「製品プロモーション」という仕事について
──今のお仕事について教えてください。
私は今、「コベルコ建機のクレーンの魅力をあらゆる角度で伝え、販売を支援する仕事」をしています。
コベルコ建機はさまざまな建設機械を国内外に向けて生産・販売していますが、プラントや風力発電、ビルなどの多様な施設の建設、地中の杭打ち・杭抜きといった基礎工事でも活躍するクレーンの販売を促進するための業務を手がけています。
所属しているのは「マーケティング事業本部 クレーン営業本部 クレーン商品企画部 クレーン商品プロモーショングループ」という部署です。建設会社・基礎工事会社などを中心としたお客様に当社クレーンの魅力を伝え、ご購入に繋げることを目的とし、ブランドの方向性の企画やイベントの実施、各種ツール制作などを担っています。
──この仕事はコベルコ建機においてどんな役割を担っているのですか?
「自社製品の魅力を適切に伝える」という役割を担っています。
国内外には多くの建設機械メーカーがあり、各社がそれぞれの強みを活かしてクレーン製品を開発・製造しています。コベルコ建機のクレーンを選んでいただきたいのは山々ですが、一番大切なことは、お客様のご要望に合った製品を選んでいただくこと。そのためには、自社製品の性能や特長をきちんと理解したうえでアピールしなくてはなりません。そして、ご納得いただいたうえでご購入いただけるように、製品プロモーションは製品の魅力を適切に伝える重要な役割を担っていると考えています。
──高松さんは今、どんな仕事を担当されているのですか?
「製品をどう売り出していくか?」という販売コンセプト検討、お客様がご覧になる販促ツールの制作、製品ロゴ・塗装色などを検討する製品ブランディングまで、幅広い業務を手がけています。
具体的には、製品・スペックカタログ、セールスマニュアルに始まり、映像・Web・各種広告・ノベルティの制作、展示会の企画運営まで。それぞれ外部の制作会社などと協力しながら、目的に合わせた制作物を形にしていきます。
プロモーションというと華やかなイメージがあるかもしれませんが、日常的に行っているのは地道な業務が多いんですよ。
たとえば、当社が販売しているノベルティの製作は、海外の会社さんにお願いすることもあり、日本だとこちらの意図を汲み取ってくれたりしますが、海外だとこちらの考えや「なぜ必要なのか」という具体的な理由をはっきり伝えないと動いてくれないこともあるので、コミュニケーションで難しさを感じることもあります。
社内の各部門と連携し、外部の協力会社さんとすり合わせをしながらつくり上げた販促ツールやイベントを世に送り出す達成感はありますが、その段階では自己満足に過ぎません。実際に製品の売上につながるなど、狙っていた結果が出た時が一番うれしいですね。
学生時代について
──どんな学生時代を送っていましたか?
幼い頃から英語や海外の文化に触れる機会があり、学生時代はその興味のままに学びを深めていきました。中学生で初めてアメリカに1ヶ月ホームステイをし、高校では英語や海外文化を多く学ぶクラスに所属。大学では、言語・文化をはじめ国際政策なども幅広く学びました。
特に大きな経験となったのが、ノルウェーの大学に留学したことです。世界各国から留学生が集まっていて、最初は自身の意見をしっかり発言できる海外の学生たちに圧倒されていたのですが、「私も自分の考えをもっと伝えてみよう!」と勇気を出して行動したら、想像以上に周りから賛同してもらえたことがありました。これは自分の中での成功体験となっています。
また、部活は中学・高校ともに陸上部に所属していました。中・長距離走から、駅伝やマラソンも経験し、練習はきつくて大変でしたが、培った粘り強さが今の仕事に活きているのかなと思います。
──就職活動の時、会社選び・仕事選びの基準は何でしたか?
「海外に展開する、日本の技術力を活かした製品に関わる仕事がしたい」と考えていました。
きっかけは、留学の際に日本の調理器具(包丁や炊飯器)を持って行ったところ、友人たちが「さすがMade in Japan!」「欲しい!」と評価してくれたこと。改めて日本の技術の質の高さを実感し、「世界の人に喜んでもらえるような日本の製品に関わりたい!」と考えるようになりました。
大学で国際政策を学ぶ中で、まだまだ多くの新興国のインフラが未整備であることを知りました。建設機械は、まさにインフラを整備することにダイレクトに貢献できる製品。また当時、コベルコ建機のショベルが低燃費を強みとしていたこともあり、環境に配慮している製品という点にも惹かれて興味を持ちました。
──コベルコ建機を選んだ理由は何でしたか?
グローバルに展開する建設機械メーカーで、独自技術も多く、まさに自分の希望に合っていたからです。
加えて、最終的に決め手となったのは「人」でした。多くの会社で選考を受けましたが、とくに面接でお会いする社員の方々が温かく、自分の話に興味を持って耳を傾けてくれた印象があり、長く働いていけそうなイメージが湧きました。
入社して良かったこと
──入社してみて、どうでしたか?
入社前に聞いていた「若いうちからチャレンジできる風土」を働いてみて実感しています。最初の配属は広報でしたが、当時の部署が少人数だったこともあり、1年目からマスコミ対応や企業PR、各部署の決裁受付業務など責任ある仕事を多く経験させていただきました。
そして、ただ任せるだけではなく、先輩たちが自分の仕事をきちんと見守ってくれて親身に相談に乗ってくれること、アドバイスをくれることがとても心強かったです。先輩からいただいた言葉のなかでとくに印象深いのは、「自分がどうしたいか、を大事にすること」。多くの人と関わり、さまざまな意見が出てくるなかでも、熱意を持って自分の意見を伝える大切さを教えていただきました。どんな業務に取り組む際も、常に意識しています。
──仕事の中で成長を感じられた体験はありますか?
主担当として、フルモデルチェンジをするクレーン製品の販促を手がけた時です。
これまで多くの製品の販促に関わってきましたが、この製品に関しては今までとは異なるアプローチが必要だと判断。プロジェクトをリードする立場として、膨大な情報の整理、PRするポイントをイチから検討するなど、とても苦労しましたが、社内・社外の方と密にコニュニケーションをとることを心がけて一つひとつの業務に取り組みました。無事に販促物を完成させ、世の中に届けることができた時の達成感は大きかったですね。
学生のみなさんに伝えたいこと
──学生時代の自分に伝えたいことはありますか?
会社に入り、国内外の多くのお客様や取引先、現地スタッフ、そして優しい会社の先輩・後輩と出会うことができ、大いに成長させてもらっています。幅広い業務に関わる大変さもありますが、やりがいのある社会人生活を送れていることを伝えたいですね。
入社から10年、広報・製品プロモーションの仕事を通じて、「伝える」技術が身に着いたと感じているので、学生時代の自分が知ったら驚くと思います(笑)。
──これから挑戦してみたいことはありますか?
ずっと会社や製品のことを「伝える」業務に携わってきたので、さらに事業や製品の方向性を検討する企画業務にも挑戦したいです。その先で、コベルコ建機の社員としての視野や経験の幅を広げていきたいと思っています。
──未来の後輩にお勧めするコベルコ建機のアピールポイントは?
若いうちから幅広い仕事に携われるチャンスの多い会社だと思います。やりたいと手を挙げた人の意欲を評価してくれる環境なので、ただ指示されたことをこなす仕事より、主体的に仕事に関わりたいというタイプの方が楽しんで働ける職場だと感じています。
──ありがとうございました!
※ 記載内容は2024年10月時点のものです
