サブリーダーとして、大規模物流・配送システムのマイグレーションプロジェクトを担う
現在、日本データスキルで、大規模物流・配送システムのマイグレーションを担当している青柳。サブリーダーとして現場のメンバーをまとめ、プロジェクトの着実な推進を担っています。
「マイグレーション」とは英語で「移動、移住、移転」を意味しますが、IT分野ではソフトウェア、データなどを新しい環境に移したり、新しいシステムに切り替えたりすることを指します。青柳が担当しているのは、全国規模で使用されているシステムのマイグレーションです。
「現在は、システムのマイグレーションに伴い追加される新機能に関して、基本設計書や詳細設計書の作成を担当しています。具体的には、従来手作業で行われていた業務について、手順書などを参考に設計書を作成し、それをお客様に確認してもらいながら内容の調整や修正を行うといった業務です」
現在入社7年目の青柳は、入社5年を経たころからサブリーダーの役割を担うようになり、このプロジェクトでもサブリーダーとして参加しています。
「システムの開発自体は、8人で進めています。うち新規追加の作業は3人で進めていまして、その中で私はサブリーダーとして他メンバーとともに動いています」
2021年4月から今回のプロジェクトはスタートしましたが、それ以前、青柳は長く電力系企業のシステムメンテナンスに携わってきました。
電力系企業の仕事では、同じ会社内の別の部署で別システムの担当に替わることも経験し、社内の人間ともじっくりと関係を構築してきた青柳ですが、大規模物流・配送システムの案件をきっかけに、これまでとは全く異なる環境へ一歩を踏み出すことになりました。
「今は、慣れてきたところからは大きく違ったところにいるという感じです。今までに学んできた業務知識とは全然違うものになるので、一から資料を見て勉強することも必要になります」
お客様が変われば、業務設計の全てが変わります。一から勉強し、周囲のアドバイスも受けながら、新たな環境にチャレンジを続ける毎日です。
大学卒業後、専門学校へ。ものづくりへの想いから選んだSEの道
「もともと絵を描いたり、何かを造ることが好きだった」という青柳。イラストや静物画の作成が趣味で、高校時代は油絵を描いていたこともあります。その延長から宮城大学へ進学し、デザイン理論について学びました。
大学卒業後は地元山形県での就職を希望していました。しかし就職活動中になかなか「これだ!」と思える就職先には出会えず、あらためて専門学校に入学することにしたのです。
「自分が本当に何をしたいのか考えたとき、もともと好きだった『ものづくり』に立ち返りました。システムは物理的な造形物ではありませんが、ものづくりといえるものだな、と感じました。そこで調べて、1年間だけ学べる専門学校を選び、入学しました」
専門学校ではIT分野の基礎を集中的に学び、「ITへの登竜門」ともいわれる国家資格・基本情報技術者試験に合格。将来のキャリアにつながる、確かな土台を築くことができました。
「これからの世の中、IT人材がもっと必要になると感じていました。1年間だけではありますが、プログラミングについての知識を身に付け、学んだ知識を生かした就職ができると思っていました」
専門学校には、青柳のように大学を卒業した後、さらにスキルを身につけようとして入ってきた生徒や、社会人として会社で働いた経験があり転職活動のため通っている生徒も多数在籍。青柳はそんな環境の中で、あらためて就職活動を行い、日本データスキルへの入社を決めました。
「大学生の頃は正直、自分自身で選択肢を狭めていた部分がありましたし、漠然と『できることなら地元で就職』と考えてしまっていました。けれども関東の専門学校に入り、いったん視野を広げてみようという気持ちになれたことは自分の大きなきっかけになったと思っています。
就職活動のため企業説明会などにも複数参加しましたが、日本データスキルは『どの人事担当の方も雰囲気がいいな』という印象でした。明るく楽しく仕事をされていることが伝わってきたので、入社を決めました」
青柳は、就職活動中、質問にも丁寧に答えてくれる人事担当者のオープンな雰囲気に好感を持ったといいます。結局、地元から離れた場所で就職することとなりましたが、大きな不安を感じることもありませんでした。
「もともと、日本データスキルに入社している社員には地方出身者が多く、そういう部分でもあたたかくフォローしてもらえる環境があると理解できたのは大きかったです」
先輩後輩・同僚との良好な関係で、慣れない仕事、不安もカバー
入社以来、堅実に仕事をこなしてきた青柳ですが、今回、電力システムから大規模物流・配送システムの担当になり、大きく変わったと感じることがあるといいます。
「これまでは保守作業を長く担当しており、まだあまり開発に携わる経験がありませんでした。それが基本設計書から作り、詳細設計書、製造というなじみのなかった部分に携わることに。
もちろん保守作業のなかでもちょっとしたシステムを作ることはあったのですが、本格的に設計書から作成して開発する経験を積みたい、という想いがありました」
こうして、主に保守作業に携わってきた青柳は、開発の経験を積む目的を持って、サブリーダーとして今回の大規模物流・配送システムを担当するようになりました。しかしこれまでとは大きく異なる業務であるため、もちろん不安やストレスを感じることも。
「上長との面談で、これまで保守しかやっておらず開発メインで入ったことがないので、今後のキャリアとして偏りがないだろうか、という懸念事項も、伝えていました。そういったことも加味され、今回のプロジェクト担当にアサインされたのかなと思っています。
不安は大きく、ストレスもありましたが、もともとプロジェクトにいた先輩や後輩に質問し、きちんと答えてもらえる環境があったので、今のところなんとか解決していける状況です」
うまく仕事をしていく上で非常に大切なのは、『良好な人間関係』だと青柳は感じています。
「これまでの7年間、一緒に仕事をしている先輩後輩、パートナーさんを含め人間関係が良好だったことは、仕事を好きになれる要素としてとても大きかったと思うんです。
もしもコミュニケーションがあまり取れない環境にいたならば、疑問点などを質問するのも尻込みしてしまうと思います。環境がよかったところが、大きいと思います」
社内でも、パートナー企業内でも、まだまだ女性は数としては少ないが、男性女性の性差はあまり自分では感じないと話す青柳。良好な人間関係を築き、コミュニケーションを取れる環境があれば、女性か男性かにかかわらず、活躍できると考えている。
“長く仕事を続けていく”ことは、「自分が成長を続けていくこと」
専門学校時代も含め、上京して8年になる青柳には、仕事以外にも大切にしている時間があります。
「あまり数は行けていないのですが、もともと演劇鑑賞が趣味で、こちらに出てきていろいろな劇場があるので、タイミングが合えば足を運んでいます。映像ではなく生の演劇を観る機会を得られることは本当に楽しみで、ストレス解消にもなっていますね。
地元ではなかなか観に行く機会は得られなかったですが、就職で都心エリアに出てきたことで、そういった機会が多く取れるのもよかったことのひとつかもしれません」
演劇鑑賞のほか、レジンという樹脂を用いたアクセサリーを趣味で作ることも。「思い立ったらちょこちょこっと作る」ことは、もともとものづくりが好きな青柳にとっての大切な楽しみです。
仕事では、サブリーダーとして3年目に入りました。
「今は手探りの状態でやっている作業が多いところもあります。既に肩書きとしてはサブリーダーという立ち位置ではありますが、本当に周りのメンバーに助けていただきながらなんとかやっているというのが現状です。
今はまだ助けてもらっている側ですが、今後は自分でもっと知識をつけ、困っているメンバーがいたら逆に助けてあげられるようになっていきたいと思います」
長く担当した電力系企業の仕事では、お客様の信頼も非常に厚く、社内でのコミュニケーション能力、気配りにも定評がある青柳。しかし青柳自身はそれに甘んじることなく「どんどん成長していかなければ」という気持ちを強く持ち、業務知識、技術的知識の習得を心掛けています。
「今のところ、周りとのコミュニケーションも取れていて、技術力も磨いていけているので、今後も努力を継続してリーダーになっていくところに繋がれば、と思います。自分が成長していくことが、結果、この会社のなかで長く仕事を続けていける基盤になるのではないかと思っています」
今後も努力を続け、いずれはサブリーダーからリーダーへ。コミュニケーション力と技術力をさらに磨く青柳の、さらなる飛躍が期待されます。
※ 記載内容は2022年2月時点のものです
