「生産技術」という仕事について
──お仕事について教えてください。
私は今、「油圧ショベルや環境リサイクル機械を作る工場を動かす仕事」をしています。
所属しているのは「生産本部 ものづくり推進部」という部署です。生産本部とは、工場に関わる仕事を担当している部署であり、五日市工場をはじめとする生産拠点の組立作業の品質・安全・生産性向上や、新機種の生産の設備導入や工場のレイアウト変更といったことを任されています。
──この仕事はコベルコ建機においてどんな役割を担っているのですか?
「工場を動かし、進化させる」という役割を担っています。
新しい建設機械を開発しても、量産できなければ世界中の工事事業者に製品をお届けできません。量産のカギは工場にあります。そして、工場の仕組み次第で、製品の品質や生産性を向上させることが可能です。
そのため、一度作ったラインでも、より品質を高めるために、より生産性を上げるために、「もっと工夫できることはないか?」を私たちは常に考えています。
というのも、工場のラインで作られたものの品質が悪ければ、出荷はできず、作り直すことになります。反対に生産性が上がれば、出荷できる製品数が増えます。建設機械は1台が数千万円するもの。つまり、製造ラインの品質向上や生産性向上に関わる私たちの仕事は、会社の売上や利益に大きく影響する仕事でもあるのです。
──どんな仕事を任されているのですか?
詳細は企業秘密なので多くのことはお話しできないのですが、私は今、製造ラインの品質向上や生産性向上に関わる仕事を担当しています。
その一つが、最先端の画像認識システムを使ったミス検知の設備導入です。これは、製造ラインにカメラを設置し、画像認識でミスを早期発見するというもの。従来の製造ラインに最新技術を組み合わせることで、今までは実現できなかったことが可能になります。
最新技術を用いた工場の改革はまだまだ多くの可能性を秘めています。その一端に関われていることはこの仕事の面白いところですね。
学生時代について
──どんな学生時代を送っていましたか?
大学での専攻は物理学です。もともと星に興味があって物理を選びましたが、研究室では物質の中にある電子の研究をしていました。サークル活動は音楽系のサークルに所属し、クラシックギターを弾いていました。
もともと中学・高校と音楽系の部活をしていたのですが、クラシックギターの音色に心を奪われてしまったのがキッカケです。今振り返ると、勉強よりもサークル活動を頑張っている学生でしたね(笑)。
──就職活動の時、会社選び・仕事選びの基準は何でしたか?
ものづくりに興味があったので、製造業を希望していました。自分が手がけたものが使われているところを日々の生活の中で見ることができたら、仕事のやりがいに繋がりそうじゃないですか。そのため、「できれば完成品メーカーがいいなぁ」と考えていました。
──コベルコ建機を選んだ理由は何でしたか?
「将来、自分が母親になったときに、子どもたちに憧れてもらえるような仕事に就きたい」という思いがありました。ショベルカーといった働くクルマを作る仕事なら夢が叶えられそうですよね。それに、建設機械が持つ社会への貢献性と機械としての魅力も後押しになりました。
私の地元では神戸製鋼所の知名度が高かったです。KOBELCOグループにおける建設機械を担っている会社ということで安心感もありましたね。
入社して良かったこと
──入社してみて、どうでしたか?
配属部署での仕事がスムーズに始められるように、きちんと基礎を作る新人研修をしてくれる会社だと思いました。
例えば私の場合、工場の仕組みを作る生産本部所属なのですが、工場の仕組みを作るには工場の製造現場を知る必要があります。そこで1ヵ月ほど工場作業員として働くという研修があり、この時の経験が後で役立ちました。
ものづくりには前工程と後工程が存在し、いろいろな部署との連携が欠かせません。工場作業員として働くことで製品の流れや現場のリアルを知ることができました。
──仕事の中で成長を感じられた体験はありますか?
たくさんあります。その中でも一番印象的なのは、初めて担当した仕事ですね。
それは、PC上のソフトウェアと設備用機器を連携させるというものでした。しかし、当時、詳しい人がいない分野だったため、システム部門や設備メーカーさん、設計の方にたくさん質問をして勉強しました。
PCに不慣れな作業者や製造室の方に無理なく使ってもらうためにはどうしたらいいかを考え、管理項目を減らしたり、メンテナンス用の手順書を充実させたりしました。頑張ったおかげで、今では自部署内で「ITといえば亀谷」と言ってもらえるほどに。
成長機会を与えてくれるとともに、成功体験で自信をつけさせてくれる会社だなと思います。
学生のみなさんに伝えたいこと
──学生時代の自分に伝えたいことはありますか?
学生時代は、将来自分が母親になったときに「家でも仕事でもめちゃくちゃ頑張らないと仕事を続けられないのではないか?」と思っていました。子どもが生まれて母親になった今言えるのは、「思っていたよりも肩肘張らずに仕事できているよ」ということですね。コアタイムがないフレックスタイム制度や、通勤時間を気にしなくていいテレワーク制度があるため、家庭と仕事を両立できていることを教えてあげたいです。
──これから挑戦してみたいことはありますか?
最先端の設備で生産性を向上するような仕事に挑戦したいですね。ハード面の設備だけでなく業務の仕組みを含めた効率化ができるようになりたいです。理由は、業務の上流も下流も含めて知ることで、よりよい提案ができるようになると思うからです。
──未来の後輩にお薦めするコベルコ建機のアピールポイントは?
コベルコ建機の魅力は風通しの良さだと思います。困ったときに、上司や先輩になんでも相談できる雰囲気があります。社内の人を役職ではなく、「〇〇さん」と呼ぶところもコベルコ建機の社風がよく表れていると思います。
加えて、福利厚生が充実しています。使い勝手がいいのはカフェテリアプランです。一定額のポイントをさまざまなメニューに交換できるという制度なのですが、私は子どもに関する買い物や旅行に使っています。すごく便利ですよ。
──ありがとうございました!
※ 記載内容は2024年9月時点のものです
