経営企画とコンサルティング。視点が異なる業務経験がもたらす大きな成長
Consulting事業本部の事業推進部で部長を務める阪本。事業本部の経営企画機能を担う同部署は、2024年に立ち上げられた新しい組織です。
「事業推進部は、主に2つの役割を担っています。1つは経営企画で、事業計画の作成や本部全体の施策検討・推進、事業本部長の意思決定をサポートすることです。
もう1つが事業管理で、事業本部の収支や予算達成の状況を把握することに加え、コンサルタントが本業に集中できるよう、ミドルオフィスやバックオフィスの業務全般をカバーしています」
業務の遂行にあたり、阪本は事業本部長とのコミュニケーションを通じた組織運営を行っています。
「定型業務はほとんどなく、事業本部長と一対一で日々の組織運営について会話しながら、予算達成のために必要な打ち手などを検討したり、必要な情報を揃えたり、事業本部長の意思決定を支えることが私の役割です。
また経営企画に携わると同時に、私自身もコンサルタントとしてクライアントワークを行い、特定のお客様を継続的に支援するアカウントマネジメントなども担当しています」
これまでのメインキャリアであるコンサルタントとしての業務に加え、経営企画というポジションを経験したことで、新たな気づきが生まれていると阪本は話します。
「コンサルティングで培った第三者的な視点は、経営企画の仕事においても大いに役立っています。一方、実際に経営の最前線に立ったことにより、コンサルタントとして見えていなかった理想と実務とのギャップにも気づくことができました。
この新たな気づきが、自身の大きな成長につながっています。そして経営企画を通じて得た知見を、再びコンサルティングの仕事に還元できることが、今の仕事のおもしろさですね」
経営企画の仕事を通じた自身の成長を実感しつつ、チームをマネジメントする楽しさも感じています。
「定例会という形で各自の業務状況や課題をしっかり共有し合う場を設定したこともあり、以前は個々で仕事をしていたメンバーが、ワンチームで動き出しているという実感があります。部門の雰囲気もとても良いですよ。お互いに意見を言い合える環境で切磋琢磨できているのではないでしょうか。
まだまだ新しい組織だからこその試行錯誤もありますが、それ以上にメンバーがやりたいことをどんどん提案してくれるので、それをどうやって実現していくかをみんなで一緒に考えながら仕事を進められていますし、その協働の時間がとても楽しいですね」
自身の成長のために選んだ再入社。新たな役割に対しても変わらない価値観
新卒入社した大手SIerでSEとして2年のキャリアを積んだ後、監査法人系コンサルティングファームに転職した阪本。そこで出会った上司が、現在Consulting事業本部で事業本部長を務める常務の白鳥でした。
「白鳥は、私がもっとも尊敬する上司であり師匠のような存在です。3年ほど共に働く中で多くを学び、コンサルタントとして成長させてもらいました。その後、白鳥はエル・ティー・エスに転職したのですが、自分もいずれは同じ道に進むのではないか、ついていきたいとは考えていました」
その言葉どおり、阪本は2022年にエル・ティー・エスへ入社。約1年、関西のクライアントを担当した後、前職時代の知人から誘いがあり外資系戦略コンサルティングファームへの転職を決意します。
「入社して日が浅くはありましたが、せっかく誘っていただいたご縁を活かしさらなる成長を遂げたいと思い決断しました。ただ、いつかエル・ティー・エスに何かしらの形で貢献できたらという思いをもちながらの転職ではありました。転職した先でもチャレンジングなプロジェクトを経験でき、スキルアップとともにコンサルタントとしての視野を広げ、視座を上げることができました。
ただ当時感じ始めたのが、このままコンサルタントとしてのキャリアを一生続けていくべきなのか、もっと自分が成長あるいは貢献できる視点・責任・場所があるのではないか、ということです。その想いを白鳥に相談したところ、『キャリアの自由度が高いのがエル・ティー・エスの特徴の1つ。チャレンジしたいことがあるのであれば戻ってきたらどうか』と提案してもらいました」
アルムナイ採用も積極的に行っているエル・ティー・エス。外部で成長して戻ってきた仲間を温かく迎え入れてくれる環境に感謝をしつつ、阪本は新たな役割に向き合いました。
「再入社した私に期待されていたのは、コンサルタントに加え、経営企画という新しい職務でした。前回在籍していた時とは異なり、経営に近いポジションに立って事業責任者である白鳥をサポートし、事業本部が成長・発展するために行動することが求められます。そのため、今まで以上に白鳥と積極的にコミュニケーションを取り、経営視点を持って情報を集め、状況を把握して、業務に取り組んでいます。
私が仕事において大切にしている価値観は、実はコンサルティングでも、新たに挑戦している経営企画の業務でも同じで『相手の期待値を理解し、それを上回る成果を出すこと』です。経営であれば市場や投資家、コンサルタントであればクライアント、自分の場合は市場と向き合いつつ、事業本部長や現場の期待値を常に意識しています。依頼されたことに応えるだけでなく、一歩、二歩先を見越して準備することが重要です」
手探りの状態から始まった新部署の立ち上げ。対話重視で築いた組織運営の基盤
再入社後、部長として事業推進部の立ち上げに携わり、経営企画の業務に挑戦することになった阪本。当初はゼロから形を作っていく苦労がありました。
「事業推進部は、私の入社に伴って新設された部署で、社内にもベンチマークがなく、何から手をつけるべきか模索する状態からのスタートでした。どうすれば事業本部長の意思決定をサポートする機能を果たせるのか、手探りの状態が続きました」
その状況を打破するため、阪本がもっとも重視したのがコミュニケーションです。とくに事業本部長の白鳥とは何度も対話を重ねました。
「立ち上げ初年度は、とにかく白鳥とのコミュニケーションに多くの時間を割き、今後の方向性について徹底的に議論を重ねました。それによって自分がやるべきことがしだいに明確になり、2年目に入ってからは、対話にかけていた時間を市場調査や分析などの他の業務に充てることができています」
本音で語ることの重要性に気づいたことで行動を変えたと言う阪本。また、部長という立場になったことで、マインドにも変化が表れました。
「自分だけではなく、メンバーが最大限のパフォーマンスを発揮できるように仕組みや環境づくりを行う必要がある、という責任感が芽生えました。
また、コンサルタント時代にプロジェクトマネージャーを務めていた感覚に近いですが、チームを率いる部長として、一人ひとりの成長を自分が責任を持って支援したいとより強く思うようになりました」
チームのマネジメントに取り組む上で阪本がもっとも大切にしているのも、やはりコミュニケーションだと強調します。
「もともとメンバーはそれぞれに異なる業務を担当していることもあり、暗黙知となっている部分もあると感じていたので、まず一人ひとりの業務を把握するところから始めました。
そして、現在の業務だけではなく、どういうキャリアを実現したくてエル・ティー・エスを選んだのかなど、丁寧に対話を重ねてメンバーに対する理解を深める時間を確保していきました。現在は個々のやりたいことや適性に合う業務にできる限りアサインし、サポートできるように努めています」
再入社して部長になり、経営企画という新たな業務に挑戦して約1年。阪本は組織の成長に貢献しているという手応えを感じ始めています。
「成果を出せた指標の1つとして、昨年よりも事業本部の業績が向上していることが挙げられます。また、事業推進部としては、アドミサポートという形でコンサルタントが本業に時間的にも精神的にも集中でき、かつ適時適切に事業の状況を把握できるプラットフォーム・仕組みを安定的に運用できていることやマネジメント業務の一部を担うことができるようになったことで、事業本部長が重要なプロジェクトの対応に今まで以上に時間を割けるようになったことも、経営企画としての成果だと思います」
外に出たからこそわかる自社の強み。ステークホルダーのために今後も挑戦を続けていく
エル・ティー・エスが2030年に掲げる売上・利益目標の達成に向かい、経営企画を担う阪本はこれからも挑戦を続けていきます。
「目標を達成するためには、事業本部としても未来を予測して戦略を立案し、着実に実行することが求められます。現在も、変化の激しい時代に柔軟に対応するため、さまざまなシナリオを描いてシミュレーションを行っていますが、不確実な現代においてそれだけでは不十分です。経営企画として、現状と未来予想とを照らし合わせて常に軌道修正しながら、目標の達成に貢献していきたいと思います」
そして事業推進部の部長としては、今後の展望を次のように描いています。
「事業推進部は昨年立ち上げたばかりということもあり、その機能を社内に十分に周知できていない面もあると考えています。組織の認知を高めてサポート機能の利用を促し、サポート機能自体も拡充させていくことで、コンサルタントが今まで以上に本来の業務に集中できる環境をつくり、より良いサービスをクライアントに提供できるようにしていきたいですね。
そのためにも事業本部内にて組織運営が円滑にできる仕組みづくりを進めており、一例として新しい人事制度の運用を今年度から開始しました。コンサルタントのグレードごとにスキルや能力を明確に定義したことで、キャリアの現在地や次に挑戦すべきことが理解しやすくなり、メンバーの成長速度が上がっているのを実感しています。
とくに人事制度や仕組みについてはコンサルタントの成長に大きく影響するものだと考えており、人事部や他本部との協議を重ねながら本部として最適な運用をめざして進化をさせ続けていきたいです」
部長として組織を運営しながら、経営企画だけでなくコンサルタントとしても活躍している阪本。一度外に出て再入社したことで、あらためて自社の強みを実感しています。
「エル・ティー・エスの強みは、デジタル時代のベストパートナーとして、お客様とワンチームになって変革をやりきることは前提として、クライアント独自の変革の手法や仕組みをクライアント社内にもインストールすることを掲げて変革を推進することです。
外からエル・ティー・エスを見て、また大手コンサルティングファームも経験した身としては、現場に深く入り込み、お客様の立場に立って考え、成長を支え抜く姿勢がエル・ティー・エスらしさだと思いますし、企業のDNAとして根づいていると思います」
そして働く環境については、部門や年齢、ポジションを問わず挑戦の機会が豊富にあることが魅力だと言います。
「エル・ティー・エスには挑戦を後押しする文化があり、若手も早くからクライアントへの対応を任せてもらえることが特長です。大手コンサルティングファームと比べて若手のうちから前線で経験を積むことができ、成長のスピードがとても速いと感じます。若手に対するフォローも手厚く、オンボーディングなどの教育制度も充実しているので、安心してキャリアを積める環境です。
最近は新卒入社でマネージャーになっている方に加えて、アルムナイ入社や大手・外資系コンサルティングファームから転職されるマネージャーが増えています。
その背景として、通常のファームであれば専門領域を絞ってパートナーになっていくキャリアパスが基本になりますが、エル・ティー・エスでは私のように経営企画/事業企画を任されたり、入社間もなく部門長として新サービスの立上げを行うなど、自分の思い描いているキャリアを在籍年数に捉われず実現できる点が他社にはない魅力となっているようです」
そうした特長を持つエル・ティー・エスに向いている人材像について、阪本はこう話します。
「私が一緒に働きたいのは、純粋にクライアントに向き合い、最後まで走り抜ける人材です。自分の成長を第一に考えるのではなく、クライアントへの支援を徹底的にやり遂げ、その結果として自身が成長していることに気づける方が当社で活躍していますし、そういったマインドの方にぜひ仲間になっていただきたいですね」
※ 記載内容は2025年8月時点のものです

