「小さな工夫でお客様との認識齟齬をなくす」前職で築いたビジネスパーソンとしての礎
NTTデータのヘルスインシュアランス事業部で大規模な医療保険関連システムの保守や開発に従事し、入社直後から活躍している山田。優秀な技術者とプロジェクトリーダー、ふたつの顔を持つ存在として、周囲から注目を集めています。
山田が一貫してキャリアの軸に据えてきたのは、「医療」です。喘息の持病によって夜間救急に運ばれた幼少期、診察・処置等での長い待ち時間によって苦しい想いを何度もした経験から、医療業界の発展に一役買いたいと考えていました。
大学時代に情報系の分野を学んだこともあり、就職活動は「システム」と「医療」を軸に就職先を探しました。そして、新卒で入社したのは大手SIer企業です。
山田 「前職では電子カルテのシステム開発に携わり、要件定義から運用、保守まで開発に関わる工程をひと通り経験しました。技術力を高めることはもちろん、さまざまな出来事を通してビジネスパーソンとしての礎を築くこともできたと感じています。
特に、お客様との会話の機会が多いポジションだったことは、成長のきっかけになったと思います。たとえば、お互いの認識に齟齬を生まないよう、何かあったらメールだけでなく、すぐ電話でも確認することを意識するようになりました。お客様からも同じように電話で確認いただけることも増え、親密なコミュニケーションを通じて良好な関係を構築できたと感じています」
お客様との関係構築について山田がもうひとつ心がけていたのは、資料に起こすことです。自分自身の言葉で直接伝えることが得意ではないと認識していた山田は、言葉で伝えられる内容を一旦資料化することで、自身のネックを改善しようと試みました。
山田 「はじめにお客様に資料を共有した上で電話をすることも多くありました。手数を重ね、丁寧なコミュニケーションを心がけることで、認識の齟齬が発生する機会が少なくなったと思います」
さまざまな工夫を重ねながら、お客様と向き合い、充実した前職時代を過ごした山田。同社でキャリアを重ねていく道もありましたが、より規模の大きなプロジェクトにも挑戦してみたいという想いから、転職を検討するようになりました。
より大きな規模で医療業界の発展に貢献を──入社直後から得られた成長の機会
山田 「次のキャリアを重ねる舞台としてNTTデータを選んだのは、関われるプロジェクトの規模が圧倒的に大きかったことが理由です。また、民間企業でなく官公庁や国ともつながりがあることから、医療業界に対してより規模の大きな貢献ができるかもしれない、と考えました。自らのアイデアをシステム化し、日本全国に届けたかったんです」
また、採用面接の際に感じた面接官の技術的知識の深さも、入社の決め手になったと山田は振り返ります。
山田 「面接官が技術的な話にも精通しており、尊敬できると感じました。その面接官は入社後に私が配属された担当の部長だったのですが、管理職クラスにも関わらず現場の私よりも技術的な知見が深かったことに驚いたのを覚えています。面接でのコミュニケーションから、NTTデータには技術力が高い人が多く、企業として人財教育にも力を入れていることを感じ、入社を決めました」
NTTデータへ入社後、山田は診療報酬支払に関する大規模なシステム案件に携わることになりました。同システムの保守や開発に従事するとともに、顧客との折衝、仕様調整を担うことになります。
山田 「入社後すぐ対応を任され、お客様からの電話の問い合わせを受けていました。その業務のおかげでお客様から顔や名前を覚えていただけて、業務にもすぐ馴染めたと思います。
また、入社して3カ月が経った頃、2カ月間ほどお客様のもとに一人で頻繁に訪問する機会もありました。お客様との関係性を築くことができたことで、コミュニケーションも円滑になり、その後の業務もやりやすくなったと感じています」
自分に期待されている役割は、お客様の要望を具体化し、開発内部へ連携すること。そうした認識を踏まえ、山田は橋渡しとして適切なコミュニケーションを追求していきます。前職と求められる役割や活躍の場は大きく変わりましたが、お客様との認識の齟齬を生まないよう、こまめに電話で話したり、資料を共有したりすることを心がけ、誠実さを軸にした仕事を続けています。
新たに獲得したのはより広い視野とより高い視座、そして品質への強いこだわり
大規模かつ社会的に意義のあるプロジェクトに携わりたいという希望が叶った山田。お客様と同心協力でシステムを作り上げていくプロセスにやりがいを感じる一方、マネジメント面にはまだ課題を感じています。
山田 「現在はプロジェクトリーダーとして50〜60人のメンバーを率いています。前職時代にもプロジェクトのリーダーを務めていましたが、その頃は10人程度と小規模なチームだったため、何かあったときは自分が動いてどうにかすればいいというスタンスでした。
しかし、今はそうはいきません。たくさんのメンバーがどうすればうまく動けるか常に考えています。また、自社のメンバーだけでなく、パートナー企業の方々とのやりとりも多いため、情報の連携や共有という点でも改善余地があると感じています」
規模の大きなチームのマネジメントに関しては、先輩の背中を見ながら日々学びを得ている山田。日々の業務内で心がけているのは、コミュニケーションを密にとることです。
山田 「チームが一丸となって心地よくプロジェクトを進めていきたいので、メンバーに対しては、上から目線にならないよう、フランクに相談したりこまめに会話したりするように意識しています。最近はオンライン上で業務を遂行することが多いですが、出社したときには直接顔を合わせるコミュニケーションの時間も大切にしています」
また、山田はチームワークやコミュニケーションへの意識を強めただけでなく、前職に比べて裁量が大きくなったことで、より高い視座を獲得しました。
山田 「できるだけ未来を見越して動くようになりました。以前は期限間際でもどうにかなるだろうと考えて動いていたので、セルフマネジメントの観点で成長したと感じています。大規模なプロジェクトは先を見越して動かなければ間に合わないので、視座が自然と高まる環境です。
また、品質へのこだわりが高くなったのも成長のひとつです。もちろん前職でも品質重視で業務を行っていましたが、NTTデータでは1件のバグに対してもさまざまな角度から分析し、さらにお客様へ報告するなど、並々ならぬ品質へのこだわりがあります。その姿勢に強く影響されたこだわりの結果が、自身の知識としても蓄えられていると思います」
NTTデータには活躍できる場が多く、やりたいことを後押ししてくれる環境がある
山田の描く理想の人財像は、マネジメントも技術的なアプローチもできる人です。ただし、実際の業務ではマネジメントの比率が高いため、技術力をさらに高めるために自主的な勉強を重ねています。
山田 「学びの成果の一例を挙げると、ディープラーニングに関する検定を受けて合格しました。NTTデータは視野を広げるための社内外の研修を受けることが推奨されているので、そういった環境を活かしながら、さらにスキルを身につけたいと考えています。
チャレンジする精神があれば、さまざまなことを任せてもらえる環境がNTTデータにはあります。入社後1年に満たない時期から社内の認定試験を受けるよう勧められ、合格し、その挑戦を評価してもらえました」
新卒入社か経験者採用であるかに関わらず、NTTデータは個々人のやりたいことを後押しし、活躍すればきちんと評価してもらえると語る山田。これからNTTデータで働きたいと考えている方に、その環境の素晴らしさを伝えたいと意気込みます。
山田 「NTTデータでは、入社後早い段階でメンバーに重要な仕事を任せられる仕組みが整っています。私自身、トレーナーとして若手のメンバーを指導しているのですが、お客様と接する機会を早めに作るようにしています。
若手メンバーも大事な仕事を任されることで、やりがいを感じられる機会が増えているのではないでしょうか。もちろん、ただ任せきるのではなく、周囲からのサポートも盤石です。
『NTTデータは大企業だから』と、キャリアの選択肢から外してしまう方もいるかもしれませんが、実際はあらゆるバックグラウンドを持つ人財が活躍できる場があります。社会に大きなインパクトを与えられる仕事に興味を持つ方は、ぜひ臆せずチャレンジしてほしいです」
目の前の業務やお客様はもちろん、周囲のメンバーにも誠実に向き合い、前向きな姿勢と惜しみない努力で活躍の場を切り拓く山田。今後も変わらず医療業界の発展に注力し、より良い社会を作っていきたいと考える彼は、NTTデータという新天地でさらなる飛躍を見せてくれるはずです。
