内向的だった私が、社会を支える仕事に惹かれた理由
子どもの頃の私は、引っ込み思案でおとなしく、友達をつくるのが少し苦手なタイプでした。家で過ごす時間が好きで、プリキュアやパワーパフガールズといったアニメを見ることに夢中になっていました。女の子たちが力を合わせて戦う姿に憧れていましたし、父と一緒にゲームをする時間も、今でも大切な思い出として心に残っています。当時は、どちらかというと内向的な性格だったと思います。
大学では総合政策学部に進学しました。政治や経済、社会問題など、幅広い分野を横断的に学べる点に魅力を感じたからです。中でも力を入れて取り組んだのが、ゼミでの活動でした。企業の社会的責任をテーマに、企業が利益を追求するだけでなく、社会にどのような価値を提供できるのか、どのように責任を果たすべきかを学びました。この学びを通して、ビジネスと社会の関係性について深く考えるようになりました。
学生時代、学業以外で特に力を入れたことが二つあります。一つ目は、ダンスサークルでの活動です。引っ込み思案だった私にとって、ダンスサークルに入ること自体が大きな挑戦でした。仲間と共に練習を重ね、最終的には全国大会にも出場することができました。この経験は大きな自信につながり、仲間と一つの目標に向かって努力する楽しさを知るきっかけになりました。
二つ目は、飲食店での接客アルバイトです。人見知りだった私にとって、お客様と直接関わる接客の仕事は、最初は緊張の連続でした。しかし、仕事を通して、笑顔で対応することや相手のニーズをくみ取ること、臨機応変に行動することなど、実践的なコミュニケーション力が自然と身についていきました。
実は、このアルバイト経験が今の仕事につながる原体験でもあります。当時、シフト管理が紙ベースで行われており、不便さを感じていました。希望を出すにも確認するにも手間がかかり、「もっと便利な仕組みがあればいいのに」と思うようになったのです。この体験をきっかけに、世の中を支えるシステムやインフラに興味を持つようになり、IT業界やインフラ業界を意識して就職活動を進めるようになりました。
振り返ると、引っ込み思案だった子ども時代から、ダンスサークルや接客のアルバイトを通じて、少しずつ自分を変えていった学生時代は、私にとって大きな成長の期間だったと感じています。人と関わることの楽しさを知り、社会の仕組みに関心を持つようになったこれらの経験が、今の私の基盤をつくってくれたのだと思います。
文系からエンジニアへ。J:COM入社への決め手となったオープンカンパニー
就職活動では、「人々の生活基盤を支える仕事に携わりたい」という軸を大切にして企業を探していました。日常生活の当たり前を支える部分に関わり、社会に貢献できる仕事がしたいという想いがあったからです。そんな中で出会ったのがJ:COMでした。
正直に言うと、入社前のJ:COMに対するイメージは「ケーブルテレビの会社」という程度のものでした。通信やインフラといった幅広い事業を展開していることは、当時ほとんど知りませんでした。その認識を大きく変えたのが、オープンカンパニーへの参加です。
オープンカンパニーでは、事業内容やネットワークに関する座学に加え、施設見学や実際の業務体験を行いました。中でも特に印象に残っているのが、光ファイバーケーブルの接続作業を体験したことです。実際に手を動かして作業することで、J:COMの仕事がどのように人々の生活を支えているのかを、具体的にイメージすることができました。また、ネットワークやエンジニアリングに関する知識も深まり、「ここは単なるケーブルテレビの会社ではない」という認識に変わっていきました。
対面での開催だったからこそ、会社の雰囲気や社員の方々の人柄を直接感じられた点も大きかったです。座談会では、一つひとつの質問に丁寧に答えていただきました。私は文系出身で、専攻とはまったく異なる分野での参加だったため、不安もありましたが、座談会を通じてその不安は徐々に解消されていきました。社員の皆さんの温かさや面倒見の良さに触れ、「この環境で働きたい」という気持ちが強くなったことを覚えています。
J:COMへの入社を決めた最大の理由は、幅広い事業を展開し、さまざまな角度からお客様の生活を支えている点に魅力を感じたからです。これは、就職活動で大切にしていた「生活基盤を支える仕事」という軸にぴったり合致していました。また、オープンカンパニーを通じて感じた社内の雰囲気の良さや、社員の方々の人柄も、決断を後押しする大きな要因でした。
さらに、文系からエンジニアを目指すうえで、研修制度の充実は非常に重要なポイントでした。専門知識がない状態からスタートする私にとって、どれだけ手厚いサポートが受けられるかは大きな判断材料だったのです。J:COMでは基礎から学べる研修環境が整っており、ここでなら安心してエンジニアとして成長していけると感じました。こうして私は、J:COMへの入社を決意しました。
新入社員研修で学んだ「思考力」と、当たり前を支える仕事への覚悟
現在、私はエンジニアリング本部の放送技術部に所属しています。この部門のミッションは、「サービスの当たり前を守り続けること」です。 お客さまが毎日何気なく利用している放送サービスを、安定して提供し続けること。それが、私たち放送技術部の使命です。
私は自主放送を担う部署への配属となり、放送設備の監視や運用を担当する予定です。お客さまが快適にサービスを利用できるよう、設備の状態を常に把握し、安定した運用を維持する役割を担います。一見すると地味な仕事に思われるかもしれませんが、この「当たり前」を守ることこそが、多くのお客さまの日常生活を支える、非常に重要な仕事だと感じています。
学生時代と比べて、自分が成長したと感じる点について聞かれることがありますが、まず実感しているのは、社会人としてのビジネスマナーを身につけられたことです。ただ、それ以上に大きな気づきだったのが、「社会人には思考力が求められる」ということでした。この学びは研修を通して強く印象に残り、今では日々意識して行動するようになっています。
学生時代は、与えられた課題に対して正解を導き出すことが求められる場面が多くありました。一方で社会人になると、必ずしも正解が用意されているわけではありません。自分で考え、判断し、行動することが求められます。研修ではその点を繰り返し教わり、放送設備の監視・運用という仕事においても、同じことが言えると感じています。マニュアル通りに進まない想定外の事態が起きたときに、どう考え、どう対応するか。その場面で問われるのが、まさに思考力なのだと思います。
「考え続ける」ことを意識するようになってから、物事の捉え方も変わってきました。作業を行う際にも、ただ手を動かすのではなく、「なぜこの作業が必要なのか」「より良いやり方はないか」と考えるようになりました。まだ実務経験はこれからですが、この姿勢を大切にし続けることが、自身の成長につながると信じています。
お客さまの「当たり前」を守るという使命を胸に、思考力を磨きながら、一つひとつの業務に真摯に向き合っていきたいです。
基礎を積み重ね、技術者としての一歩を確かなものに
今後の目標として、まずは技術研修を通じて、基礎的な技術知識をしっかりと身につけていきたいと考えています。入社して間もない今は、応用よりもまず土台を固めることが何より重要だと思っています。資格取得にも前向きに取り組みながら、短期的には学びを積み重ねることで、技術者としての基礎力を築いていきたいです。
現時点では、キャリアについて明確なイメージが固まっているわけではありませんが、まずは技術をしっかり身につけていきたいと考えています。これから経験を重ねていく中で、どの分野の技術を極めたいのか、どのような技術者になりたいのかといった具体的なビジョンも、少しずつ見えてくると思っています。今は目の前のことに一つひとつ真剣に向き合い、多くのことを吸収する時期だと捉えています。
これからJ:COMを志望される方にお伝えしたいのは、私が感じている一番の魅力は「人」だということです。オープンカンパニーから入社後の現在に至るまで、関わる方々は本当に温かく、親身になって接してくださいます。面接の際も、面接官の方が話を丁寧に聞いてくださる姿勢や、穏やかな笑顔が印象に残っています。その雰囲気は入社後も変わらず、安心して成長できる環境だと感じています。
また、J:COMで活躍できるのは、自ら考えて行動できる人だと思います。指示を待つだけではなく、「なぜそうするのか」「どうすればより良くなるのか」を考え、自分なりに動くことが求められる環境です。その分、成長のチャンスも多くある会社だと感じています。私自身もまだ入社したばかりですが、何事にも一生懸命に取り組み、学んだことを素直に吸収していける方と一緒に働きたいと思っています。
まだキャリアはスタートしたばかりですが、人に恵まれたこの環境で、技術者としての道を歩めることに大きな期待を感じています。これから入社される皆さんも、この温かい環境の中で、一緒に成長していけたら嬉しいです。一生懸命に取り組む姿勢と、学び続ける意欲があれば、きっと充実したキャリアを築いていけると思います。
