経理業務における新たな分野に従事。IT関連プロジェクトにも積極的に取り組む
2023年8月にキャリア採用で経理部に入社した白川。部署の役割についてこう説明します。
「経理部のミッションは、単純に数字を計算するだけではなく、経営層にわかりやすく、かつスピーディに数字を提供して経営判断に役立ててもらうことです」
そんな経理部を支えるのは、約30名の社員。決算統括室とグループ営業経理室に分かれ業務を行なっています。
「私が所属する決算統括室は、会社全体の決算を担当しています。主にグループ全体を取りまとめた連結決算、グループ各社の法人税・消費税の税務申告のほか、有価証券報告書の開示も行なっています。一方グループ営業経理室は、営業案件に関わる経理の処理や、営業案件のアドバイスといった業務になります」
他企業で11年以上の経理経験を持つ白川ですが、現在担当しているものは未経験の分野もあると言います。
「割合で言うと、経験のある業務より未経験の業務のほうが多いと感じます。また経験したことがある分野でも業務の深さや、濃淡の違いもあり日々刺激があります。連結決算作成や法人税額計算・申告は携わったことがなく、ぜひ経験したいと思っていた分野でした。
連結決算業務では、国内にある約70社の子会社・関連会社の決算とJA三井リースの決算を合算して調整の上、連結決算を作成します。そのうち、私は主に5社ほどの子会社を担当しています。
法人税・消費税の税務申告業務では、オートリースを展開する子会社の税金の申告を行います。子会社4社のうち、1社が私の担当です。税金の計算はその仕組み自体が難しく、単純な計算だけではありません。仕上げられたときにはとても達成感を覚えます。
未経験ながら業務を進められているのは、先輩や上司、また年下の社員であっても、立場や年齢に関係なく、丁寧に引き継ぎやレクチャーをしてくれるおかげです。相談しやすい雰囲気で、質問をしたら時間を割いて教えてもらえるのは、とてもありがたいです」
これらの経理業務のほか、白川はIT関連のプロジェクトにも携わっています。
「部としてIT化に力を入れています。ペーパーレス化やRPAによる業務自動化、また会計システムの刷新などのプロジェクトがあり、幅広く参加しています。
たとえば投資案件を管理するシステム開発では、現在行なっている会計処理をシステムでどう実現するかや、どのように管理するのが適切かなど、経理担当の視点から意見を出しています。
入社してまだ1年経過していない私ですが、以前システム部門で働いていた経験があること、またプログラミングが好きでITに興味があることから、アサインしてもらいました。自身の適正を踏まえてIT業務にも取り組むことができ、やりがいを感じますね」
離れて気づいたリース業界の魅力。新たな挑戦をキーワードにJA三井リースへ入社
大学卒業後、リース会社へ入社した白川。営業職として2年間、担当エリアの飲食店や小売店に設備のリースを提案していました。
「もともと車が好きで車関連の業界を調べていたところオートリースを知り、そこからリースの仕組み自体に興味を持ちリース会社に就職したんです。
リース業界の営業職という業種柄、お客さまの決算を把握して決算内容をまとめ、社内稟議で決裁を取ります。その中で当時の先輩に『白川は数字を見て取りまとめるのが上手だよね』と評価してもらったことをきっかけに経理に興味を持ち、希望して経理部へ異動しました」
異なる職種へのジョブチェンジを果たした白川。経理部で単体決算業務を担いながら、営業へのアドバイスも行なっていました。
「営業担当からお客さまの財務内容を改善するための方法について相談を受けていました。適したストラクチャーのリースをアドバイスしたところ、良い方向に進み営業から感謝されたことも。
一方経理業務では、集計業務の効率化のために、独学でマクロなどのプログラミングを覚えました。好きが高じて自分で開発した業務効率化のツールを社内に公開したり、資格取得などにも励みました」
ITについて自身で学ぶ中で、業務としてチャレンジをしてみたいという思いもあり、白川はシステム部門への異動を希望。ジョブチェンジを重ねました。
「システム部門では、社内の基幹システムの保守などを行なっていました。ITの知識やスキルを吸収できるものの、それまで11年間経理をしていたことから、自分には経理という職種が合っているなと再認識したんです」
再び経理をやるのであれば、あえて違う業界、中でも自身の興味があるIT業界へ飛び込んでみようと、白川は転職を決意します。
「IT企業の経理職につきました。数種類のソフトウェアの開発、サービスの提供がメインの会社でした。もちろんこちらで経験したこともとても良い経験になりましたが、新しい事業への投資や新しいサービスに次々と取り組むリース業界の方が自分にとってはよりおもしろいと確信したんです 。
たとえば、リース案件でお客様の会計処理をアドバイスしたり、新しい商品やサービスに取り組む際に会計・税務面でアドバイスしたり。こういった業務はリース会社ならではだなと思いました」
一度離れたことであらためて実感した、リース業界の魅力。同業界の中でも、JA三井リースに決めた理由をこう語ります。
「海外へも幅広く事業を展開していることや、以前勤めていた会社ではあまり取り扱いのなかった物品のリースを行なっていることなど、グローバルな部分や既存サービスの推進、また新しいことに挑戦する社風に惹かれたことが決め手です」
さまざまなバックグラウンドを持つ社員に囲まれ、心地よく働ける環境
入社後は3日間の研修期間を経て経理部へ配属。中途入社者に対するサポートが手厚いと感じたと話します。
「中途入社の社員向けに、人事制度、当社の組織や権限、コンプライアンス関係、財務、審査、法務などに関する幅広い研修がありました。また、システムの設定や操作方法もレクチャーしてもらえたため、スムーズに業務に取りかかれました。
中途入社の社員同士の懇親会が定期的に開催され、他部署の社員とつながりを持つことができるのも良いところだと思います」
白川が入社して一番に感じたのは、一緒に働く「人の良さ」です。
「部署の社員はとても話しやすい雰囲気で、入社してすぐに懇親会やランチの機会を設けてくれました。中途入社の私を、温かく迎え入れてくれたのがとても嬉しかったです。
経理部は男女比率が約半々で、入社1年目~数年目といった若手が多く活躍している一方、経理歴が長い社員も在籍。さらに、カムバック入社、産休・育休から復帰して働いている社員など、さまざまなバックグラウンドを持つ人が活躍しています。多様性のある職場だからこそ、多様な働き方が推進されていることに心地よさを感じています」
経理という職種柄繁忙期はありますが、フレックス制度を活用して出勤時間を調整したり、有休を取ったりと働きやすい環境だと白川は言います。また、異動や退職などのイベントによらない前向きなジョブローテーションが進められている点も魅力だと語ります。
「経理は業務が属人化しがちです。それを防ぐため、当社の経理部ではジョブローテーションを行なっています。また、ひとつの業務を複数人で分担して作業していることも、働きやすさにつながっていると思います」
「正しさ」が何より大切。未経験の仕事も、積極的に挑む
JA三井リースは伝統的なリース事業から脱却し、新しい事業やサービスへとシフトする変革期。それゆえ新しい会計処理や税務処理が発生しますが、まったく苦にならないと白川は語ります。
「新しい事案が発生したときに、どのように会計処理したら良いのか、どのように税務処理を取り扱ったら良いのかを検討していくことが、とてもおもしろいです」
白川が仕事をする上で、もっとも大切にしているのは「正しく数字を作ること」。
「誤りがあったときは目をつぶってしまいがちですが、間違っているものは間違いを認め、正すことが、経理という仕事をする上で重要です。そのために、作成した数字を細部までチェックすること、そしてITを活用することを心がけています。
人の手で作業をすると間違いが発生しやすい内容も、ITスキルを活用することでミスを減らすことができます」
白川と同じように、真摯に数字と向き合える人が、経理の仕事に向いていると話します。
「数字を正しく作り、適切な経営判断に活用してもらうというのが経理の仕事。その価値観を持っている人と一緒に働けたら良いなと思いますね。また、新しい事業やサービスを広げている段階のため、新しいことに興味を持って取り組んでもらえる方だとうれしいです」
目下の目標は、現在の仕事で成果を出すことだと白川は意欲を見せます。
「これまで単体決算しか経験がなく、連結決算はまったくの未経験でした。そのため、まずは連結決算の分野でプロフェッショナルになりたいと考えています。
また、当社は海外展開も力を入れているため、英語能力を高めて海外の経理を担当することも目標です。そのため、福利厚生の一環で利用できる英語学習アプリを活用し、通勤時間に英語の勉強をしているところです」
果敢にジョブチェンジに挑戦し、全力で業務に取り組むことで見えた自身の適性と、リース業界の魅力。JA三井リースのコーポレートテーマである「Real Challenge, Real Change」をまさに体現している白川は、経理の立場から新たな挑戦に臨み続けます。
※ 記載内容は2024年2月時点のものです
