三井物産プロジェクト本部は経済、社会の発展と、より良い地球環境づくりに必要なインフラをグローバルに提供しています。本記事では、プロジェクト本部の事業・業務内容をご紹介します!
プロジェクト本部とは
プロジェクト本部は機械・インフラセグメントに属し、人々のより良い暮らしづくりに貢献するインフラプロジェクトをグローバルに展開しています。本部の名前が商材ではないことが特徴の一つとして挙げられます。インフラ事業領域において、多くの社内外関係者と連携しながら、プロジェクトの構想・立案、開発、そして運営・管理、事業経営などを行い、具体的なプロジェクトごとに様々なフェーズで国内外のインフラを支えている本部です。
プロジェクト本部は、「世界中の人々の豊かな未来をインフラからつくる」というMissionを掲げ、これに基づく、VisionとValuesを設定しています。Visionは、プロジェクト本部のありたい姿である「Weave Solutions towards the Future ~ No limits No Boundaries 2.0 ~」の実現に向けて私たちがめざす姿を表しています。Valuesは、ありたい姿の実現に向けて、三井物産の社員に共通して求められる価値観です。
プロジェクト本部の事業
では、このMissionを掲げるプロジェクト本部の事業領域についてご紹介します。プロジェクト本部では、みなさんがイメージしやすい電力のほか、資源インフラ、社会環境インフラ、総合力・新領域、の4つを主要な事業領域として取り組んでいます。
具体的に、各事業領域における取組をご紹介します。
【電力事業分野】
電力事業はプロジェクト本部の柱となる事業です。安定的な電力供給が可能な火力発電事業に取り組んできたほか、世界中の様々なインフラニーズに応えて、脱炭素、エネルギー・トランジションに貢献すべく、風力・太陽光・水力などの再生可能エネルギー発電事業にも注力しています。
【資源インフラ事業分野】
資源インフラ事業は、ガスや石油といった資源の開発から調達までをインフラを通じて支えています。具体的には、LNG(液化天然ガス)受入・輸出基地の整備・運営、ガスパイプライン整備・ガス配給、FPSO(浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備)のチャーター・運営などを行っています。
【社会環境インフラ事業分野】
社会環境インフラ事業は、物流インフラ(港湾や空港などのターミナル)の整備・運営や上下水処理、海水淡水化を行うプラントや施設の整備・運営などを行っています。今後、新たな事業・ビジネスモデル構築のため、他本部ともより連携しながら進めていきたい分野です。
【総合力・新事業領域分野】
日米間海底通信ケーブル事業をはじめとしたデジタルインフラ、デジタル技術を活用した農業サプライチェーンの構築といった新サービスについても、今後のビジネスの広がりを見据えて果敢に挑戦しています。一つの商材を持たないプロジェクト本部だからこそ、社会のニーズに合わせて他事業本部とも協業しながら積極的に取り組んでいます。
例えば、気候変動問題の産業的解決をミッションに2020年4月に新設されたエネルギーソリューション本部(ES本部)ではプロジェクト本部からもES本部に人員を輩出し、エネルギー・トランジションが進む中での新サービスの提供に向けて連携しています。
【プロジェクト本部のポートフォリオ戦略】
昨今のサステナビリティ潮流を踏まえ、脱炭素、エネルギー・トランジションを意識した取組を進めています。三井物産として、サステナビリティ経営を更に推進するため、脱炭素社会に向けた事業ポートフォリオ変革を掲げており、「発電事業における再生可能エネルギー比率を2030年までに30%超に引き上げる」という目標を設定しています。
このため、プロジェクト本部でも、GHG(温室効果ガス)を多く排出する石炭火力発電資産のリサイクルや新たな再生可能エネルギーの新規開発によるポートフォリオの最適化を進めています。例えば、2024年5月にはインドネシアにおけるパイトン石炭火力発電事業を売却し、また、再生可能エネルギー発電として現在、台湾のハイロン洋上風力発電事業の商業運転開始に向けて取り組んでいます。
このように、プロジェクト本部では時代のニーズを踏まえて、プロジェクトのポートフォリオを組み替えながら、インフラを通じた持続的な社会の発展に向けて取り組んでいます。
プロジェクト本部の組織構成
ご紹介した4つの事業領域について、プロジェクト本部では地域ごとに部署を分けて取り組んでいます。①アジア、②インド・中央アジア・中東・アフリカ・CIS、③北米・中南米、④大洋州・欧州そして⑤日本と、地域ごとに5つの事業部に分かれ、各地域のインフラ開発・事業管理を行っています。
また、現地の支社や事業会社における駐在員・出向者やグローバル社員、パートナー企業と日々やりとりし連携しながら、国内外プロジェクトを進めています。
プロジェクト本部の業務内容
では、プロジェクト本部では具体的にどのような業務を行いインフラプロジェクトを進めているのでしょうか。プロジェクト本部の代表的なプロジェクトのフェーズは次のような流れであり、各プロジェクトのフェーズに応じて、様々な業務(画像の「主な業務内容」参照)が発生します。
例えば、ある案件では、案件の開発・立ち上げ段階に携わって、デューデリジェンス調査を行ったり、金融機関とファイナンス組成のための交渉を行ったりすることもあれば、既に商業運転を開始している事業においては、プロジェクトを運営・管理する事業会社の経営に携わり、更なるバリューアップやターンアラウンド(事業再構築)のために経営戦略を立て、それに基づき取組を実行していきます。
このように案件ごとに対応する業務は異なるため、個々の業務に応じたスキル・知識・経験が求められ、日々新たな知識を習得し、経験を積み重ねながら業務を行っています。
プロジェクト本部が求める力
プロジェクト本部の業務を推進するためには、「興す力」「創る力」「経営する力」の3つの力が求められます。一人ひとりがプロジェクト本部の人材としてこの3つの力の要素を業務や研修などの自己研鑽を通じて磨き上げ、この能力向上・成長を組織・チームの総合力に結集させることが重要になっています。
・「興す力(Entrepreneurship・Project Development)」:新たなビジネスを構想し、インフラの建設を含めてその構想を実現する力。
・「創る力(Value Creation)」:興す力により実現した事業や既に存在する事業に当社機能を付加し更に価値を高める力。他本部との協業、業界を超えた巻き込み力、展開力で新たに価値を産み出す力。
・「経営する力(Project Operation・Project Management)」:興す力により実現した事業や既に存在する事業に求められる永続性を満たす力。
「創る力」は「経営する力」と車の両輪で、事業に価値を付加する点に特化しているものです。
価値ある事業推進をするために、キャリア入社者、他事業本部からの異動者、グローバルグループ人員などすべてのプロジェクト本部員一人ひとりが力を伸ばし、必要な力を組織・チーム全体で発揮することをめざしており、そのために自律的なキャリアデザインをプロジェクト本部は後押ししています。
プロジェクト本部で一緒に挑戦しませんか?
プロジェクト本部は「世界中の人々の豊かな未来をインフラからつくる」をMissionに掲げ、ご紹介した事業領域やビジネスモデルにとらわれることなく、自己変革を続けながら、世界の脱炭素、エネルギー・トランジションをリードするべく新規事業の開発にも果敢に取り組み、新たな価値を社会に提供することに挑戦しています。
「地球の、人々の豊かな未来を自らの手でつくりたい」
「エネルギー・トランジションに携わり持続可能な社会を支えたい」
「オーナーシップをもってインフラ事業に携わりたい」
「事業会社の経営ポジションで活躍したい」
このような志を持っていらっしゃるあなた、プロジェクト本部で一緒にインフラを通じた国づくり、エネルギー・トランジションに挑戦してみませんか?
※ 記載内容は2024年8月時点のものです
