一貫した業務を通して、お客さまの信頼関係を構築するための“心がけ”
東京第2事業部・営業6部で部長を務める市川 渉。特定の分野に留まらず、幅広い領域のお客さまを担当しています。
「大型書店や不動産サービス店を中心に、エンターテイメント系やアパレル・各種専門店、ホテルなどさまざまな物件を手掛けています。
スペースではあえて分業制を敷かずに、打ち合わせから設計、積算・契約、発注・制作、施工管理、さらには引き渡し後のメンテナンスまでを1人の担当者が行っています。担当者が変わらないからこそ、打ち合わせでなんとなく出た発言でも、デザイン設計や積算に盛り込み、お客さまにとってより良い提案をすることが可能です。その積み重ねが、お客さまの満足度につながると考えています」
設計や施工の進め方は、お客さまの業界や業態によってさまざまです。相手のニーズを一番に考え、それぞれの特性をふまえた柔軟な対応や提案を行うことも重要だと言います。
「どんな場面でも『お客さまが何を求めているのか?』を一番に意識し、相手の心の距離に合わせたコミュニケーションを取るようにしています。過度な遠慮や堅苦しい雰囲気はどうしても伝わってしまいますし、形式的な会話だけでは良い打ち合わせや成果は得られません。自分を飾ることはせず、本音でざっくばらんに話せるような信頼関係の構築を心がけています」
2024年には営業6部の課長から部長に昇格した市川。現在は、各プロジェクトの進行管理を行いながら、メンバーのマネジメントや育成、モチベーションの向上にも注力しています。
「仕事の依頼を受けた時は、メンバーの経験を考慮して担当を割り振っています。たとえば、設計事務所でデザイン経験のある中途入社の社員にはその強みを活かせそうな案件を、まだ不慣れな新入社員には経験値を積んでスキルアップができそうな案件をアサインしています。いかにしてメンバーそれぞれに最大限のパフォーマンスを発揮してもらうかを意識しています」
アパレル企業への出向や多様なプロジェクトで、自己研鑽に励んだ日々
市川は2007年に新卒でスペースに入社しました。
「最初は大手飲食チェーン店のチームで働きました。その後、アパレル店舗の担当者として経験を積みました」
今でこそ部を牽引する立場にある市川ですが、当時は苦労も多かったと振り返ります。
「入社してしばらくはミスやトラブルを起こすことが続き、思うようにいかないことが多かったです。『自分には向いていないのかな』と落ち込んだ時期もありました。
そんな中でも、5年目頃にふと視界が開けた感覚があり、仕事が一気におもしろくなると同時にやりがいも感じるようになりました。入社当初はピンポイントで業務を捉えてしまっていましたが、徐々に全体を俯瞰して、どの業務がどのようにつながっているのか、一貫した業務の流れを理解しながら仕事を進めることができるようになったんです。
仕事への向き合い方も変わっていきましたね。ミスをしないことよりもミスをリカバリーする手立てを考えるなど、ポジティブに自分に合った仕事の進め方を模索するようになりました」
そんな市川にとって大きな転機となったのが、大手アパレルブランドへの出向でした。
「一度担当させていただいたお客さまへの出向の打診があり、成長の機会になればと二つ返事で承諾しました。自ら希望した出向ではありませんでしたが、今思うと、とても価値のある経験だったと感じます。
出向中はアパレル企業の店舗開発の業務に奔走しました。新規出店の検討を含め川上工程から携わることができたことで、出店者側の視点や気にするポイント、思いをダイレクトに学べたのは大きかったですね。その後の仕事にも活きていますし、自分自身の強みの1つにもなっていると思います。
当初は1年契約の予定だったんです。それが契約更新をしていただき3年間の出向期間になりました。自分のやってきた仕事を評価してもらえたのかなと、自信にもつながる経験でした」
出向期間を満了した後も、市川は課長として同プロジェクトを牽引。さらに現在のメイン顧客となっている大型書店や不動産サービス店へと担当領域を拡大して今に至ります。
「出向経験も含め、これまで多様な業界業種のプロジェクトに携わってきた経験は、自分のアドバンテージとなっています。過去に培ってきたノウハウを活かした提案ができたり、お客さまの新たな挑戦にもスピード感を持って伴走できたりと、いいシナジーが生まれているのを感じますね」
長期にわたり顧客と伴走しながら、ビジネスの成功をサポートする
現在の仕事の難しさについて、市川は次のように語ります。
「一貫した業務では、デザインにおいてはクリエイティブな思考、積算においてはロジカルな思考が求められます。左脳と右脳を切り替えるような感覚で、日々の業務に取り組むため、最初は難しさを感じましたが、タスク管理を意識することで、切り替えがスムーズになりました。
また、業務ごとに優先順位をつけて思考をリフレッシュすることで、より効率的な仕事を心がけています」
一方で、一貫して携われることがスペースで働くやりがい、そしておもしろさにつながっていると言います。
「最初から最後までお客さまと伴走しながらいい店舗・空間をつくりあげ、ビジネスを成功させていく。その喜びは何よりのやりがいです。デザインや設計に始まり施工管理、引き渡しと、お客さまとは長期のお付き合いになるので、お店のオープンまでにはさまざまなドラマがあります。障壁を乗り越えて無事に店舗のオープンを迎えられた時には、何にも代え難い感動を覚えます。
また、初めてのお客さまと取り組む際は、“私たちのチームのファンになってくれること”を1つの目標にしています。無事に竣工後『次もお願いしますね』と言っていただけた時は大成功だと感じています」
さらに、課長そして部長へとキャリアアップする中で、いち担当者とは異なる充実感を得られるようになったと話します。
「部署のメンバーに入ってもらいながら大きなプロジェクトを推進するケースも増えてきました。お客さまからはチームメンバーを褒めていただくこともあり、メンバーの活躍や成長を感じられるのが嬉しいです。最近は、自分よりもメンバーを評価していただけた時に喜びを感じますね。
お客さまに満足いただけるのはもちろんのこと、メンバーそれぞれが活躍し、頑張りを評価してもらえるような環境を整えていきたいと考えています。今後も新しい領域に臆せず、積極的に挑戦していける柔軟なチームづくりをしていきたいです」
自分をアップデートし続けながら、さまざまなドラマに巡り合える醍醐味がある
スペースでの18年間というキャリアについて「あっという間だった」と言う市川。これまで取り組んできた一貫した業務には、常に成長の余地があると言います。
「この仕事では、クリエイティブなデザイン力、論理的な数値予測など、フェーズごとに異なるスキルが必要になります。どのスキルもレベルアップしながら幅を広げていくことが求められるので、常に次のステージが待っているようなおもしろさがあります。『ここまでできたら終わり』というゴールはなく、常に自分をアップデートできる環境です。
またスペースは社員一人ひとりの裁量が大きく、自分の担当領域をどんどん広げていくことができる社風です。担当する物件数が増えることや、物件のバリエーションが変化していくことはプレッシャーでもありますが、いちからやり遂げられた時の達成感は大きいです」
最後に、スペースに興味を持つ方へメッセージを送ります。
「スペースは裁量を持って働きたい人やプロジェクトの全体像を把握して最初から最後まで幅広く業務に関わりたい人、そしてまずは何事にもチャレンジしたい人に向いていると思います。僕は入社してから18年間経ちますが、今日まで飽きることなく仕事を続けられています。今となっては自分に向いていると感じていますね。
プロジェクトを通して、いろいろなドラマと巡り合えるのもこの仕事の魅力。入社後はぜひそんなドラマを体験しながら、新たな学びや発見を楽しんでもらえたら嬉しいです」
※ 記載内容は2024年9月時点のものです

