負けず嫌いな私が熱中した吹奏楽と、人と関わる楽しさを見つけたアルバイトの日々
子どもの頃から、負けず嫌いな性格だったと思います。スポーツは得意な方ではなかったのですが、幼稚園や小学校では「絶対に運動会のリレーの選手に選ばれてやる」と意気込んで、一生懸命走っていました。
中学校からは吹奏楽部に入部し、サックスを担当しました。そのおもしろさに惹かれて高校でも吹奏楽を続けましたが、とくに力を注いだのが、部内で年に一度開催されるソロコンテストです。コンクールで良い賞を獲りたい気持ちと同時に、個人としても目標を持って挑戦したいという思いが強く、「絶対に1位を獲る」と1年生の時から心に決めていました。
目標に向けて、朝や部活後も練習をして、とにかく練習時間を確保することは意識していましたね。また、部員が100人近くいる環境だったので、講師の先生から個別の指導を受けるために積極的に声をかけるなど、意欲的に技術を磨き続けました。
3年間こつこつと努力を重ねた結果、最後の年にはついに目標だった1位を獲得。驚きとともに、「やってきて本当によかった」という達成感を得られたことは今でも覚えています。
大学では文学部に進学し、ドイツ語を専攻しました。大学時代、とくに印象に残っているのは、ドーナツ屋でのアルバイトです。
最初の頃は、「このドーナツはどんな味ですか?」「どのドリンクと合いますか?」と聞かれても知識がなく、うまく答えられなかったんです。そこから自信を持って答えられるように、自分でドーナツを食べたり、ドリンクの相性を確かめたりして、知識を深めていきました。
最終的に、「これはこういう味で、このドリンクとよく合いますよ」と、自分の言葉で感想を伝えられるようになった時、仕事が心から楽しいと思えるようになりました。
推奨されている組み合わせもありましたが、やはり自分の実体験に基づいた言葉だからこそ、説得力を持ってお客さまに伝えられたのだと思います。こうした経験を経て、人と関わることがとても楽しいと感じるようになりました。
人生の大事なイベントに関わりたい。「家の売買」に携わる仕事に惹かれて不動産業界へ
就職活動は、大学2年生の夏頃から始めました。企業選びで大切にしていた軸は、2つありました。
1つは、「人々の人生の一部になるような仕事に就きたい」という思いです。アルバイトを通して人と関わる仕事の楽しさを知りましたが、社会人として働くなら、結婚式のような人生の大事なイベントに関わりたいと考えていました。そこで、ブライダルやホテル、人材、金融業界などを見ていました。
もう1つは、「自分の性格に合う人や社風」です。長く働き続けたいと考えていたので、インターンシップやイベントに参加する際は、「良い」と感じる以上に「違和感がない」ことを大切にしていました。
そうした軸のもと、さまざまな業界を見る中で出会ったのが、不動産業界です。調べていくうちに、売買仲介を担う「不動産流通」の分野が、最もお客さま一人ひとりと深く関われると感じ、惹かれていきました。「家の売り買い」は、結婚式と同じように人生にとって大きな出来事です。その重要な場面に寄り添えることに、大きなやりがいがあると感じました。
そして、不動産流通の中でも当社に興味を持った一番の理由は、「三菱地所グループの会社」であることでした。親会社がしっかりしていることで、安定した基盤があるのではないかと感じたのです。
当社の選考過程では、軸としていた「人の雰囲気」を確かめられました。インターンシップはオンラインでの参加でしたが、画面越しにも伝わってくる採用担当の方々の温かい人柄や話し方から、良い雰囲気を感じ取れました。
そして、最終面接で初めて本社に伺った際には、その印象がさらに強まりました。温かく迎え入れてもらい、お話をする中で、違和感なく自分らしくいられる環境だと感じ、「この会社は自分に合っているな」と確信できました。
ナビ解禁前の決断。宅建の勉強に集中できる環境が、キャリアのスタートを後押し
当社への志望度が最も高まったのは、実は内定をもらった後でした。当時、まだ他社の選考も続けようか迷っていた私に、採用担当の方が「片山さんが納得のいくまで就職活動をして、その上で決める形でも大丈夫ですよ」と声をかけてくれたのです。
そのように急かすことのない姿勢に、学生一人ひとりと真摯に向き合ってくれる誠実さを感じ、ますますこの会社で働きたいという気持ちが強くなりました。
最終的な入社の決め手は、主に2つあります。1つは、選考過程で一貫して感じていた「人や雰囲気の良さ」。そしてもう1つが、宅地建物取引士(宅建)資格取得のための入社前サポートが非常に手厚かったことです。
業界研究をするうちに、宅建は早期に取得すべき重要な資格だと理解していました。そのため、内定者の段階から手厚い講習などのサポートを受けられることは、大きな魅力でした。
結果的に、私は大学3年生の2月、いわゆるナビサイトが本格的に解禁される前に、当社への入社を決めました。選考の段階から不動産流通業に進む意志は固まっていましたし、私自身は複数のことを同時に進めるのが得意なタイプではありません。入社後は、働きながら勉強時間を確保するのは大変だろうと考えていました。
最終的に、このまま他の選考を続けるよりも、いち早く宅建の勉強に専念する方が自分にとってベストだと判断し、比較的早期のタイミングで入社を決意したのです。無事に大学四年生の10月に宅建の資格も取得でき、判断は正しかったと感じています。
内定者期間中は、大学4年生の5月頃から始まった宅建の講習にも参加していました。この講習には同期も一緒に参加していたので、自然と仲が深まりましたね。入社前にそういった機会があったからこそ、内定式にも落ち着いて臨めましたし、入社後の人間関係に対する不安も少なかったです。営業職は配属されると同期と仕事で一緒になる場面が少ないので、入社前につながりを築けたことは本当に大きかったと感じています。
めざすは自立した営業。温かく人の良い環境で、お客さま一人ひとりと向き合っていく
現在は、家の売却を希望されるお客さまからの査定依頼を受け、実際に物件を査定し、面談を重ねて売却をお任せいただくところから、その後の販売活動までを担当しています。
販売活動では、ポータルサイトや当社のホームページを見てお問い合わせくださった購入希望のお客さまへのご対応、物件のご案内、そしてご契約へとつなげていきます。
私が所属している営業所は、所長を除くと営業担当が6名で、そのうち私を含め2名が女性です。20代から40代まで幅広い年代の先輩方がいますが、皆さんとても温かく、部署の雰囲気は非常に良いと感じています。
私のOJT担当は女性の先輩で、もちろん一番に相談することが多いですが、それだけでなく、営業所全体で新人の私を気にかけてもらえていることを感じます。
たとえば、時には質問すらできずに手が止まってしまうこともありますが、先輩方が「どうしたの?」と声をかけてくれるんです。そのおかげで、安心して業務に取り組めています。
仕事のやりがいを感じるのは、お客さまと直接お話しする時や、感謝の言葉をいただいた時です。まだできることは少ないですが、たとえば居住中の物件をご案内した後、売主さまから「いつも販売活動を頑張ってくれてありがとう」といった励ましの言葉をいただくと、とても嬉しくなります。
一つひとつの出会いを「良い出会いだった」と感じられますし、これからそういったつながりが増えていくことに、大きな喜びと期待を感じています。
今後の目標としては、まずは1、2年後までに、一人でしっかりと業務を進められる「自立した営業」になることです。まだ具体的なキャリアプランはありませんが、今は目の前の業務一つひとつを確実にできることが大切だと考えています。そして将来的には、自分が先輩方にしてもらったように、後輩を指導できるような存在になれたら嬉しいです。
最後に、この記事を読んでくださっている就職活動中の方々へ伝えたいのは、不動産の営業といっても、さまざまな会社があるということです。ハードなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、当社はそうではなく、穏やかな雰囲気の中で仕事ができています。私自身、この温かく風通しの良い環境が当社の大きな魅力だと感じています。
「人の良い環境で、お客さまの人生に深く関わるような仕事に挑戦したい」と考えている方がいれば、きっと当社は合うと思います。お客さまとの出会いを大切にしながら、一緒に成長していける仲間と出会えることを楽しみにしています。
※ 記載内容は2025年10月時点のものです

