ソリューションありきではなく、お客様にとっての最適なソリューションを提供
Digital Solution事業部は、サードパーティー製品をはじめとする多様なソリューションを提供する組織です。これまでは社内にソリューションビジネスが点在していました。これをシナジーが発揮やすい体制に再構築すべく、2025年4月に新設した部門です。
事業の中心となるのは、総合的にソリューションサービスをグロースさせることですが、そのためには、まずソリューションを正しくデリバリすることが重要になります。
私達のデリバリでは、まずお客様の課題をヒアリングして整理し、To-Be(理想の姿)を描いた上で、実現に向けたアプローチを設計します。次に整理した要件をソリューション製品に適用し、必要に応じて開発を加えながら形にしていきます。
ただ、私たちが提供しているのはソリューションサービスですので、1から開発するようなスクラッチ開発をする機会は少なく、相対的には既存製品を最適に構成・設定することが多いです。
一方で、私達のデリバリはソリューションサービスに依拠しつつも、ベンダーフリー、ソリューションフリーという特徴を持っています。それらの特徴があるからこそ、解に縛られることなく、フラットな立場から、本当にお客様にとって最適解と呼べるソリューションをご提案できています。
私は事業部長として、セールスチャネルの構築やプロジェクトの推進・管理、さらにメンバーの育成などを主に担当しつつ、最適なソリューション提供に向けたアライアンス戦略も担っています。また、並行して執行役員やグループ会社の役員も兼任しています。
10年越しの誘いを受けて。「この仲間と働きたい」という想いでエル・ティー・エスへ
私のキャリアは、必ずしも思い描いたとおりに進んできたわけではありません。大学卒業後、就職を予定していた企業が倒産してしまい、先輩の紹介で入社したブティック系コンサルティング会社からキャリアをスタートしました。そこでは、システムとコンサルの掛け算をめざしていた当時の在籍企業の方針もあり、文系出身ながらコンサルティングだけでなくシステム開発にも挑戦し、実績を築いて最終的には常務取締役を務めました。
その後、連結会計のパッケージ・ソフトウェアを扱う会社の社長に声をかけられ、グループ会社の設立時に取締役として参画しました。そこではEPRの導入支援を行っていたのですが、旺盛な需要に対してリソースの確保が難しかったことから、数年後に他の会社へ事業売却することになりました。
売却先の会社へ私も移籍して事業を3年ほどリードし、今度は新たな挑戦を求めてロジスティクス専門のコンサルティング会社に取締役として転職。そこで3年ほどサービス統括責任者を経験した後、2023年にエル・ティー・エスへ入社することになります。
こうしてこれまでのキャリアを振り返ると、仕事をする中で一緒に働く仲間や憧れる人を通して、その都度なりたい姿を描いてきたように思います。そのなりたい姿に向かって挑戦し続けた結果、今の自分があるのではないかと感じています。LTSを選んだ理由も実際にメンバーと話し、辛い状況に向き合った時に悲観的や攻撃的になるのではなく、前向きに捉える彼ら、彼女らの姿勢に「一緒に働きたい」と感じたのが決め手でした。
実は、今から10年ほど前にエル・ティー・エスの取締役 兼 副社長執行役員である李と出会い、その頃からずっと入社の誘いを受け続けていたのですが、タイミングが合わずにいました。ご縁やタイミングの話はありますが、なによりもそうした一緒に働く人に惹かれたのが入社を決意する決め手でした。
ワンストップサービスを強みとして事業部の象徴となるプロジェクトに挑む
私が一緒に働く人に惹かれてエル・ティー・エスに入社した通り、Digital Solution事業部の魅力の1つは人が生み出す雰囲気の良さです。事業部内はポジティブで和気あいあいとしつつも、いろいろなことにチャレンジしていきたいという熱量があり、非常に闊達としています。
たとえばミーティングでも若手からベテランまで遠慮なく新しいアイデアを出し合っていて、「それいいね」と認め合えたり、「それなら試してみよう」とすぐに小さくアクションに移していくようなところがあります。そうした熱量やムードはお客様にも伝わるものですので、私達にとって1つの強みになっています。
一方の事業としての強みは、ワンストップでサービスを提供できることです。
ワンストップとは、お客様自身でも明確に把握しきれていないお困りごとを具現化、可視化して、解決に至る道筋のプランニングから、そのプランニングを実際にデリバリまで伴走できることを指しています。
課題整理から実際のシステム構築までをワンストップで提供できるケイパビリティの広さとチームの前向きな雰囲気が評価された結果、直近では特徴的な案件も生まれてきています。
その案件では、外資系のクライアントのグローバル本社から経営管理システムが展開されたものの、日本支社の状況に合わせた一定のローカライズが必要という状況でした。その実現方法については本社からの詳細な指示はなかったようで、お客様はどう進めていくべきかとお困りでした。
この状況に対して、私達は数あるソリューションの中からMicrosoftのPower Platformを活用したローカライズをご提案しました。ちょうどお客様も社内でPower Platformを使ったローカライズを模索していたものの、実現には至っていない段階でした。そのため、課題整理からシステム構築、実際のランディングまでも支援できる私たちのワンストップサービスに期待をいただき、プロジェクトが進むことになりました。
重要なのは、単に「ローカライズの方法」だけを提案しても不十分であり、また「Power Platform導入の提案」をするだけでも課題は解決しなかったであろう点です。私たちがワンストップのケイパビリティを備えていたからこそ、課題解決に貢献できたのだと捉えています。
私達の組織は若手メンバーも多く、創設時期と併せて、名実ともにまだまだ若い組織ではありますが、こうしたグローバル企業のマネジメントレポートを作り上げるような挑戦的な案件にも取り組める力や可能性があるという証左だと感じました。
エル・ティー・エスの名刺代わりになるような、独自性のあるソリューションをめざして
Digital Solution事業部が設立されてから、約半年が経ちました。
シンボリックな案件も生まれてはいますが、今後の1年間は、まだトライ&エラーを繰り返しながら、私たちの強みが活かせる市場価値の高いソリューションを見極めたいと考えています。それは私たちが担当させていただくからこそクライアントにとって付加価値が高まるソリューションに積極的に取り組みたいと考えているためです。逆に他社にもできるものであれば、価格を含めた他の構成要素を踏まえたとしても積極的に取り組もうとは正直なところ考えていません。
同時に昨今のAIの伸長は私たちのビジネスにも極めて強い影を落としている事実も、将来のビジョンにおいては見過ごせません。
私たちはここに新たな成長のチャンスを見出しています。今後の取り組みの中では、コンサルティングとソリューション、そこにさらにAIを付け加えた三位一体で回していくような事業構成も検討しています。
これから作り上げていきたいのは、業界のデファクトスタンダードとして認知されるような独自性のあるソリューションや、「テクノロジーの側面から見た時のLTSの強みはここだ」と名刺のように対外的に示せるようなソリューションです。
そのような将来像を共に創る仲間として私たちが迎えたい方にはいくつか観点があります。1つにはAIとソリューションを掛け合わせると何ができるのかを一緒に考えられる、もしくは、そうした領域に興味関心がある方です。
もう1つは、それが事業であれ組織であれ、既存の完成したものに合わせることに歯がゆさを感じている方です。私たちの取り組みは商品ではなく、お客様を向いて進めていますので、ある意味お客様に応じて形が決まります。事業に限らず、事業部そのものも進化の途上にあり、自分たち自身で組織を形づくっていく余白があります。そうした挑戦的な環境に喜びや楽しみを見出せる方にもぜひジョインしていただきたいと思っています。
お客様のために徹底的に伴走したいという高い志を持ち、新しい挑戦を楽しめる、そんな方が仲間に加わってくださるのを心待ちにしています。
※ 記載内容は2025年8月時点のものです

