技術職として全国を飛び回る日々。幅広い顧客と出会うからこその“心がけ”

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現在、技術本部技術課の技術管理者として活躍している伊藤。電子ブレーカーの設置工事を行う技術職でありながら、技術課の管理職も兼任しています。

ネオ・コーポレーションで電子ブレーカーの設置工事を行う電気工事士は、低圧電力を利用されている企業や個人事業主の方が顧客対象となる仕事です。モーター機械のある自動車工場やガソリンスタンド、コインランドリーをはじめ、ハウス栽培を行う農家や牧場まで幅広い顧客先を訪れます。

「これまで、週単位で北海道から沖縄まで全国各地への出張を経験してきました。出張や車移動が多いことは大変ですが、ご当地ならではの美味しいものを食べられることや、家族に全国のお土産を喜んでもらえることはメリットかもしれません(笑)」

電気工事士は、顧客への段取り説明、設置工事、試運転、お申込み書類の確認までを主にひとりで担います。そのすべてを顧客に見られる仕事だからこそ、「自分が会社の代表である」という意識が重要だと伊藤は話します。 

「何より大事にしているのは、礼儀とマナーです。顧客の立場で物事を考え、信頼いただけるような振る舞いをすることが大切です。そして、工事を任せていただいた以上は、自分が代表になったつもりでコミュニケーションを取るように意識しています。

伝え方や声かけのタイミングなど、相手や場面に応じてコミュニケーションの取り方が変わってくるので、フレキシブルな対応が求められる仕事ではありますね。

現場では、経営者層の方と直接お会いすることも多いです。仕事を完遂することはもちろん、その後にご紹介いただけるような関係を築くには、相手に喜んでもらえる心配りも重要だと思っています」

「家族ができたことで覚悟が決まった」給与待遇の良さも入社の後押しに

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▲ニュージーランドに滞在していたころの伊藤

伊藤の電気工事士としてのキャリアは、高校卒業後に働き始めた電気設備会社からスタートしました。当時は海外志向が強かったという伊藤は、趣味のスノーボードを目的に、カナダのバンクーバーで1カ月ほどの留学も経験します。

その後、電気工事に加えて警備防犯システムの設置工事を行う建物管理会社に転職。退職後は、海外でのビジネス展開をめざしてたこ焼き屋でアルバイトをし、ワーキングホリデーを利用してニュージーランドへ渡りました。

ニュージーランドから帰国した後も、別の国への渡航を考えていたという伊藤ですが、あることがきっかけでネオ・コーポレーションへの入社を決意します。 

「ニュージーランドでは就労ビザがおりなかったため帰国しましたが、もう一度海外に挑戦するつもりでした。日本で仕事をすると決めたのは、結婚がきっかけです。妻との出会いと結婚がなければ、ネオ・コーポレーションに入ることもなかったかもしれません。守るべきものができたことで、自分が家庭を支えていかなければと覚悟が決まりました」

それまでお金を貯めては海外へ渡る生活をしてきたため、当時は貯金が“すっからかん”だったと語る伊藤。そのため給与待遇の良さは、ネオ・コーポレーションに入社する決め手のひとつになったと言います。

「ネオ・コーポレーションなら電気工事士の資格を活かせますし、条件や待遇の良さにも惹かれました。入社後はトントン拍子で昇給しています。妻と子どもにはそれぞれ好きなことをしてもらいたいと思っているので、しっかり稼げるのはやりがいであり魅力ですね」

ネオ・コーポレーションには技術職全員に年収アップをめざせる環境が整っていると伊藤は力を込めます。

「電気工事士の資格取得が必須にはなりますが、電子ブレーカーの設置工事はある程度の知識や技術があれば、スムーズに工事を終えることができます。ですが、工事を行うだけが電気工事士の仕事ではないんです。

当社では工事件数の実績だけでなく、お客様をご紹介いただいたり、さらにお客様のメリットが出る技術的アドバイスを行ったりすることで、技術社員の年収アップにつながるシステムがあります。

自分のコミュニケーションの取り方や売上への貢献も評価されてはじめて年収に反映されるので、やりがいがありますね。やる気さえあれば技術職全員に稼ぎを上げるチャンスがあるので、技術課のメンバーには早く成長して確実に稼げるようになってもらいたいです」

技術職は“仕事以上のつながり”が生まれる仕事。管理職でマネジメントも経験

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▲設置工事現場での風景

自分が頑張ったら頑張った分だけ評価される環境に加え、顧客とビジネスライクではない信頼関係を築いていける点も、技術職の大きなやりがいになっています。 

「お客様に『近くに来たらまた寄ってね』と声をかけていただけるのは嬉しいですね。ときには、工事先の方と仕事以上のつながりができることもあります。たとえば、自動車を扱う企業の方と仲良くなったのですが、今では車の点検などでお世話になっています」

入社7年目を迎えたころから、管理職として課員6人が所属する技術課のマネジメントも担当しています。 

「課のメンバーとは直接顔を合わせることが少ないかわりに、日々電話で報告や相談を受けてフィードバックを実施しています。メンバーの成功例を共有することもあれば、自分の経験を活かしてコミュニケーションのコツをアドバイスすることもあります」

当時、上司から受けた管理職への打診を「やったことがないことに挑戦できるとワクワクしました」と振り返る伊藤。実際に管理職を経験してみると、かつて自分を見てくれていた上司の指導のありがたみが身に染みてわかったと続けます。

「若手のころは、上司から叱られても意図が理解できず、納得できないこともありました。しかし、自分が後輩のメンバーを指導する立場になってみると、『あのときの言葉はこういうことだったのか』と上司の心境を思い知ることができました。

昨今は叱るより褒めて伸ばすことが良しとされる風潮もありますが、大事な場面で叱ってもらえる環境があってよかったとあらためて感じましたね。僕自身、今は理解できなくても、いつかわかるときが来てくれると信じて後輩の指導をしています。

一方、誰にでも失敗はあるもので、どんなに事前に『気をつけてね』と伝えていても『やっちゃいました』と報告を受けることもあります。人は失敗しなければ成長できないというのも実感しているので、メンバーには失敗に学びながら成長してもらえたらと思っています」

1回きりの人生、悔いなくやり切れるやりがいのある仕事を

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ネオ・コーポレーションには、時代に合わせて柔軟かつスピーディに成長をめざしていく風潮があります。この企業風土も、当社で働く魅力になっていると話します。

「僕自身、業務に関する提案が取り入れられた経験が何度もあります。年次やポジションに関係なく提案しやすい雰囲気があり、上司や役員の判断によってはその提案がすぐにでも取り入れられるんです。本当にスピード感を持って働ける環境が整っています」

伊藤が入社した当初は6支店だったネオ・コーポレーションも、現在は10支店にまで増加。成長企業で会社とともに自らが成長していけるおもしろさも感じています。

「入社当初から今日まで、年を追うごとに会社が成長していくのを実感しています。まだまだ成長過程にある企業で仕事に携われるのは楽しいですし、これからを思うとワクワクしますね。

同時に、自分も成長しなければと身が引き締まる思いです。現状維持では取り残されてしまうだけなので、日々成長を心がけています。挑戦を続けなければ、人生はつまらなくなってしまうのではないでしょうか。1回きりの人生なので、やりがいがあってしっかり稼げる仕事をしたいんです」

最後に、ネオ・コーポレーションへの入社を検討する人に伝えたいことを尋ねました。

「当社は、家族を想ってやライフイベントをきっかけにするなど、何かしらで『人生を変えたい』という気持ちを持って入社する人が多い印象ですね。実務経験なしで当社に入社し、活躍している者も多いです。やる気さえあれば、どんな人にも挑戦のチャンスがあります。

僕の場合は、家族ができたことで初めて覚悟が決まり、『家族と自分の将来のために稼ぎたい』という気持ちで入社を決めました。そして今は、おかげさまでその想いを実現できています。年齢や経験のせいで間に合わない、ということは決してありません。チャレンジしてみたいという気持ちがあれば、ぜひ来てもらえればと思います」

※ 記載内容は2023年7月時点のものです