「100点」をとりに行く、自分の限界に挑み続ける理由と原動力
コンサルティング事業部のコンテンツ設計・制作や、メンター業務を担当している岩本だが、今の自分自身に課している課題は「自分なりの100点を目指して仕事をやり切る」ことだと言う。なぜそれほどまでに、岩本は「100点」にこだわるのか。
「「100点を目指す」ということは入社前から強く意識していました。
というのも、これまでの人生において私は「合格点さえ取れたら良い」という生き方をしてきました。例えば合格ラインが80点なら、80点取れれば良いという考え方です。その結果、あまり成長してこなかったな、という実感がありました。そこで、いざアルバイトから正社員に挑戦しようと思ったときに、ブランクがあり、圧倒的に経験もスキルも足りない自覚があるからこそ、「このままではまずい」「早く成長しなければならない」という危機感が募りました。
そこで、「どうしたらいち早く成長できるんだろう」と考えたときに、ヒントになったのは夫の存在でした。夫は仕事で評価してもらっている人なのですが、その理由を考えたときに、夫は「100点を目指してこだわり抜くタイプ」の人だったんです。
100点を目指した人しか100点のものは絶対に生み出せないじゃないですか。もちろん100点を目指しても、簡単に取れるものではないと思います。でも、80点を目指している人には、絶対に100点は取れないんです。たとえ100点が取れなくても、100点を目指し続けることで、100点に近づくことができ、いつか100点が取れるようになる。だからこそ、私は「自分なりの100点を目指して仕事をやり切る」ことを自分の目標にしようと決めたんです。」
「100点」を目指し続けることは苦しくないのか。
「めちゃくちゃ苦しいです(笑)
でも、今は100点に至らないことが多いからこそ、その分思考を繰り返す過程が、とても成長につながっていると感じています。
例えば80点のものを提出して、100点に仕上げるのはPMだと、自分の限界を超えた残り20点分は自分で行っていないので、その分の成長はできません。だからこそ、100点を目指し続けていくべきですし、この姿勢を持ち続けることが、今の私の仕事における一番のモットーです。」
かっこいい大人たちの背中を見て気づいた「働くことの意義」
新卒で大手通信会社の技術部門に事務職として正社員入社した岩本だが、これまでどのような道のりを歩んできたのか。
「通信会社では、総務や人事といった管理業務や、役員秘書をしていました。新卒時代の私は、仕事というものについて深く考えたことがなく、「ただ生きるためにみんな当たり前に働くから働く」くらいにしか捉えていませんでした。
そんな時、東日本大震災が起こりました。
当時は入社1年目の終わり頃で、私の部署は基地局を立てたりするインフラを担う部署でした。地震が起きた瞬間は、東京も物凄く揺れて…私はもう怖いし「早く家に帰りたい!」と思っていました。でも周りの社員たちは、地震が起きた瞬間から、通信復旧に向けて動き始めるんですよ。そして東北地方はまだ危険だと報道されている中、すぐに現場に急行していきました。東北の事業所に残っている人たちも、被災者でありながらずっとそこで復旧のために頑張っている。
そういう姿を見て、以前は停電した時に「早くつかないかな~」としか思っていませんでしたが、その裏で、物凄い台風の中で復旧させるために懸命に働いている人たちがいると気づいたんです。社員たちが使命感を持って働く姿を目の当たりにしたときに、「働くってかっこいいんだな」と初めて思いました。かっこいい大人たちを見て、その人たちの力になれるように「仕事を頑張りたい」と思うようになったのも、その時が初めてです。
私の意識が大きく変わったきっかけであり、仕事をずっと続けたいという思いが芽生えるきっかけでもありました。
その後、入社3年目になるタイミングで総合職転換の話を頂きました。しかし、総合職への転換準備中に結婚、引っ越しが決まり退職することになりました。」
上流案件への挑戦―視座が高まったからこそ見えてきた、自分の課題
数年のブランクを経て、念願の仕事復帰を果たした岩本だが、コンサルティング業務のやりがいと、そこに至るまでの苦労について話を聞いた。
「入社したての頃は、営業案件の骨子を作るにしても、自分の中で100点だと思って、自信満々で提出するのですが、丸々修正という日々を過ごしていました。それでも営業案件を何件も繰り返すうちに、自力で作成した骨子に修正がほとんど入らなくなり、仕上がりに対してもすごく褒めていただけたんです。それが自分の中ですごく成長を感じられた瞬間で、本当に嬉しかったですね。
一方で、苦労したこともたくさんあります。
特に最近は、上流案件にも関わらせていただいていますが、これが本当に難しく、なかなか思うようにいきません。
これまでの私は、パッと見える表面的な部分だけを見て、「これでいいじゃん」というように、深く考えることをしてこなかったんです。しかし上流案件となると、「なぜこうなのか」を何度も何度も繰り返して、本質まで切り込んでいかないといけません。
こんな状態ですから、報告書もうまくまとまらず、何もかもうまくいかないことで、どんどん積極的な気持ちが萎んでしまい、お客様とのお打ち合わせでも黙っていることが増えてしまいました。
そんな時、お打ち合わせに同席されていた先輩の言葉をきっかけに、「なんで言われたことだけやろうとしていたんだろう」「自分が対応したところは自分で責任を持って積極的に対応しないといけない」とハッとし、そこから再奮起。まだまだ深い思考力は磨き中ですが、以前と比べたら格段に思考力は上がっていると実感しています。」
「気づきを与え合える仲間」と共に、上流案件のPMをめざす挑戦
日々、自分自身に課した課題に果敢に挑戦を続ける岩本に、今後の目標について聞いた。
「短期的には、主に担当しているインターンシップなどの制作案件で、PMとして最後まで責任を持ってやりきれるようになりたいと考えています。
今はまだ、自分の力だけで一つの案件を完遂するという経験が不足しているので、まずはそこを確実に達成したいです。
中長期的には、上流案件の制作も自信をもって担えるようになること、そしてその先で上流案件のPMにも挑戦したいと考えています。
上流案件にも対応できることが、コンサルタントとしての本当の価値だと思うからこそ、採用全体の“戦略”を描けるような、真のコンサルタントにふさわしい人間になりたいです。
また、「人に気づきや学びを与えられる人になりたい」という思いもあります。
SAGに入社してからは、いつも周りの方々から新しい視点や気づきをいただいてきました。しかし、今の自分は誰かに新しい視点や気づきを十分に提供できていないと感じています。だからこそ、お客様とのお打ち合わせでも、「なるほど」「任せてよかった」と思ってもらえるような「新しい視点」や「気づき」が提供できる人間になりたいといつも思っています。」
最後に、「SAGの魅力」と「SAGで活躍できる人材」について話を聞いた。
「SAGには、いつでも挑戦を受け入れてくれる環境があります。
だからこそ、「挑戦できる環境」を楽しそうだと思える方はすごくSAGにマッチしているんじゃないでしょうか。そういった方と、お互いに気づきを与え合えるような関係を築いていけたら嬉しいです。気づきを学びとして楽しめる方、やってみたいという挑戦心を持っている方であれば、きっとSAGで活躍できると思います。」
※ 記載内容は2026年4月時点のものです
