「全力で前向きに」―すべての仕事に意義を見出し、次の成長に活かす
コンサルティング事業部のコンテンツ設計・制作や、新人の入社や体制変更に向けた業務の標準化に取り組んでいる華﨑。彼女のモットーは「全力で前向きに」。プライベートでは3児の母として、仕事と家庭の両立で多忙な日々を送る彼女に、前を向いて走り続けられる理由を聞いた。
「全力で前向きに」という姿勢は、常に大切にしています。
もちろん仕事なので、思いもよらぬ方向に進んでいくこともありますし、思い悩んだりすることもあります。でも、仕事を単なるタスクと捉えず、目の前の業務がたとえ思い通りにいかなくても、あるいは成果がすぐに見えにくい仕事だとしても、「必ず意味があり、次の成長につながっている」と信じて前向きに取り組むことを意識しています。
この考え方があるからこそ、日々のタスク管理やガントチャートの作成といった、一見地道な作業からもやりがいを感じることができるんです。最近担当している業務の標準化という取り組みも、これから入社してくる仲間たちがスムーズに業務に取り組めるようにするためですし、組織全体の効率化にもつながります。そう考えると、メインの業務だけではなく、今自分が行っていることすべてに意義を感じられますし、それが日々のモチベーションになっています。
「負けるもんか」という想いが原点、厳しい環境で培った、人を巻き込む力
新卒で大手小売会社に入社した華﨑だが、これまでどのようなキャリアを歩んできたのか。
SAGに入社する前は、新卒からずっと同じ会社に勤めていました。
最初は大阪のスポーツ量販店の店舗に配属され、アウトドア商品を担当していました。とはいっても、小さい頃に家族でキャンプに行ったことがあるくらいで、専門的な商品においては1ミリも分からない状態でした。それでも社員として従業員を管理しながら売場を作り、商品知識を叩き込み販売につなげ、売上達成を目指す日々でした。
当時、手取り足取り教えてはもらえず、先輩の背中を見て学べというスタンスの中「売上達成は必達」と言われていたので、内心「入社して1か月足らずの自分にはできるわけがない」という思いもありました。でも、元々負けず嫌いだったので、「どうすれば売れるんだろう」「絶対にやってやる」「負けるもんか」と思い続けて、何とか売上目標を達成したのを覚えています。
この経験を通して、どんなに無理難題や理不尽なことを言われても、「やってやろう!」という不屈の精神が培われました。それでも、最初の半年間は毎日のように「いつかやめよう、絶対やめてやろう」と思っていたんですけどね(笑)
半年ほど経つと自分のお客様もでき、仕事がどんどん楽しくなっていきました。
そんな時、アウトドア担当からランニング担当を任命されました。当時は東京マラソンが爆発的な人気を誇るブームの真っただ中でした。しかし、当時の私はマラソン経験ゼロ。「ランニングシューズなんてどれも同じでは?」と思っているレベルからのスタートでした。
そこで商品を知るためにイベントを企画したり、店舗勉強会を行いました。その中で、ただ靴を売るだけではなく、中敷きや靴下の重要性、フルマラソンに不可欠なエネルギーチャージができる栄養食品の存在など、新しい知識がどんどん増えていきました。そして、「本当の意味でお客様に商品の魅力を伝えるには、自分が体験するのが一番だ」と思うようになり、大阪マラソンへの出場を決意しました。本番に向けて練習をする中で、エネルギー補給の大切さや、良い走りをするために必要な商品への理解を深めました。この実体験に基づいたリアルな知識を店舗で共有し、チーム全体の接客力向上へとつなげていきました。
そんな中、某メーカーのランニングシューズの販売コンテストが始まり、私は「全国1位を目指す」と決意しました。メーカーの方も巻き込んだ勉強会やランニングイベント企画をはじめ、レジスタッフへの声かけの共有、野球やサッカーコーナーへのシューズ展開など、店舗一丸となって取り組みました。その結果、見事全店1位を獲得することができました。
この経験から、共通の目標に向かって周囲を巻き込むことで、1人では成し得ない大きな成果につながること、そしてメンバーの成長を後押しする仕事の面白さを学びました。
これは私にとって大きなターニングポイントでした。
その後新店舗の立ち上げを経て、新卒の教育担当に抜擢され人事部へ異動しました。3回の産育休を挟みながら、最終的には労務給与まで幅広く経験を重ねました。
しかし、時短勤務の中で、「こうやったらもっと良くなる」と思っても、自分では対応する余裕がない状況が続き、やり切れない思いがくすぶるようになりました。会社の体制変更も重なったこともあり、「培ってきた経験を活かしてもっと人の成長や組織の変革に貢献していきたい」と考え、転職を決意しました。
「さすがプロですね」の一言が嬉しかった、専門商社の採用支援で掴んだ成功体験
現在は在宅併用のフルタイム勤務で、以前よりも自ら業務に携わる時間も幅も増えた華﨑だが、現在の仕事のやりがいと、今感じている課題について話を聞いた。
現在の仕事で強くやりがいを感じるのは、採用支援を通じて多種多様な企業や職種に触れる中で、今まで知らなかった仕事の魅力に気づける瞬間です。
普段、何気なく過ごしている日常が、実は多くの企業や職種によって支えられている。この仕事は、業務を通して「こんな企業や職種があったのか」という驚きや、それぞれの仕事が果たす本来の目的、社会貢献の形を深く理解できます。職人の方々の熱い心意気に触れて視野が広がり、物事の見方がガラリと変わる瞬間もあります。このように、世の中に隠れた価値や魅力に気づき、その真髄に触れられることが、私にとっての最大のやりがいです。
最近手がけた専門商社様の案件では、「その仕事特有の苦労」「働く人の想いや目的」を徹底的にリサーチし、資料の構成案と学生に届けたいメッセージをまとめました。まだ詳細なスクリプトを落とし込む前の段階で先方にお見せしたところ、「さすがプロですね」「いい言葉ですね」と言っていただけたんです。納品はこれからですが、深く心に響く出来事でした。
一方で、失敗や苦労も毎日のようにあります。入社して1年ほど経ちますが、「どうすればもっと良くなるか」を深く追求できるようになった反面、考えるほどに情報量が多くなりすぎ本来の目的やゴールを見失いそうになることがあります。
そんな時、先輩方の営業に同席させていただくと、圧倒的なシンプルさに驚かされます。「何のためするのか」「なぜこのように進めるのか」「何が大事なのか」常にブレない一本筋が通っているんです。改めて「本質的な目的に立ち返ること」の大切さを痛感しました。
だからこそ今は「このワークを通じて、学生の意識や行動をどう変えたいのか」というゴールに立ち返って考えるようにしています。良いものを作ることはもちろん大切ですが、最大の目的ではありません。「学生に企業や仕事の本当の価値を届けること」この意識を胸に刻み、日々の業務に向き合っています。
お客様のパートナーとして、議論を重ねながら付加価値を生み出していきたい
日々の業務に真摯に向き合い、常に新しい気づきや学びを得ている華﨑が、次に見据える今後の目標とは。
短期的な目標は、お客様とのお打ち合わせやご提案の場で、自分の考えを自分の言葉で、自信を持って伝えることです。今はまだ課題もありますが、コンサルタントとして自らの思いや提案を真っ直ぐ届けることは、お客様に安心感を持っていただくためにも不可欠だと感じています。
そして中長期的には、お客様から信頼されて「何かあれば華﨑さんに」と言ってもらえるようなパートナーを目指していきたいです。その実現に向けて、PMとしてメンバーを牽引する力を磨いていきたいです。議論を重ねる中で、お客様や社内から多様な意見が出てきますが、それらの意見をまとめながら良いものを生み出していく力も必要ですね。
さらに、お客様がまだ見えていない一歩先の潜在的な課題を言語化して提案できる力も必要だと考えています。お客様がその提案を聞いて「そうかもしれない」とハッとされるような、気づきを与えられるコンサルタントを目指していきたいです。
最後に、華﨑が感じるSAGの魅力と、どんな人に入社して欲しいかを聞いた。
SAGに入社して、周囲と一緒に議論を重ねながら、新たな気づきが得られることが、本当に楽しいと感じています。様々なバックボーンを持つ人がいるほど議論も活発になるので、どんな人でも大歓迎です!
ただ、前向きに「これいいね」とポジティブに言い合えるような人だとさらに嬉しいです。「これって無理じゃない」と言い切ってしまうのではなく、「ちょっと一回考えてみようか」とみんなで前向きに議論していける人、主体性を持って改善に向けて行動できる人と一緒に働きたいですね!
※ 記載内容は2026年5月時点のものです
