「先輩たちは、いつから就活を始め、どのような経験を通じて行きたい会社に出会い、決断したのか?」──そんな疑問を持つ就活生に向けて、24卒・25卒の先輩たちのリアルな就活体験をお届けする本企画。
今回は24卒で、DXCテクノロジー・ジャパン(以下、DXC)に就職された谷川 美優さんに、どう自身のキャリアを見つけ、就職先を選んだのか、そのプロセスを詳しくお聞きします。
<プロフィール>
DXCテクノロジー・ジャパン
谷川 美優さん
【出身地】
岐阜県
【大学・学部】
東洋大学 経済学部 総合政策学科 2024年卒業
【ゼミ・研究室】
あらゆる社会の諸課題に対して政策提言により解決を図るゼミに所属し、災害に対する対処や教育などをテーマに研究
【アルバイト】
塾講師、持ち帰り寿司のスタッフ
<就活でのtalentbookの使い方>
【企業研究】
「グローバルな環境でさまざまなバックグラウンドを持つ方が在籍している」といった特徴などを、DXCの記事を読むことで具体的なイメージを持って理解した
【面接対策】
DXCの記事に記載されていた「求める人物像」をもとに、面接で伝えるエピソードを選定
【就活のモチベーション維持】
DXCの記事で語られていた先輩社員の話をもとに、入社後の自分をイメージし、選考中のモチベーションを高めた
<就活のスケジュール>
大学2年生の2月から就活スタート。知名度のある企業やメーカーに興味
──就活はいつから始めましたか?
大学2年生の2月です。大学3年生の5月から11月の半ばまでゼミの研究が本格化することが予想されていたため、スタートダッシュを早めに切りました。最初は、大学が開催する企業説明会に参加し、さまざまな業界の説明を聞いていました。
──当初興味を持っていた業界や企業、職種を教えてください。
漫画やドラマへの関心が強く、また普段から絵を描いていて物づくりの仕事に興味があったこともあり、当初は、文房具やエンタメのグッズを扱うメーカー、知名度のある企業を中心にチェックしていました。
職種については、営業職よりも自分のアイデアで何かを創造していく仕事に興味がありました。大学のゼミで政策提言の研究をしており、アイデアをもとに課題を解決し、社会をより便利にすることに携わってきた経験が影響しています。
インターンシップで出会ったDXC。お客様視点の大切さを学んだ
▲DXCのインターンの様子(谷川さんが参加した2022年はコロナ禍のためオンラインで開催)
──大学3年生の夏はどんなインターンに参加されましたか?
すべてオンラインで、1Dayのインターン2つと、現在の就職先であるDXCの3Daysのインターンに参加しました。
──インターン選びの基準を教えてください。
IT業界やコンサル業界を中心に、企業を絞っていきました。就活当初興味のあったメーカーは、説明会で営業職がキャリアのスタートになることが多いと知り、自分のキャリアイメージとは合わないように感じていました。
一方で、大学3年生の6月ごろからゼミの研究を通じて、地域創生や金融、災害、介護、教育などさまざまな課題の解決策の1つとしてITが挙げられることを知りました。そこで、自分が技術を開発する側になれば、さまざまな問題を解決できると考え、IT業界に興味を持ち始めたんです。
また、コンサル業界も同様にITを含めた課題解決ができる点で興味を持ちました。
──インターンで印象に残っていることを教えてください。
大学推薦で参加したDXCのインターンが印象に残っています。「あるクライアントの休日プランづくり」をテーマにワークを行い、お客様視点で課題解決に取り組む大切さや、そのための技術を学びました。
また、社員同士が役職名などではなく、名前を「さん」付けで呼び合う文化があることを知ったり、担当者の方が、グループワークを終えた後に改善点や良かった点など、建設的なフィードバックをしてくれたりと、人の良さを感じられたインターンでした。
──秋や冬にもインターンには参加されましたか?
大学3年生の1月ごろにIT業界を中心に1Day形式のインターンに2社ほど参加しました。
ソリューション提供、待遇、キャリア──企業選びの3つの軸
▲就活時は、LINEに自分の考えをまとめていた。息抜きはカフェでのコーヒー
──企業の選考はいつから受け始めましたか?
選考は、大学3年生の12月の半ばごろから受け始めました。合計で、IT業界の企業10社程度の本選考にエントリーし、2社から内定をいただきました。初めて内定をいただいたのは、3月上旬でした。
──このころには志望業界や職種は決まっていましたか?
はい。IT業界かつ、エンジニアを志望していました。理由は主に2つあります。
1つめは、「ものづくりが好き」という気質に合っていたからです。私は絵を描くことが好きなのですが、プログラム言語の文法を学んで実際にプログラミングしていく中で、エンジニアの仕事が絵を描くことと似ていると感じました。
2つめは、技術力があれば、さまざまな課題解決ができると考えたためです。大学3年生の6月ごろは、コンサルタントと迷っていたのですが、調べていく中で夏が終わるころには、「技術力がある方が将来的な強みになる」と考えるようになりました。
──企業選びの軸はどう設定していましたか?
企業選びの軸は主に3つありました。
1つめが、パッケージ製品だけでなく、ソリューションを提供できる企業であること。パッケージ製品を持つ企業は、どうしてもその製品の販売に意識が向きやすく、本当の顧客ニーズに応えられない可能性があると考えていました。
2つめが、待遇。具体的には、年間休日が123日以上であることと、給与水準を重視しました。年間休日に関しては、学生時代にアルバイトや研究で土日も忙しい生活を送っていたこともあり、土日や祝日は休めるような会社で働きたいと考えていました。
3つめが、キャリアです。将来のライフイベントも考慮し、結婚や出産後のキャリア復帰、子育てと仕事の両立が可能な環境も重要な判断基準としていました。
──就職先にDXCを選んだ決め手はなんですか?
私が大切にしていた待遇やキャリアの軸を満たしていることに加え、お客様に最適なソリューションを選んで提供できる点がDXC入社の最大の決め手です。
私は、自分たち視点ではなく、相手視点で考えることを、働く中でも大切にしたいと考えていました。大学時代、ゼミで提案をした際に、教授から「それは自分たちにとって都合が良いからやっていないか?」としばしば指摘されていたんです。そうした意識が身についていたからこそ、DXCの環境に強く魅力を感じました。
また、選考過程では私の質問に対し、人事の方から忌憚のない回答をしてもらえていましたし、2次、3次でのマネージャーとの面接も、自分の研究や過去の判断軸など、私自身の人間性に興味を持ってくれていると感じられる、充実した選考体験でした。だからこそ、納得して内定を承諾できたと思っています。
研究の日々、就活への焦り。研究仲間とともに就活を前に進めていった
──就活で大変だった時期を教えてください。
大学3年生の11月ごろです。当時の私は、研究に時間を割く必要があり、就活に本腰を入れて取り組めない状況でした。空き時間を駆使して選考対策などはしていたものの、周りの学生が内定をもらうなど、着実に就活を進めている状況に焦りを感じることもありました。
──そうした日々をどう乗り越えられたのですか?
私なりにメンタルコントロールのための工夫を2つ行っていました。
1つめは、研究仲間と一緒に就活を進めることです。自分だけでなく周囲も焦りを感じていたこともあり、同じグループの3人で、研究の合間に就活の情報共有や自己PR作成、長所・短所のフィードバックなどを行いました。
2つめは、逆求人サイトに登録してスカウトをもらうこと。スカウトをもらうことで、焦る気持ちを落ち着かせることができました。
──反対に、モチベーションが上がった時期はありましたか?
DXCの2次面接後です。実は、DXCは第1志望だったにも関わらず、1番最初に選考を受けた企業だったんです。そのため、1次面接は私としても初めての面接で緊張してしまい、うまく話せなかった反省がありました。
そんな中で臨んだ2次面接では、面接官のマネージャーが非常に親身に話を聞いてくれた上、高く評価をしてくれた実感が持てて、今までの努力が報われたと感じられたんです。
失敗してもいい。だから挑める。めざす先は組織力の最大化~マネージャー紹介v.10~▲2次面接を担当したマネージャー
talentbookを読み、面接で伝えるエピソードの方向性を決めた
──就活では、talentbookをいつ活用していましたか?
主に、面接対策や企業研究です。
面接対策としては、「採用担当へ10の質問」というシリーズ記事を重点的に読み込み、企業が求める人物像の理解に努めました。シリーズVol.1の記事には「チームワークを大切にできるプロアクティブな人材」という要件が書かれていたため、研究やアルバイトでのチームワークに関するエピソードを意識的に準備し、面接で伝えていました。
DXCの採用担当者へ10の質問 vol.2▲選考対策で読んでいた記事「DXCの採用担当者へ10の質問 」シリーズ
企業研究としては、「グローバルな環境でさまざまなバックグラウンドを持つ方が在籍している」といったDXCの特徴などを、記事を読むことで具体的なイメージを持って理解できたと感じています。
また、DXCの記事を読むことは、就活のモチベーションにもなっていました。たとえば、エンジニアの方々や、プライベートと仕事の両立に関する内容の記事は、自分の将来のキャリアイメージを描いたり、「こういう未来が自分に待っているから選考も頑張ろう」と自分を鼓舞したりするのに役立ちましたね。
▲「育児をしながら働く社員」や、「グローバルに働く社員」など、DXCのコンテンツでは、入社後の実際の働き方を知ることができる
自分に合ったやり方で、就活を楽しんでほしい
▲2024年 DXC入社式
──今後のキャリアビジョンを教えてください。
現在は企業の技術支援を担当していますが、将来的には技術力を向上させ、開発設計フェーズにも関われる存在をめざしています。長期的には、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーのようなお客様と直接コミュニケーションが取れる仕事がしたいと考えています。
──入社してみて感じるDXCの魅力は何ですか?
入社前後のギャップがないところです。実際に働いてみて、周囲の方々の優しさや質問しやすい環境を実感しています。興味のある分野に積極的に参加できる機会があり、ファミリーイベントなど業務外での和やかな雰囲気も魅力の1つです。
また、外資系企業だと、競争が激しいイメージもあるかと思いますが、DXCの場合はそれがなく、安心して人間関係を築けます。グローバルな環境で働きたいけれど英語に自信がない方でも、エンジニアとして活躍できる環境が整っていると感じています。
──最後に就活生に向けてメッセージをお願いします。
まず「就活を楽しんでほしい」と思います。就活は、まとまった時間で自分の話を人に聞いてもらえる貴重な機会です。研究、アルバイトなど、これまでの経験が報われる場になるはずです。
また、情報の取捨選択も重要で、必ずしも多くの企業にエントリーする必要はありません。私の場合、自主的なエントリーは1社のみで、他はスカウトの中から興味のある企業を選んで連絡を取るという方法を選びました。それぞれが自分に合った就活の進め方を見つけることが大切だと考えています。
最後に、就活を始める際は、まずは行動してみることをおすすめします。とくに、大学のキャリアセンターへ足を運ぶことと学内での企業説明会への参加は重要です。キャリアセンターは自分の大学の学生のことをよく理解してくれています。私自身、2週間に1回程度はキャリアセンターを訪れ、エントリーシートの添削や相談を受けていました。
また学内での企業説明会は、その大学の学生に興味を持って企業が来てくれているため、参加する価値が高いと考えています。考えすぎずに、まずは1歩を踏み出すことから始めてみてください。それが、自分に合った就活のスタイルを見つける第1歩になると思います。
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※ 記載内容は2025年3月時点のものです
