支店長になって数カ月。一人ひとりと向き合うことを大切に
2023年、名古屋支店の支店長に就任したY。率いるメンバーは、アポインター5名とクローザー2名の計7名です。おもな役割は日々の売上管理、目標までの進捗確認ですが、自身が現場に出向き電子ブレーカーの提案を行うこともあります。
「名古屋支店には、10年ほど在籍しているベテランから今年入ってきた新入社員までさまざまなメンバーがいます。それぞれに個性があり、まとめるのは簡単ではありませんが一人ひとりとしっかり向き合うことを大切にしています」
元々は自分自身もアポインターとして現場を回っていた身。支店長になってからメンバー育成や個人目標設定などのマネジメント業務を担うようになり、日々学び、試行錯誤しています。
「とくに、ベテラン社員の中には私より年上だったりキャリアが長かったりするメンバーもいます。自分のやり方、考え方の軸を持っているので、そこを引き出さないと本当の意味での意思疎通ができない。本音で話し合うことはとても重要です。
最初のうちはメンバーを束ねることに難しさを感じていました。でも、こうして私が個々と向き合うことで納得感のある方向性を示すことができ、支店としてのチームワークも向上しているように思います」
そんなYがめざすのは「支店売上の全国1位」。全国10支店の中での1位は簡単な道のりではありませんが、「やるからには上をめざしたい」とYは話します。
「1位を獲るには、メンバー誰一人として“本気で仕事に向き合う姿勢”を欠いてはいけないと考えています。お客様に寄り添い、考え抜き、行動に落とし込む。基本的なことですが、これを続けることでしか成果は出ません。 『本気でやってほしい』。その想いでメンバーと向き合い、自分の意思や意図を持ち、行動する上で挑戦し続けるよう伝えています」
最初は“出来損ない”だった。それでも諦めずに向き合ってくれた先輩社員
新卒入社した住宅メーカーでは、営業社員として戸建て住宅の飛び込み営業を行っていました。しかし、入社後4カ月で会社が倒産するという事態に。路頭に迷っていた中で出会ったのがネオ・コーポレーションでした。
「当時、新卒1年目から『稼ぎたい』という想いが強かったんです。ネオ・コーポレーションは年功序列ではなく、結果を出せば年齢や立場に関係なく給料が上がる成果主義だと知り、自分に合っていると思いました。とはいえ、入社当時はまさかこんなに長い間お世話になるとは思っていませんでしたが(笑)」
不動産から電子機器業界にフィールドを変え、新たな一歩を踏み出したYでしたが、入社してすぐ最初の壁が立ちはだかります。
「『稼ぎたい』という意欲はあったものの、自分はいわゆる“出来損ない”だったんです。入社後は試用期間からスタートするのですが、通常2~3カ月で本採用されるのが私の場合約半年もかかりまして……。前代未聞ですね。前職での期間が短く世の中のことを何も知らないし、社会人として必要な動きがわからない。他の人がすでに身につけているようなことが自分はうまくできなかったんです」
周囲との差を感じて逃げ出したくなることもあったと振り返りますが、それでもなんとか踏ん張り、研修の拠点を名古屋から九州、そして広島へと移った約半年後に本採用されました。最後まで諦めなかったのは、手厚くサポートしてくれた先輩の存在が大きいと話します。
「何もできない私に、お客様に対して一番何を伝えるべきなのか、基本から徹底して教えてくれました。たとえば、小手先の営業ではなく、人に好かれやすいという自分の強みを生かしてフレッシュにニコニコして営業するようアドバイスをもらい、実践したことを覚えています。
本当に、イチから。ときに優しく、ときに厳しく接してくれて……。皆さん本当に温かかったです。知識がついた今でも、教えていもらったことは私の軸として根付いています。
あのとき上司が自分に対して辛抱強く、徹底的に向き合ってくれたおかげで今の私があります。私も、現在は支店長の立場になりましたが、たとえうまくいかないメンバーがいたとしても決して諦めず、最後まで向き合う上司でありたいと思っています」
個人売上1位を獲得。自分自身を受け入れてくれる環境で勝ち得た結果
営業社員として一皮むけた後は、がむしゃらに営業先を駆け回る毎日。スタートこそ苦戦しましたが、仕事を覚えていく中で徐々に自分への自信をつけていきます。
「一人前にできるようになり、自信がついたのは4年目くらいでしょうか。自分が強みとしていたのは、お客様との関係づくりです。学生時代から一人で黙々とやるより、仲間と協力しながら何かをめざしていくほうが好きなタイプでした。
そのため、お客様と接する中で、自然と先方が自社経営についてもざっくばらんに話せるような信頼関係を築くことができ、自分の強みとして認識するようになりました」
相手の懐に入り込むコミュニケーション力を強みとし、Yは各支店で活躍するようになります。そして、入社から7年経った2022年11月、個人売上の全国1位を獲得。これが、後に支店長に選ばれる足がかりとなります。
最初“出来損ない”だった自分がここまで成長できたのは、試用期間中のときと同じように、やはり周りの社員のおかげだとYは話します。
「プレイヤー時代、数字が伸びず営業することが怖くなり、仕事と向き合うことから逃げていた時期もあります。そんなときにも仲間や上司は私を見捨てず、『お前ならできる』と何度も鼓舞してくれました。そして、ときにはマンツーマンで指導してくれたおかげで立ち直ることができたんです。
決して順風満帆な道のりではありませんが、それでも勤め上げてこられたのは、私自身を受け入れてくれる上司や同僚がいたからです。
たとえば、営業手法や方針などに対して『おかしい』と思ったら声を上げることもありました。役職なんてほど遠い若手のころです。それにもかかわらず、上司は決して蔑ろにせず、耳を傾けてくれた。
今でも当時の上司と笑いながら『昔は噛み付いてきたな』なんて話をしますが、最後には『でも、お前も本気だったからな』と受け入れてくれる。そんな懐の深い社風なので、臆することなく自ら動き、成長機会を得られたと思っています。とても感謝していますね」
信念を持ち、本気で取り組む。個人より、チームでめざす全国1位
支店長となって数カ月、Yは「いち営業社員だったころからは大きく価値観が変わった」と言います。自らの売上、目の前のお客様だけを見ていたところからチーム、ひいては会社全体の売上に考えを巡らせるようになり、視野が広がったのだそう。
「『自利とは利他なり』という当社の理念があります。前々から共感してはいましたが、管理職になってからはより身をもって実感するようになりました。自分だけでなく、お客様の利益や支店・会社の成長を考えメンバーみんなで売上を上げる。これこそがやりがいにつながります」
そんなYが仕事をする上で大切にしているのは「信念を持つこと」。自分の信念をもとに意志決定することは、営業職にも管理職にも共通して必要な意識だと考えています。
「当社の営業は、アプローチ先から商談の進め方まで担当者の裁量が大きいんです。自分の信念や意志を持っていないとそもそも始まらないし、なんとか仕事ができても成長にはつながりづらいと考えています。
おのおの考え方は違うので、ときにはぶつかることもあります。でも、そこで突っぱねることなく、本気で話し合うことができるのが当社の良さです。『お客様の利益を考え、会社の利益につなげる』。めざすところはみんな同じなので、ぶつかり合っても壊れることなくより良い成果につながっています」
「若手、ベテラン関係なく全員が熱い想いを持ち、本気で取り組んでいる」と会社への思いを漏らすY。自身をイチから育ててくれたこのネオ・コーポレーションで、今後叶えたいビジョンがあるとYは語ります。
「やはり、今は名古屋支店を全国1位にするのが目標。個人の成果も重要ですが、チームとして成し遂げることが全体のさらなる成長につながるはずです。
また、私自身ももっと成長しなくてはいけません。まだ支店長になったばかりですし、さらに上のポストをめざしていく姿勢を見せることで、支店のメンバーにも良い影響を与えられるのではないかと思っています。
今後一緒に働く人も、自らの信念を持ち、本気で仕事に取り組む人であってほしい。チームの中で高め合える関係を作れると嬉しいです」
※ 記載内容は2023年6月時点のものです
