ドクターの想いを最大限尊重する“パートナー”としてクリニックの開業をサポート
木原が所属するメディカルヘルスケア部は、病院、クリニック、薬局、介護施設といった医療業界のお客様を対象に医療機器などのリースを行っているほか、医療メーカーとの協業やベンチャー企業への出資など、新規ビジネスの創出にも取り組んでいます。
「医療機器メーカーさんと医療業界の皆様の間に立ち、必要な機器を必要な機関に使っていただけるようにファイナンスを絡めて提案しています。医療の世界は専門知識が求められるので大変ですが、だからこそ貢献できている実感があります」
幅広く医療業界の支援をするメディカルヘルスケア部で木原が担当する業務は、他にもあります。それが、クリニックの開業支援サービス「Medit」。
JA三井リースが2002年に立ち上げたサービスで、独自のシステムを駆使した市場調査からファイナンス、開業後のサポートまでを行い、これまでに1,400件以上のクリニックを支援してきました。
「Meditの特徴は、 “パートナー”としてドクターの意思や納得感を尊重しながらサポートすること。たとえるなら、ドクターが運転手として車のハンドルを握り、私たちはドクターが行きたい場所に向かうために適切なナビゲーションをする役割です」
入社4年目を迎えた木原は、ドクターのサポートをするにあたり心がけていることが2つあると言います。
「1つは、お客様への素早いレスポンス。これは入社当初に上司から教わったのですが、『大きい仕事と小さい仕事があったら、小さい仕事から終わらせなさい』と。成果を求めると大きい仕事から取りかかりたくなりますが、お客様のちょっとした悩みをすぐに解決することの積み重ねで信頼関係が作れます。
もう1つは、JA三井リースという看板に頼りすぎないこと。私たちの仕事はリースにとどまらず、多角的なソリューションを持ち合わせていますが、会社名を出すことでお客様に『リースのことしか相談できない』というフィルターがかかってしまうことがもったいないと感じています。
もちろん、入り口は会社名なのですが、その後は自分の名前を覚えてもらい、フランクになんでも相談してもらえる関係を作るようにしています」
金融だけれど商社のような気質もある。さまざまな選択肢があることに惹かれて入社
大学時代は経済学部で会計を専攻していた木原。周囲の学生の多くが金融業界に絞った就職活動をする中、木原は業界を絞らずに幅広く企業研究していたと振り返ります。
「いろいろな企業の方と無料で話ができるなんて滅多にない機会だなと思い、業界問わず100社ほどの企業にエントリーして、1日2〜3社の説明会に足を運びました。その中で、初めてリース会社という存在を知り、お客様となる業界と取り扱う商品の幅広さに『金融だけれど金融じゃない業界』という印象を感じて興味を持ったんです」
中でもJA三井リースに惹かれたのは、商社のような気質がある点。もともと、いろいろなことに興味があるという木原は、多様な仕事に挑戦できそうな環境に魅力を感じたと言います。
「1つの会社の中でさまざまな業界の仕事があり、ファイナンス以外の仕事もある。別の部署に行けば、まったく違う業界の仕事ができて、ある意味転職のようなインパクトがあります。選択肢がたくさんあり、いろいろな挑戦ができそうだと思いました」
こうして、2020年に新卒で入社。以来、メディカルヘルスケア部で活躍を続けています。
「興味はありましたが、医療業界に関する知識は持ち合わせていなかったので、最初は不安もありました。でも、気づけば夢中になってもう4年目です」
配属直後は、病院やクリニックに関わる経営や金融知識について勉強したり、会社が用意してくれる講座を受けたりしながらOJTを中心に知識を習得。
現在は、主に首都圏を中心とした医療機関へのリース業務や、開業に向けたドクターへのファイナンスのサポートと事業計画の策定、市場調査などを担当しています。
「ありがたいことに、案件数がとても多いので1年目からどんどん先輩に同行して、いろいろな現場でドクターの話を聞いてきました。座学で勉強することも大事ですが、やはり実際の現場で学ぶ方が身につきます」
「先輩のように信頼してもらえる存在に」。ピンチをチャンスに変えて急成長
1年目から積極的に先輩に同行して経験を積んでいた木原ですが、予定外の状況で窮地に陥ったことも。
「基本的に1年間は先輩のもとで仕事を学ぶ予定だったのですが、半年ほど過ぎたころ、OJTトレーナーをしてくれていた女性総合職の先輩が、急きょ産休に入ることになったのです。引き継ぎもままならない状態の中、私ひとりで現場を担当することになりました。
お客様先にひとりで行って、商談をする日々。手探りな状況ながらも、がむしゃらに仕事に取り組みました。正直かなり大変でしたが、そのおかげで速いスピードで成長できた実感がありますし、2年目、3年目にはひとりでも躊躇なく動けるようになっていました」
逃げられない状況の中で木原のスイッチを押したのは、「先輩と同じようにお客様に信頼してもらいたい」という想いでした。
「先輩はドクターの悩みを引き出すのが上手で、しっかり信頼関係を築いていたのです。そのため、後任として挨拶に行くと『代わりができるの?』と言われることがありました。冗談半分ではあったものの悔しくて、『先輩を超えたい』という思いが頑張れた理由です」
また、営業という「結果が数字に出る」仕事も自分に合っていたと話します。
「初めて数字を持つことになり、絶対に達成したいという気持ちもありましたし、足を運んだ分だけ目に見える形で結果が出ることがおもしろかったですね。何より、お客様と話すのが楽しいんです。だから、つらいと思ったことはありません」
はたから見れば厳しい状況でも、常に楽しさを忘れず仕事に打ち込めたのは、周囲のサポートもあったからだと木原は語ります。
「私の部署は若手が多く、いつでも質問をしやすい雰囲気があります。部長をはじめ、トレーナー以外の先輩たちも困ったことがあればすごく真摯に向き合ってくれたので、安心してのびのび仕事をさせてもらえました」
社内公募制度で新規事業に挑戦。クリニックのDX推進を後押ししたい
リースにとどまらず、幅広くクリニックへのサポートをする仕事は「ドクターの第2の人生に伴走するやりがいがある」と木原は話します。
「ドクターは、大学を出て勤務医として働き続けるドクターもいれば、開業医として挑戦するドクターもいます。
開業医は、自身の第2のキャリア人生をかけて開業するわけです。その新たなスタートを、自分のスキルや知識を総動員してサポートできることは大きな喜びです」
そして、さらにサポートの幅を広げるべく、木原は新たな挑戦を始めます。新規事業創出のための社内公募制度「Real Challenge DX」にアイデアを応募し、見事選考を通過。リーダーとして新規ビジネスの立ち上げにチャレンジするのです。
「提案したのは、クリニックとDXのサービスをつなぐプラットフォーム。日本の医療業界、とくにクリニックではDXの推進が課題になっているものの、ドクターは診察などで忙しく、どうやってサービスを探したらいいのかわからないという現状があります。
また、クリニック向けのDX製品を取り扱う企業は年々増加し、普段の仕事でもベンチャーから大手まで関わる機会が多くあります。
そこで、当社が間に立ち、クリニックとDXサービスをマッチングする仕組みを提供したいと考えています。私たちが紹介しきれないサービスともつながる機会ができ、より深くクリニックのDXに貢献できるのではないかと考えています」
まずは、このビジネスをスケールさせることを目標に、その先の未来も描いています。
「事業が順調に拡大していけば、子会社化して経営側に回るという未来もあるかもしれません。今、若手のうちから新規事業を生み出すスキルを身につけ、自分でソリューションを形にしていく。これはかなりやりがいがあることで、自分が経営する立場にならなくても、誰かが新規事業を創り出すサポートをしてみたいと考えています」
木原自身が体現しているように、JA三井リースは若手社員であっても大きなチャレンジができる環境。だからこそ、何事にも興味を持ち、柔軟に楽しめる人が向いていると話します。
「新しいことにどんどんチャレンジしていこうという風土があり、注力している分野も短いスパンで変わっていくのが当社のおもしろい点。それぞれの業界のプロフェッショナルがいるので、リース会社の枠を超えてお客様に多角的にアプローチでき、複数の業界をつないだ提案ができるのも魅力です。
若手の挑戦を周囲がしっかりサポートしてくれる環境でチャレンジしたいという方と出会えるのを、楽しみにしています」
積極的に経験値を磨き、頼もしく活躍している木原。柔軟な発想力で、JA三井リースに新しい風を吹き込んでいきます。
※ 記載内容は2024年2月時点のものです
