快適な空間を創造する、計装のスペシャリストたち
私たち計装事業部は、建物に快適な空間を実現することをミッションとしています。具体的には、お客様であるサブコンに対して、設計から見積もり、そして現場作業まで一貫して携わっています。また、既存の建物に対しては省エネ提案というコンサルティング業務も行っています。
私は営業として、まずサブコンへの積算対応から始まり、お客様との金額交渉、そして技術部が現場に入る前の事前対応まで、幅広い役割を担当しています。とくに改修工事の案件では、お客様の要求事項に対してより良い提案を行うことを心がけています。
事業部は大きく分けて、新築を担当する営業部と技術部、既設の案件を担当するソリューション部の3つの部門で構成されています。各部門にはそれぞれの特徴があります。営業は対話力が求められるため、コミュニケーションを得意とするメンバーが多くいます。技術部には、現場でサブコンと対等に渡り合えるだけの知識と強さを持ったメンバーがそろっています。そしてソリューション部は、エンドユーザーと直接やり取りする機会が多いため、丁寧な説明力と優れた提案力を持つメンバーが集まっています。
私たち営業部は、技術部とソリューション部の橋渡し役も担っています。例えば、中央監視の更新やそれに伴うコントローラーの更新といった案件では、新築部隊よりも改修を専門とするソリューション部門の方が適している場合があります。そういった際には、適切な部門への橋渡しを行い、最適な対応ができるよう調整しています。
チーム間の連携も密に行っており、毎週金曜日の朝会では、その週の活動報告や相談事項の共有を行っています。重要案件については、打ち合わせ後に逐一報告を入れるなど、きめ細かな情報共有を心がけています。また、業務外でもゴルフや仕事終わりの飲み会などを通じて、良好なコミュニケーションを図っています。このような関係性があるからこそ、各部門との円滑な協力体制が築けているのだと感じています。
成長と共に歩んだ計装事業部の軌跡
計装事業部は、空調事業部との連携を強化し、建物に関わるサービスをワンストップで提供したいという思いから発足しました。私が入社したのは2016年のことです。当時の東テクは東証二部上場もしていない会社で、扱う現場規模も比較的小さく、「これから」という印象が強い会社でした。しかし、その分将来への期待も大きく、会社の成長に携われることに胸を膨らませていました。
入社当初は、先輩方と一緒に小規模な物件を担当することから始まりました。上司からは「計装工事の営業をするには現場を知らなければならない」という指導を受け、小規模な現場を1人で任せていただき、実務経験を積ませてもらいました。この経験は、後の営業活動に大きく活きることになります。
私の仕事の規模は徐々に大きくなっていき、現在では会社にとって重要度の高い大型案件を任せていただけるようになりました。入社当時は数百万円程度の案件を扱っていましたが、5年、6年と経験を積むにつれ、数千万円から数億円規模の物件を担当するようになっています。
とくに印象に残っているのは、ほとんど取引実績のなかったお客様との出会いです。会社として是非とも獲得したい大型案件があり、私がその担当となりました。毎日のように足を運び、まずは私という人間を覚えていただくところから始めました。地道な努力が実を結び、最終的には受注することができました。今では、そのお客様とは親密な関係を築くことができ、ゴルフに誘っていただくほどの仲になっています。</p><p>このように、計装事業部の成長と共に、私自身も成長させていただきました。時には
このように、計装事業部の成長と共に、私自身も成長させていただきました。時には見積もりの見落としなど、苦い経験もありましたが、そこから学んだことが今の私の強みになっています。見積もり作成時の積算部隊への指示や、完成した見積もりの確認において、特記事項等をしっかりと明記するなど、失敗を教訓に改善を重ねてきました。
チーム全体を見据えた成長とやりがい
私たちの仕事は、1つの案件に対して長期的に関わることができる点が特徴的です。営業として案件を受注した後も、技術部に引き継いでからも継続的に現場に足を運び、進捗確認や調整を行っています。
とくに最近は、技術部の人手不足という課題に直面していますが、だからこそ営業としても事前対応を心がけ、技術部への引き継ぎがスムーズに行えるよう工夫しています。「彼が担当していてよかった」と言ってもらえるような仕事をめざしているんです。
そうした努力が実を結び、技術部の担当者が現場の所長と良好な関係を築き、次の案件でも「同じペアで担当してほしい」とリピートをいただけることがあります。これは私たち営業にとって最高のやりがいですね。
チーム全体を見据えた仕事も大切にしています。自分の数字だけでなく、営業部全体の推移、さらには技術部の売上推移なども意識しながら受注活動を進めています。会社がターゲットとしている重要案件については、細かい情報でも逐一上司に報告するようにしています。
後輩の育成にも力を入れています。大型案件に取り組む後輩には積極的に声をかけ、進捗を確認するようにしています。上司への報告の前に事前チェックを行うなど、きめ細かいサポートを心がけています。
確かに、営業として現場に携わり続けることには課題もあります。技術部と違って常に現場にいるわけではないので、進捗を把握し続けることは簡単ではありません。しかし、現場担当者と密に連絡を取り、要所要所で確認を行うことで、現場への訪問時に「何も知らない」という状況を作らないよう工夫しています。
このように、営業部と技術部が一体となって案件に取り組み、お客様との信頼関係を築いていくプロセスに、私は大きなやりがいを感じています。チーム全体の成長を見守りながら、自分自身も成長していける。そんな環境で働けることを誇りに思っています。
未来への挑戦 ~限られた人員でも高みをめざして~
計装事業部として、これからも大きな挑戦を続けていきたいと考えています。現在は限られた人員での施工対応が必須となっているため、携われる物件の規模にも自ずと制限が生まれてしまいます。しかし、人員が増えれば、日本のランドマークとなるような大規模建築物にも携わることができるようになるはずです。そういった今は手の届かない物件にも、将来的には挑戦していきたいと考えています。
会社への貢献という点では、空調事業部と比べると売上規模では及びませんが、私たち計装事業部は売上の利益率にこだわった仕事を心がけています。具体的には、予算に対して機器等の仕入先を見直したり、相見積もりを取るなどして、より良い数字が出る選択肢を採用しています。また、様々なメーカーから出される便利な工具や新工法にも注目し、現場での活用を積極的に検討することで、1%でも2%でも利益率の向上に繋げられればと考えています。
組織づくりの面では、新入社員への教育はもちろんのこと、5年目、6年目といった中堅層へのフォローも充実させていきたいと考えています。建築業界全体で中堅層が不足している現状がありますが、そこをしっかりとフォローできる組織が理想だと思います。現在、新入社員に対してはチューター制度を設けていますが、中途入社の社員へのフォロー体制はまだ十分とは言えません。とくにチューターを務める5、6年目の社員は退職のリスクが高い時期でもあるため、そこへのケアを強化していく必要があると感じています。
これから入社してくれる人材には、何より向上心を持った方に来ていただきたいと思います。得た知識を活かして、自分でできる仕事を考え、受動的ではなく能動的に動ける人材に成長してほしいと願っています。私たちは、そういった人材の成長をサポートできる組織をめざして、これからも歩みを進めていきます。

