門知識を活かすキャリアだけにこだわらず、自分が好きなものに関わる仕事も真剣に考えようと思ったのが、自動車販売を志望先に加えたきっかけです。
トヨタモビリティ東京に初めて接したとき、まず感じたのは「東京という巨大なマーケットで最前線の販売をしている会社」という印象でした。インターンシップに参加した際には、スタッフの方々が皆、生きいきと仕事に向き合っている雰囲気が伝わってきて、自分もここで営業スキルを磨いていけると強く感じました。
入社の決め手は大きく二つあります。1つ目は、4つの販売店が合併して誕生した会社として、日本一・世界一の規模のディーラーで働いてみたいと思ったからです。また大きなビジョンを掲げて前進しようとする組織の中に身を置いてみたいと思いました。2つ目は、トヨタ自動車の直営ディーラーであるという点です。自動車産業の最先端の動きを、他の販売店よりも身近に感じられる環境があると考え、その可能性に強く惹かれました。「ここなら自動車販売のプロとして成長しながら、業界の変化を肌で感じられる」という期待を胸に、入社を決意しました。
「概ねイメージ通り」と言い切れる、レクサスでのライフコンサルタントの歩み
入社後はまず、社会人としての基礎を固める研修から始まりました。社会人としての常識やマナーを改めて学んだほか、お客さまの立場に立って物事を考えるトレーニングも行いました。相手の気持ちを想像しながらコミュニケーションをとるという姿勢は、今も接客の根幹にある考え方です。また、レクサスの営業スタッフとして欠かせない車両知識を習得する研修も充実していました。クルマの性能や特徴をしっかり理解したうえでお客さまにご提案できるよう、基礎からしっかりと学んでいきました。
研修を終えた後、私は現在もレクサスの販売店でライフコンサルタント(お客さまの生活スタイルや価値観に寄り添いながら、最適な車両をご提案する営業職)として勤務しています。入社時から担当は変わっていませんが、キャリアの途中で配属店舗の異動を経験しました。
異動というのは、慣れ親しんだ環境や関係性から離れることでもあります。それまで商談を続けてきたお客さまと突然お別れになるかもしれない、という不安も正直ありました。ところが、異動先の店舗でも引き続き担当させていただけることになったお客さまがいらっしゃいました。「あなたから購入したい」と、わざわざ異動先まで足を運んでくださったのです。
そのときの気持ちは、今でも忘れられません。自分のこれまでの仕事が認めてもらえたような感覚があり、純粋にとてもうれしかったです。と同時に、それだけ信頼していただいていたお客さまの期待に、これからも応え続けなければならないという気持ちも強く持ちました。信頼関係というのは、一朝一夕で築けるものではありません。日々の積み重ねが、こうした形で返ってくるのだと実感した出来事でした。
入社してから今日まで、自分が思い描いていた仕事が概ねできているという実感があります。「思ったより大変だった」「イメージと違った」という話はたまに聞きますが、私自身はレクサスという環境のなかで、自分がやりたいと思っていた接客や提案の仕事に真摯に向き合えていると感じています。その点においては、入社前に描いたビジョンとのギャップはほとんどなく、むしろ恵まれた環境で仕事ができていることに、日々ありがたさを感じています。
年間100台以上の達成感と、「お客さまの立場に立つ」ことの難しさ
現在、私はライフコンサルタント(営業職)として働いています。日々の業務は多岐にわたり、車を購入いただいたお客様への定期点検のご案内やご機嫌伺いといったアフターフォローはもちろん、新たなご購入に向けた商談や納車まで一貫して担当しています。部署のミッションは、ご来店されるオーナー様に精一杯のおもてなしを行い、特別な体験と安らぎをお届けすること。その言葉を胸に、毎日お客さまと向き合っています。
チームの中では主任という立場を担っており、店舗全体のリーダーシップを取りながら後輩スタッフの見本となるよう意識しています。自分の行動や姿勢が後輩に直接影響するという緊張感は今でも変わらず持ち続けています。
仕事を続ける中でとくに達成感を覚えた出来事のひとつが、年間で100台以上の車を販売できたことです。現在は個人の販売台数という概念自体がなくなりましたが、当時その数字を達成したときは、積み重ねてきた努力が形になったと感じ、強い充実感がありました。数字として結果が見えるからこそ、自分の仕事が確かな手ごたえを持って感じられた瞬間でした。
一方で、苦労したこともあります。営業の現場では、複数のお客さまの対応が重なって忙しくなることも少なくありません。自分では精一杯動いているつもりでも、お客さまからすれば「待たされている」という事実だけが残ります。お待たせしてしまったことで、お叱りをいただくことも多々ありました。
最初のうちは「自分はちゃんと動いている」という気持ちが先に立ってしまい、お客さまの視点に立てていなかったと今では振り返ります。お客さまにとって自分の都合は関係ない。その当たり前のことを、頭ではなく心から理解できるようになるまでには、かなりの時間と経験が必要でした。失敗を重ねながら少しずつ、お客さまの立場で物事を考える姿勢が身についていったと思います。
そうした経験を経て、もうひとつ大きく成長を感じているのがコミュニケーションスキルです。学生時代は初対面の人と話すことに苦手意識があり、どこか距離を置いてしまうところがありました。しかし今では、初めてお会いするお客さまとも自然に会話できるようになっています。毎日さまざまなお客さまと接し続けることで、少しずつ自信がついてきたのだと思います。苦手だったことが仕事を通じて変わっていく——その実感こそが、この仕事を続けるやりがいのひとつになっています。
「100年に一度の変革期」の最前線で、自分だけの武器を磨き続けたい
短期的な目標としては、電気自動車の販売台数を向上させることに力を注いでいきたいと思っています。そのために、積極的に勉強会や発表会へ参加することを意識しています。電気自動車はまだ市場としての発展途上にある部分も多く、最新の情報や技術動向をいち早くキャッチアップすることが、お客さまへの提案力につながると感じています。学ぶことを止めてしまった瞬間に、この急速に変化する業界の流れに取り残されてしまう、そんな危機感も正直あります。だからこそ、日々の情報収集や自己研鑽を怠らないようにしたいと思っています。
中長期的な目標を考えたとき、自分が置かれている環境の大きさを改めて感じます。自動車業界は今、「100年に一度の変革期」と称されるほどの大きな転換点を迎えています。電動化や自動運転技術の進化など、これまでの常識が大きく塗り替えられようとしているこの時代に、その最前線で仕事ができているということは、本当に貴重な経験だと思っています。この変革の波をただ眺めるのではなく、その中に飛び込んで、新しい知識や経験をたくさん吸収し、自分の武器として磨いていきたいというのが、私の中長期的な目標です。
最後に、これから入社を検討されている方へお伝えしたいことがあります。まず、この会社の魅力としてお伝えしたいのは、働き方の多様性と充実した福利厚生です。営業職に限らず、さまざまな形で活躍できる環境が整っており、自分に合ったスタイルで長く働き続けられる土台があります。安心して仕事に集中できる環境は、成長を後押ししてくれる大きな要素だと感じています。
活躍できる人物像としては、人と話すことが好きな方や、相手や状況に応じて自分のコミュニケーションスタイルを臨機応変に変えられる方が向いていると思います。営業の場面では、相手によってアプローチをがらりと変える必要があることも多く、柔軟な対応力は大きな強みになります。また、個人としての成果だけでなく、チームで目標を達成することに喜びを感じられる方にとっては、特にやりがいを感じられる職場だと思います。自動車に対して高い関心を持っている方であれば、その熱量をそのままエネルギーに変えて活躍できるはずです。変化の多い時代だからこそ、一緒に学び、一緒に成長していける仲間と働けることを楽しみにしています。
