日本の百貨店でトップクラスの美術品を取り揃える、三越日本橋本店
美術品に関わる仕事がしたいと、就職活動で美術に関する仕事ができる企業を探す中で出会ったのが三越伊勢丹の美術部門でした。
念願通り、三越日本橋本店の呉服・美術営業部に配属が決まり、私は工芸担当のスタイリスト(販売員)になりました。
三越日本橋本店は、日本の百貨店でもトップクラスの美術品を取り揃えており、人間国宝から新進気鋭の作家まで週替わりで各種展覧会を開催しています。
大好きな美術の仕事。学ぶことは苦にならない
工芸部門は陶芸、金工、漆、ガラス工芸など多彩な種類の工芸を扱うため、毎週の勉強が必要です。しかし、もともと美術が大好きなので、学ぶことは苦になりませんでした。
入社2年目から、徐々にお馴染みのお客さまが増え始め、毎日がとても充実していました。最近では、インバウンド(訪日外国人)需要が年々拡大しており、お買場(売り場)には外国人のお客さまもいらっしゃいます。
私の場合、まだまだ英会話が得意ではないのですが、外国語を話すことができるスタイリストの手を借りつつ、身振り手振りを交えた接客でご要望を伺います。
最近では英語の勉強にも力を入れているところです。
展覧会を運営しながら、作家さんとお客さまをつなぐ橋渡し役を担う
総合職転換試験を受け、無事合格。10名ほどのチームで展覧会運営を回し、後輩の教育をしつつ、さまざまな局面で決断する機会が増えました。
この時期は、若手の作家の方と展覧会を作っていくことがとても楽しかったですね。
作家さんとお客さまをつなぎ、双方の幸せを実現することが私たちの仕事。ときにお客さまの期待と作家さんのこだわりのせめぎ合いが生じることもありますが、無事作品をお渡しできた時の感動はひとしおです。
2018年にアシスタントセールスマネージャーになってからは、売上管理や人材マネジメントなどが業務の中心になりました。
セールスマネージャーやバイヤーにも興味もあるが、まだ迷いも
今後は、マネジメント職昇格試験を受け、さらに上の役職となるセールスマネージャーをめざす道もありますが、正直に言うとまだ迷っています。セールスマネージャーの仕事の大変さを理解しているだけに、もう少しじっくり考える時間を設けたいというのが本音です。
また、作家さんとのやり取りがより密になるバイヤーの仕事にも興味があり、アシスタントバイヤーになって商品の知識を深めてから、先のことを考えるのもよいのではないかと思っています。
※ 組織、役割に関する記載内容は2019年3月時点のものです
