文系学部で学びエンジニアへ。それぞれの研究分野で見つけた社会課題とITとの出会い
日立産業制御ソリューションズで活躍する2024年入社の大坪と菊田。
幼少期はインドア派で、屋内で遊ぶことが多かったと口を揃えます。
大坪:幼少期は外で活発に遊ぶというタイプではなく、室内で遊ぶことが多かったです。小学校に入ってからは友達と外で遊ぶことも増えましたが、基本的には大人しい性格でしたね。
菊田:私は幼い頃から物事を管理するのが好きな子どもでした。例えば、何十枚ものシールに一つひとつ名前をつけて毎日ちゃんとあるか確認したり、どこに何をしまうか計画を立ててから部屋の片付けを始めたりするような几帳面な性格でした。
それぞれ文系学部に進学した2人。大学時代の思い出について語ります。
菊田:私は経済学部に進み、ゼミ活動で日本の社会問題について調べてデータ分析をして、その結果を用いてどういう対策をしていくか考えました。一番ピークの時は1〜2週間ほぼ寝ずに研究を続けるぐらい没頭していましたね。この経験で得られたものは大きく、物事を多角的に見る力が身に付きました。
大学院まで進んだ大坪も研究や留学に打ち込みました。
大坪:教育学部に進学し、学部生時代はタブレットやパソコンなどのICTを活用した授業について研究していました。また、英語科の教員免許を持っていたことから10カ月間アメリカにも留学し、さまざまなバックグラウンドを持つ方々と交流を深めたことも印象深いです。日本人が少ない環境だったこともあり、英語を活用しながら課題を解決していく能力が身に付きました。
就職活動では、それぞれの経験を生かせる道を模索します。
大坪:学生時代ICTと英語に関わってきたため、コンピューターに関する知識と語学力を生かせる企業を探していました。中でもエンジニアという職業に興味を持ったきっかけは、大学の先輩がエンジニアとして活躍しているのを見たことです。実際の開発の画面を見せてもらい、「面白そうだな」と感じました。
菊田:ゼミの研究を通じて、労働力不足や長時間労働という問題に興味を持ちました。その解決の鍵がIT化による生産性の向上だと考え、専門的なスキルを生かせるシステムエンジニアを志望しました。
文系学部でも大丈夫は本当だった。日立産業制御ソリューションズで実感する成長環境
就職活動中、菊田と大坪は就職サイトを通じて日立産業制御ソリューションズと出会います。エンジニア職をめざすにあたり、上流工程から下流工程まで幅広く担当できる企業を探していた両名。具体的には、それぞれ次のような工程に分類されます。
上流工程:システム開発の計画・設計フェーズ
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要件定義:顧客の業務課題やニーズを明確にし、
システムに求められる機能や性能を定義する。
基本設計:要件定義をもとに、システム全体の構成や機能の概要を設計する。
下流工程:設計をもとに実際にシステムを構築・検証するフェーズ
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詳細設計:基本設計をもとに、各機能の内部構造や処理ロジックを具体的に設計する。
実装(プログラミング):詳細設計に基づいて、実際にコードを書く。
テスト:システムが設計通りに動作するかを確認する。
運用・保守:システムを安定して稼働させ、必要に応じて修正・改善を行う。
入社にあたり、決め手となったポイントを聞きました。
菊田:日立産業制御のホームページにある「OT×デジタルでワクワクする未来をつくる」というキャッチコピーに惹かれました。制御システムという特定の技術に特化しているところに強みを感じ、当社に入社することを決めました。
大坪:地元(茨城)で就職したいという思いがあり、本社が地元にある当社に興味を持ちました。加えて、ホームページで海外での研修プログラムや案件の実績を知り、これまで培ってきた語学力も生かせると考えたことが大きな決め手です。
文系学部からエンジニアとして当社に入社した2人。入社前から「文系学部出身でも活躍できる」と言われてはいたものの、実際に入るまでは不安な気持ちがあったと語ります。
大坪:入社前は「IT企業だから理系の知識は絶対に必要なのではないか」と思っていました。でも実際には、出身学部に関係なく活躍できる環境が整っていることを実感しています。
研修では情報系の汎用的な技術について学び、経験者との差を感じることもありましたが、配属後はそれぞれのできることを最大限に生かせる環境だと感じています。
大坪はそう振り返り、菊田も頷きます。
菊田:研修をしていく中で、思っていたほどプログラミングばかりではないことに気付きました。もちろんプログラミングの知識が必要な場面もありますが、設計業務なども行うため、常に理系の知識が必要とされるわけではありません。文系学部出身だからといって、仕事がままならないということは全くありませんでした。
現在の仕事内容について2人が語ります。
菊田:工場現場の生産計画を立てる生産スケジューラーの導入支援を担当していて、要件定義から保守まで一連のフェーズを経験できる予定です。現在は要件定義が完了し、基本設計の段階に入っています。
新人の私は、まだ分からないことだらけですが、上司や先輩方が手取り足取り親切に教えてくれるので、安心して業務に臨めています。
大坪:私は製造工場内における電力設備や生産ラインを遠隔で監視・制御するシステムの導入業務に携わっており、菊田と同じように要件定義が完了し、基本設計に取り組んでいるところです。要件定義ではお客様先へ伺ってヒアリングを実施し、システムにどのような機能が必要かをお客様とのやり取りを通じて確認しました。
現在行っている基本設計では、システムにおける機器間の通信や要件定義で提示された機能の設計を行っています。業務を進める上で、お客様や協力会社とも協力しています。
私のチームも親切に教えてくれる上司・先輩ばかりで、「こんな質問をして申し訳ないな」と思うような質問でも快く教えてもらえるので、ありがたいです。
人材ではなく人財──日立産業制御ソリューションズが大切にする新人育成への想い
日立産業制御ソリューションズでは人をもっとも重要な財産と考え、「人材」を「人財」と表記しています。この考え方は長年に渡り企業文化として根付いており、新入社員への教育制度にも反映されていると人事教育部の四木が語ります。
四木:当社では、新人教育を集合対面形式で約3カ月間実施しています。最初は日立の制度やビジネスマナーなどの基礎を学び、その後IT・プログラミングの基礎知識を習得します。
新人教育では、基本的にJavaやC言語などを学んでいきます。また各カリキュラムでは、受講者の習熟度に応じてクラス分けをし、それぞれのペースで学習を進められることが特徴です。
この習熟度別の研修のおかげで、文系学部出身の2人もIT知識を蓄えることができたと言います。
菊田:情報系の知識が全くない私でも、適切なスピードと難易度で学習を進められました。そのほか英語研修ではTOEICのスコアが200点ほど向上し、週1回のコミュニケーション研修では同期との仲を深めることができました。
大坪:初めてのプログラミング学習でしたが、Javaの基本的な文法から教えていただけました。また、分からないことがあったときに講師の方はもちろん、同期にも気軽に相談できる環境があり、互いに助け合えたことが貴重な経験となりました。
四木は、新人教育担当として自身の経験を生かした関わり方を心がけています。
四木:私自身、まだ入社3年目ということもあり、入社当時の気持ちや環境が鮮明に記憶に残っているため、新人目線で会話することを意識しています。この対談を通じて、2人とも久しぶりに顔を合わせることができ、活躍している様子が伺えて嬉しかったですね。
当社では自己啓発支援制度として、社員一人ひとりが「なりたいじぶん」にむけて自律的に学ぶことを会社としてサポートしていく"PJじぶん2.0"という取り組みを行っています。
社員は自己啓発講座(Udemy Business™ 、スタディサプリなど)を無料で利用できます。また、教育担当部門からは、自身のキャリアを考えるヒントとなる情報を発信しています。
勇気を出して挑戦すればきっと活躍できる。新入社員と教育担当者から送るエール
入社2年目を迎えた大坪と菊田。それぞれの部署で活躍する中で、今心がけていることとは。
大坪:お客様が実際に使うシステムに携わっているという実感が出てきて、プロフェッショナルとしての意識が芽生えました。知識的に分からないことはまだまだありますが、些細なミスが大きな障害につながることもあるため、誰でも気付けるような間違いはしないようにするなど、プロフェッショナルとしての振る舞いを意識しています。
菊田:お客様や上司に対して、相手の立場になって考えることを意識しています。自分の当たり前が相手の当たり前ではないことを理解したり、相手が自分に何を求めているのかを客観的に考えたりすることによって、相手に寄り添った行動ができ、信頼関係を築くことができると考えています。
今後のビジョンについてはこう語ります。
菊田:製品についてしっかりと理解し、経験を積んでお客様への提案力を身に付けていきたいです。現在は上司と同席して商談に参加し、上司の提案スキルを学んでいる段階です。また、IT知識を磨くため、研修でもらった教材を活用して基本情報技術者試験の取得もめざしています。
大坪:プロジェクトの上流から下流までの一連の流れを経験して、将来的にはお客様からの質問にスムーズに答え、システム導入の提案ができるエンジニアになりたいと考えています。自己啓発としては、四木が話していた"PJじぶん2.0" も駆使して、データベーススペシャリストの資格取得とTOEIC900点突破を目標にしています。
最後に、文系学部出身でエンジニアをめざす方へ向けてメッセージを送ります。
菊田:文系学部出身だからという理由でエンジニアを諦める必要はありません。当社では入社後の手厚いフォローもあり、自分のペースで学ぶことができます。私が大切だと思うのは、積極性を持って仕事をすることです。お客様やチームメンバーのために率先して動く意識のある方が活躍できると思います。
大坪:文系学部出身の方であっても入社してから学ぼうとする姿勢があれば、きっと活躍できる場はたくさんあります。またお客様や協力会社としっかりコミュニケーションが取れる方や自身の扱う製品についてより詳しく知ろうとする好奇心がある方はとくに活躍できると思います。
四木:このように当社では、文系学部出身のエンジニアが数多く活躍しています。我々も教育担当として充実した研修内容を用意しています。
また配属後には指導員が付きますので、分からないことをすぐに質問しやすい環境が整っています。ぜひエンジニアに興味がある方には、勇気を出して挑戦していただきたいです。
※ 記載内容は2025年8月時点のものです
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