「後悔のない就職活動を」。拠点を超えた採用チームを率い、誠実に学生に寄り添う
リクルーティング部で部長を務める佐藤さん。グループの薬局事業領域における薬剤師職や調剤事務職の採用を担当する部署で、全国に散らばる多くのメンバーと共に新卒・中途採用に取り組んでいます。
「主に、合同説明会やインターンシップなどを通して、医療業界をめざす学生との接点を広げることがミッションです。
しかし、ただ当社に人材を引き入れることがゴールではなくて、学生や求職者が“後悔のない就職活動”ができるようサポートすることも、私たちの大事な役割だと考えています」
採用活動を通して出会うのは、主に医療業界をめざす学生たち。そこに特別な意味があると佐藤さんは続けます。
「当社は薬局事業をはじめ、医薬品の卸やジェネリックメーカーとの連携など、医療に関わるさまざまな事業を手がけています。たとえ今回ご縁がなかったとしても、将来、患者さまやお客さま、あるいはまた別の立場で関わる可能性もあります。その時に『あの会社は信頼できるよね』と思ってもらえるようにしたい。
だからこそ、目の前の採用だけでなく、彼らの長期的な人生を見据えて、一人ひとりと誠実に向き合いたいと思っています」
リクルーティング部の責任者として、佐藤さんは「チーム全体で目標を達成すること」を重視しています。
「採用活動は札幌、東京、大阪、福岡の4拠点にまたがって行います。その中で、合理的な仕組みを整えて、メンバーが前向きに動ける環境をつくることが私の役割です。定例ミーティングに加え、電話やメール、チャットなどを活用した日常的なコミュニケーションを行い、連携を図っています。
また、私自身普段は東京に身を置いていますが、全国の合同説明会やイベントなどに積極的に参加し、各拠点のメンバーと時間を共に過ごすよう意識しています。
これは、他のメンバーも同様で、たとえば西日本の担当であっても、東京や札幌などのイベントにも積極的に顔を出し、各地の学生と直接接する機会を持つことを勧めています。その土地ごとに学生の雰囲気や反応は違うので、現場で得られる“肌感覚”を大切にしてほしいと思っています。
また、普段はどうしても地域単位での活動になりがちですが、インターンシップの企画やSNS戦略の立案などは、拠点の垣根を超えたチームで展開し、メンバー同士の横のつながりを強化しています」
佐藤さんは、採用責任者として大切にしている価値観があると話します。
「入社してもらいたい気持ちが強すぎるあまり、事実以上のことを誇張して伝えてしまってはいけません。企業側として誠実に向き合う姿勢を忘れず、いったん冷静になって、きちんと真実を伝え、必要があれば自社の課題も包み隠さず伝えるようにしています。
また、年齢を重ねるにつれ学生とのジェネレーションギャップが広がっていく中で、こだわりや偏見にとらわれすぎず、若いメンバーの意見や感覚にしっかり耳を傾けることも意識しています」
会社の魅力を伝えたいとキャリア入社。挑戦を後押しされ、実現した「見学ツアー」
実は前職で佐藤さんは、人材紹介会社のエージェントとして、メディカルシステムネットワークグループと仕事をする関係でした。その中で、社員一人ひとりの人柄に深く感銘を受けたと振り返ります。
「会う人が皆、優しくて明るくて、本当に魅力的な方ばかりでした。すごくいい会社だなという印象を持っていました。
より良い提案のために、なの花薬局のことをいろいろ調べて、社員の方にもさまざまなことを尋ねるうちに『この会社をもっと多くの人に知ってもらいたい』と思うようになっていきました。とくに新卒の学生には、まだまだ知られていない魅力的な部分が多いと感じていて……、それなら自分が採用担当になったらいいのではないか、と思って入社を決めました」
こうして2017年にキャリア入社した佐藤さんは、大阪での採用活動からキャリアをスタート。学生や大学とのフロント対応を数年担当した後、2021年に採用セクション(現・リクルーティング部)の部長に就任しました。
「これまで、学生により深く会社について知ってもらうため、さまざまな新しい取り組みにも挑戦してきました。とくに印象に残っているのは、北海道や九州を舞台に、店舗見学を含んだツアーをメンバーの発案で企画・実施したことです。
学生の企業理解を促し、地域薬局のリアルな面を知ってもらうため、創業の地である北海道ツアーでは「なの花薬局1号店」の見学など、会社の想いや歴史に触れられるコースを設定しました。実際に足を運ぶことで、地域に根ざした薬局がどんな役割をはたしているのかを肌で感じてもらえたと思います。全国各地から学生が参加してくれて、会社の魅力を知り、これをきっかけに入社に至った例もあったので、とても充実した取り組みになりました」
この店舗見学ツアーが実現できたのは、“前例のない挑戦も応援する文化”があったからだと佐藤さんは続けます。
「若手・ベテラン関係なく何か提案があれば、否定することなく『とにかくやってみよう』と背中を押してくれます。さらに、『こうしたらもっと良くなるんじゃない?』と前向きにアドバイスをしてくれる人も多いと感じますね」
「まちのあかり」の理念が息づく会社で、“なりたい自分”を支援する仕組みがある
グループとして掲げる理念は「良質な医療インフラを創造し生涯を見守る『まちのあかり』として健やかな暮らしに貢献します」 。この言葉には、社員一人ひとりの捉え方や実践の仕方があると、佐藤さんは語ります。
「現場のスタッフを見ていると、それぞれの立場で、患者さまや地域の方々に寄り添いたいという気持ちを持って行動していることが伝わってきます。私は、企業は人で成り立っていると思っています。
だからこそ、こういった私たちの理念や取り組みに共感して、共に手を携えて進んでいける人をぜひ採用したいですね」
その中で、佐藤さんが学生や求職者に対して伝えるようにしていることがあります。
「当社は、個々の“なりたい自分”に寄り添うサポートや教育を大切にしています。私たちがめざしているのは、同じような人材を育てることではなく、その人がめざす姿に対して会社として何ができるか考えること。
そのために設計された『コミュニティ ファーマシスト ステップ(CP Step)制度』も、評価制度とは切り離し、薬剤師としての成長の指針として位置づけられています。もちろん、努力がきちんと評価され、また手当として還元されるという仕組みにもなっているので、やりがいを持って働ける制度になっています」
グループや会社の理念を、学生や求職者に直接伝える立場である佐藤さん。採用活動で感じる醍醐味についてこう話します。
「最初は『なんとなく薬局業界に興味があって……』と話していた学生の方が、話を重ねるうちにどんどん当社の魅力を理解し、ファンになってくれる。そんな過程に立ち会えるのは、やっぱり嬉しいです。
さらに、興味をもった学生が自ら情報を集め、社員に直接話を聞きに行くようになることも。最終的には、私たちと同じくらい、いや超えるぐらいに当社を好きになってくれて、『こんな魅力もありますよね!』と学生目線で伝えてくれることもあります。私にとっても新しい発見や刺激になりますね。
自分が採用で関わった人材が入社後にどんどん成長し、自己実現をはたして活躍する姿を見られた時にも大きなやりがいを感じます。採用イベントや交流会へ先輩として参加してくれて、一緒に仕事ができたときには本当に嬉しく思います」
入社を迷っている人や不安を抱えている人にも、しっかり寄り添いサポートしたい
これからの採用活動について、佐藤さんはビジョンを語ります。
「“良い人材”の定義は、企業のフェーズや時代によって変わってくると思います。だからこそ、その時々の会社の成長や変化に合わせて、どんな人材を採用するべきかを常に考える必要があると感じています。
医療業界に限らず、採用活動は少子化にともない学生数が減少する中での競争になり得ます。その中でも、私たちの理念や想いを丁寧に伝え、本当に理解・納得した上で入社していただけるような活動をチーム全体で行っていきたいです」
その中で、佐藤さん自身が感じている、メディカルシステムネットワークグループの魅力とは。
「やはり、社内の雰囲気の良さでしょうか。中でも、なりたい自分、めざす自分があるときに、まず受け入れてくれる風土があること。そして、単に個人の意思を尊重するだけでなく、会社全体でサポートしてくれる体制があります」
さらに佐藤さんは、当社で活躍できる人物像について、次のように続けます。
「私たちは“まちのあかりになる”ことをめざしています。そのためには、相手の立場に立って物事を考えられることがとても大事です。また、自ら良い雰囲気をつくっていこうとする主体性のある方や、何事も自分事として捉えられる前向きに発信できる方は活躍できるでしょう。もちろん、将来の目標が明確に定まっていなくても大丈夫です。一緒に考えてくれる先輩や環境も整っていますから」
最後に、佐藤さんは学生や求職者へのメッセージを送ります。
「就職活動は、他の誰のためでもなく、自分の未来を決めるための活動です。だからこそ、頼るだけではなく、自分で調べて、体験して、考えて、決めてほしいんです。“後悔しない就活”のために、ぜひイベントやインターンシップ、店舗見学や交流会など、さまざまな機会に積極的に参加して自分なりの軸や基準を持ってほしいと思います。
私たちリクルーティング部は、『入社したい』という人だけでなく、迷っている方や不安を抱えている方に対しても、しっかり寄り添い、サポートしていきます。ぜひ気軽に声をかけてほしいですね。
これまで、新卒の時はご縁がなかったけれど、数年後にライフイベントを経て転職するタイミングで『なの花薬局が一番に浮かんだ』と入社してくれた人もいます。このような経験から、短いスパンではなく、その方の人生という長期的な視点で向き合うことの重要性をあらためて感じています。一つひとつの出会いを、将来につながる貴重なご縁として、これからも大切にしていきたいと思います」
※ 記載内容は2025年5月時点のものです

