チームスポーツと出会いが育んだコミュニケーション力
子どもの頃から私は社交的な性格で、友達と外で遊ぶことが大好きでした。とくに夢中になっていたのは、スポーツです。サッカーやバスケットボール、水泳など、体を動かすことが何よりも楽しみでした。その中でも、小学校から大学まで一貫して続けてきたのがサッカーです。
チームスポーツを通じて、多くのことを学びました。とくに印象に残っているのは、チーム一丸となって試合に勝った時の爽快感です。この経験を通じて、チーム内での自分の役割を理解し、メンバーとのコミュニケーションの取り方を自然と身につけることができました。
大学では先進工学部環境化学科に進学し、機能材料工学研究室で学びました。この専攻を選んだ理由は、身の回りに捨てられているエネルギーを活用し、SDGsやカーボンニュートラルに貢献したいという思いがあったからです。
学生時代は勉強とサッカー、そしてアルバイトの三足のわらじを履いていました。とくに印象深いのは、居酒屋でのアルバイト経験です。初対面のお客様と話す機会が多く、最初は緊張しましたが、次第にコミュニケーションを取ることが楽しくなっていきました。テスト期間中にシフトが入ってしまい、勉強との両立に苦労することもありましたが、気合いで乗り越えました。
振り返ってみると、幼い頃からの社交的な性格と、サッカーを通じて培ったチームワーク力、そして居酒屋でのアルバイトで磨いたコミュニケーション能力は、現在の仕事にも大きく活きていると感じています。人と関わることが好きな性格は、多くの友人関係を築くことにもつながり、学生時代を通じて私の強みとなっていきました。
就職活動を経て、新たな一歩を踏み出す
就職活動では、設備系の施工管理職を軸に企業を探していました。正直なところ、給料が高水準だということが魅力的だったというのが第一の理由です。でも、それだけではなく、実際に企業を見ていく中で、自分の価値観に合う会社を見つけることができました。
とくに印象に残っているのは、インターンシップと先輩社員との座談会での経験です。その時に感じた会社の雰囲気が、入社を決める大きなきっかけとなりました。先輩社員の方々が、とてもざっくばらんに話してくれて、職場の雰囲気の良さや風通しの良さを肌で感じることができました。
また、一部上場企業という安定性も魅力的でしたが、それ以上に自宅から近く、転勤が少ないという点も私にとっては重要でした。実は、就職活動と並行して研究も忙しい時期だったので、早めに進路を決めたいという思いもありました。そんな中で、早期選考で内定をいただけたことは、本当にありがたかったです。
入社が決まってからは、充実した研修期間を過ごすことができました。ビジネスマナーや技術研修はもちろんのこと、ボランティア活動やメンタルヘルスケアまで、幅広い内容の研修プログラムが用意されていました。とくに研修の雰囲気が自分に合っていると感じられたことも、入社後の不安を和らげてくれました。
就職活動全体を振り返ると、長く就活を続けるつもりはなかった私にとって、早期に内定が決まったことは本当に幸運でした。残りの学生生活を研究に集中して過ごせたことは、かけがえのない経験となりました。入社後も同じ部署で継続して働いていますが、この選択は間違っていなかったと実感しています。
成長と責任を実感する日々の現場管理
現在は東京計装事業部の技術部に所属し、新築現場の施工管理を担当しています。今携わっている案件は、東テク史上最大規模の物件で、10人体制で取り組んでいます。私は複数のフロアの管理を任されており、日々緊張感を持って業務に当たっています。
各フロアで別々の作業が同時進行している状況下では、工程感を頭に入れながら管理することが重要です。職人さんたちとの連携を密にしながら、品質を確保し、安全な作業環境を維持することを心がけています。
入社2年目で担当した原宿の商業施設の工事は、私にとって大きな転換点となりました。とくに苦労したのは、天井内の配線配管の美観です。お客様から「天井内が見える設計のため、配線配管をきれいに施工してほしい」という要望があり、職人さんたちと綿密なコミュニケーションを取りながら、的確な指示を出すことに注力しました。
もちろん、失敗から学ぶこともありました。自分の担当現場で、屋上の制御盤の電源線を引く指示を忘れてしまい、職人さんに厳しく指摘されたことがあります。この経験から、図面の確認を怠らないこと、そして自分の言葉に責任を持つことの大切さを痛感しました。
入社してからとくに成長を感じるのは、コミュニケーション能力です。お客様と良好な関係を築き、和やかな雰囲気で仕事を進められるようになりました。また、予期せぬ事態が発生しても、臨機応変な対応ができるようになってきたと実感しています。
長期の工事では、時には厳しい局面もありますが、余裕が生まれた際にはメリハリをつけて仕事を進めるよう心がけています。労働環境の改善や品質向上、そして何より労災事故ゼロをめざして、日々の業務に取り組んでいます。
未来への挑戦 ―めざすリーダー像と後輩たちへのメッセージ
目の前の目標として、第二種電気工事士と1級電気工事施工管理技士、そして計装士の資格取得をめざしています。これらの資格を持っていることで、お客様であるサブコンからの信頼を得やすくなります。施工管理の仕事では、さまざまな方々との信頼関係が何より大切です。
さらに30代では、大規模現場の代理人と管理職というポジションにも挑戦したいと考えています。めざすリーダー像は、周りをよく見ていて相談事をしやすい存在。私自身、上司や先輩方から多くのサポートをいただいてきましたので、今度は後輩たちが気軽に相談できる存在になりたいですね。
当社の魅力は、何といっても風通しの良さです。上司も部下も関係なく、楽しく冗談を言い合える関係性があります。また、重い失敗や相談事でも、すぐに受け入れてくれる雰囲気があるんです。実際、週1回のミーティングでは小さなミスでも共有し合うことで、被害を最小限に食い止められた経験もあります。
これから入社を考えている方には、学ぶ姿勢と変化への柔軟な対応力を持っていてほしいですね。チームワークを大切にしながらも、積極的に行動できる人が向いています。私たちが求めているのは、「いい意味でバカな人」。つまり、明るく、悩みすぎず、ポジティブな姿勢で仕事に取り組める方です。
計装の仕事は確かに専門的で、最初は戸惑うことも多いかもしれません。でも、私自身が機能材料研究室出身でありながら、この仕事に携わり成長できているように、電気電子・機械系以外の方でも十分に活躍できるフィールドです。大切なのは、新しいことに挑戦する意欲と、チームで協力しながら目標に向かって進んでいく姿勢。そんな方々と一緒に働ける日を、心待ちにしています。

