「品質保証」という仕事について
──お仕事について教えてください。
私は今、「信頼できる製品・サービスを常に提供していくために、社員一人ひとりがKOBELCOブランドを守り、育てられるようにサポートする仕事」をしています。
所属しているのは「品質保証本部」という部署です。品質保証本部は、社内すべての品質に対する司令塔のようなところで、「製品そのもの」はもちろん、各部門の「業務のあり方」の品質も含めて、さらに向上させるためのさまざまな働きかけを行っています。
──この仕事はコベルコ建機においてどんな役割を担っているのですか?
「『品質』でブランドイメージを牽引する」という役割を担っています。
品質というと、「出来上がった製品の品質」をイメージされるかもしれませんが、メーカーに求められている品質はそれだけではありません。「製品を生産し、販売する方法や環境が健全か?」という体制や仕組みの質も問われることになります。
そのため、開発・生産・営業・サービスなどあらゆる部門から独立し法令を遵守しているか、計画・実行・評価・改善のサイクルがうまく回っているかといった客観的に確認する「目」が欠かせません。その役割を果たすのが「品質保証」という仕事です。
さらに、チェックするだけでなく、業務のより良い仕組みづくりにも積極的に関わります。一般的にはあまり知られていない仕事ですが、こうして社内のトータルな品質を向上させる品質保証がいるからこそ、コベルコ建機は革新的な建設機械をつくるグローバルメーカーとしてさらなる飛躍を目指すことができると考えています。
──白石さんは今、どんな仕事を担当しているのですか?
社内で適切な役割を果たすために必要な戦略・計画・施策の立案を担当しています。加えて、目標達成に向けた活動の進捗管理や、ITを用いて業務課題の解決を行うDX推進ではプロジェクトリーダーを任されています。
仕事のやりがいを感じるのは、自分の提案によって人や業務の動きが変わり、狙い通りの成果を生んだ時です。例えば、部内に働き手が不足しているといった課題があった場合、最終的な“あるべき姿”を考え、そのギャップを埋めるための具体的な解決策を企画して実行していきます。職場が良い方向に成長していることを感じられた時に「この仕事を頑張ってよかった!」という思いがこみ上げてきますね。
学生時代について
──どんな学生時代を送っていましたか?
自分の興味のおもむくままに学び尽くし、遊び尽くした学生時代でした。
大学・大学院と学んだのは、地球惑星システム学です。もともと宇宙に関することが好きで選んだ学問でしたが、さらに、鉱物が地中に局部的に集まる「鉱床」に興味を持ち、そのメカニズムの研究に没頭しました。
一方で、天文、農業、旅、日本酒など複数のサークルを掛け持ち。それぞれのサークルの合宿で日本全国を旅したのが良い思い出です。
──就職活動の時、会社選び・仕事選びの基準は何でしたか?
業界・業種にこだわるというより、誰かの困りごとを解決できる、社会に役立っていると実感できる仕事をしたいと考えていました。
というのも、就職活動を始めるにあたり最初に頭に浮かんだのが、自営業をしている父が口癖のように言っていた「お金を稼ぐことより、お客様が喜んでくれることが何よりうれしい」という言葉でした。
父のように誰かの助けになっていることが実感できたら、私も仕事を長く続けられそうだなと思い、仕事のモチベーションを得られそうな仕事かどうかを重視していましたね。
──コベルコ建機を選んだ理由は何でしたか?
先の回答にもつながりますが、自分の仕事が役立っていることが見えやすい、普段から目にする製品・サービスに関わりたいという思いがありました。
その中で、私が思い浮かべたのはショベルです。実は父が営んでいたのがコベルコ建機の代理店で、小さい頃から馴染みがあり、自分の中で「ショベルといえば、ブルーグリーン」というイメージがあったんです。他の建設機械メーカーは受けずに身近な存在だったコベルコ建機一本で受けました。
また個人的に、人が密集している都会よりも落ち着いた地域で働きたいという希望もありました。出身が愛媛で、大学時代を広島で過ごしたこともあり、馴染みのあるエリアが勤務地だったことも決め手になりました。
入社して良かったこと
──入社してみて、どうでしたか?
若いうちから裁量のある仕事を任せてもらえるので、とても力がついたと感じています。とはいえ放任というわけではなく、上司や先輩がしっかりサポートしてくれるので、安心してチャレンジできトライアンドエラーできる環境が整っています。
例えば私の場合、配属から早い段階で品質保証本部の新入社員研修を任せてもらいました。単なるサポートではなく、自分の果たすべきミッションを与えてもらえるからこそ、先輩からの指示を待つだけではなく、自分で考えて行動する、周りに相談する際も提案を交えるといった、仕事をするための基本的なスキルが自然に身についたと感じています。
──仕事の中で成長を感じられた体験はありますか?
部署内でも前例のない考え方での戦略・計画・施策立案を担当することになった時です。
メンバー全員が手探り状態で業務を進めていたため、間違いなく業務を遂行できるように、会議などでの感覚的な話はできるだけ図表を用いてイメージを共有するように工夫しました。その結果、メンバー間のコミュニケーションがスムーズに行われ、無事に業務を完了することができました。
これまでに培ったスキルを活かして、一から取り組んだ業務を完遂できたことで自信がついた出来事でしたね。
学生のみなさんに伝えたいこと
──学生時代の自分に伝えたいことはありますか?
社会人になってからは、帰宅後に「まだ3時間あるから、軽く運動してオンライン学習しよう!」と、計画的に時間を使えるようになりました。毎日何となく過ごしていた学生時代の自分に伝えたら、びっくりするでしょうね。
──これから挑戦してみたいことはありますか?
総合職はさまざまな部署への異動があるため、自分の武器となるスキルを身につけたいと考えています。現在はITパスポートの資格取得に向けて勉強中ですが、何か一つでも、「〇〇〇については、白石さんに聞けばいい」と言われる存在になることが目標です。
──未来の後輩にお薦めするコベルコ建機のアピールポイントは?
カフェテリアプランが最高です!福利厚生制度の一つで、一人あたり一定額のポイントが付与され、自由に利用できます。
私がよく利用するのは、旅行、映画鑑賞、スーパー銭湯やマッサージ費用の補助など。仕事環境だけでなく、プライベート面での制度が充実しているのが魅力だと思います。
──ありがとうございました!
※ 記載内容は2024年10月時点のものです
