生命保険に助けられた側から、助ける側へ。自身の体験から生命保険の意義を感じ、進む
高校時代、部活の顧問の先生に憧れて社会科の教師を志し、大学では教職課程を履修しました。しかし当時は教員の長時間労働が社会問題となった時期で、教育業界への気持ちに迷いが生じてしまいました。そこで別の選択肢を模索しようと民間企業も視野に入れて就職活動を始めました。
以前より興味があったエンターテイメント業界を中心に見ていましたが、就職活動を開始して間もない3年生の春、ジブラルタ生命のライフプラン・コンサルタント(以下、LC)の募集があることを知りました。しかし私にとって金融業界はまったく視野になかった業界だったことに加え、LCの採用は中途採用だけだったので、オリエンテーションとガイダンスという会社説明会に参加しただけで選考には進むことができませんでした。
ところが、秋ごろになってジブラルタ生命の新卒営業管理職の採用枠が新設され、営業管理職候補1期生の募集があることを知ったことが、私のキャリア選択におけるターニングポイントとなりました。この偶然的なチャンスの到来に強い縁を感じて、選考に進むことを決めたのです。
私はもともと人と話すことが好きで、対面でのコミュニケーションを重視する仕事に就きたいと考えていたため、自分の適性に合う職種だと直感しました。
最終的な決め手となったのは、これまでの人生経験の中に生命保険業と深く共鳴するものがあると感じたからです。というのも、私は中学2年生のときに父親を亡くしています。高校、そして大学にも進学することができたのは、父が加入していた生命保険のおかげです。選考の過程で、この体験が鮮明によみがえり、入社を決意しました。
生命保険営業に対する不安がまったくなかったといえば嘘になりますが、大きな壁は感じていませんでした。その理由は選考のタイミングで、生命保険営業の本質が友人や親族を含む多くの人々を助ける機会を提供することだと理解したからです。
選考中に聞いた話でとくに印象的だったのは「生命保険従事者は、医療従事者と同等の役割がある」という話です。
医療従事者は医療技術を用いて人命を救っています。一方、私たちは経済的側面から人々の人生を支える役割を果たすことができます。「助ける」という観点において、医療従事者と同等の社会的価値を担えることは、私にとって大きなモチベーションになりました。
友人や親族を含む身近な人々を支援できるこの仕事に、私は大きな誇りを持っています。かつて生命保険の恩恵を受けた者として、今度は他者を助ける立場に立てることに、意義を感じています。
現場で学んだ営業の真髄。真心のこもった人対人のコミュニケーションが信頼関係を紡ぐ
入社直後の新入社員研修は、企業理念や生命保険の専門知識に加え、社会人としての基本的な素養を身につける貴重な機会となりました。とくに印象深かったのは、ビジネスマナーの訓練です。
目上の人との適切な対応から名刺交換の作法に至るまで、2日間にわたって集中的に学びました。当時の経験は私のキャリアの基盤を形成し、現在も日々の業務で活かされています。
販売実習を開始した後、先輩たちから学んだのは、人との深い関わり方です。大学時代には経験し得なかった、お客さまとの継続的な関係構築の重要性を実感しました。
たとえば、手紙の送付や定期的な訪問など、細やかな配慮の積み重ねが信頼関係の構築に不可欠であることを学びました。私自身、デジタルネイティブな世代の一員として、当初は手書きの手紙やはがきを送ることに違和感を覚えていました。
しかし、先輩のそうしたアプローチに対してお客さまから感謝の声が届くのを何度も目の当たりにするにつれ、その意味を深く理解するようになりました。真のサービスとは何か、営業の本質とは何かを、学ばせていただいたと感じています。
当時の私にとくに大きな影響を与えたのが、マンツーマンで指導してくださった先輩の存在です。お客さまとの関係性を大切にされる方で、距離を縮める方法や、自然に打ち解けていく術など、お客さまとの信頼関係を深めるための具体的な方法を教わりました。
さらに、私が知識を追求する姿勢を学んだのもこの先輩からです。お客さまからの質問に対して徹底的に調査し、詳細な回答を提供しようとする姿勢は、まさに生命保険のプロフェッショナルとしてあるべき姿でした。
私が自立し、自分のペースを確立できたのは、販売活動を開始してから約3〜4カ月が経過したころです。業務面での成果を実感し始めたのもこの時期でした。
候補者の採用、育成、管理まで担当。目覚ましい成長を遂げるLCの姿に喜びを感じて
2024年に、九州営業本部内の営業所の所長に就任しました。所長としての私の主な業務は、採用・育成・マネジメントの三本柱を軸に営業所を運営することです。LCの個性と働き方を深く理解し、適切なオペレーションを行いながら、個々の目標達成を支援しつつ、営業所全体の目標を実現することをめざしています。
現在、営業所には2名のLCが在籍していますが、私の親と同じ世代の方々です。所長という立場ではありますが、引っ張るというよりは、後方から支援することが私の役割だと思っています。業務外のコミュニケーションを大切にしながら、信頼関係の構築に努めています。
採用活動にも力を入れており、4名の新たな人材確保が今年度の目標です。採用プロセスにおいて重視しているのは、候補者の声に耳を傾けること。以前、積極的なアプローチで失敗した経験から、候補者の本音や不安を丁寧に引き出すことに重点を置いてきました。LCとしての適性を見極めつつ、支社長と連携しながら、候補者のモチベーションを高めることを心がけています。
営業管理職の醍醐味は、理想とする組織を自ら創造できる点にあります。自ら候補者を発掘し、スカウトから育成、そして管理まで一貫して関わることができるのは大きな魅力です。
実際、候補者採用で大きな手ごたえを感じる出来事がありました。ある女性を採用し、育成したときの経験です。誰に対しても分け隔てなく明るく笑顔で接する彼女の姿勢に強く惹かれたことがきっかけでした。LCとしての素質を見込んでスカウトし、採用・育成したところ、彼女は能力を見事に開花させ、目覚ましい成長を遂げています。
LCとして成果を出したことで、お子さまの教育資金が増えたことや、家族と外食を楽しんだ話など、現在の生活の充実ぶりを彼女から聞くたびに、大きな充実感を覚えます。
入社からこれまでの4年間、さまざまな候補者やお客さまとの出会いや経験が私を成長させてくれました。世の中にさまざまな価値観を持つ人々がいると理解できたことが、育成や採用にも活かせていると感じています。
同級生の涙から感じた生命保険の意義。ひとりでも多くの人にセーフティネットの提供を
業界や業種を超えてさまざまな人々の役に立てることに、この仕事のやりがいを感じてきました。中でも、私の心にとくに深く刻まれている出来事があります。
入社1年目の販売実習中、中学・高校時代の同級生だった女性のお客さまに生命保険加入を勧めたときのことです。当初、彼女は生命保険加入にあまり前向きではありませんでしたが、私が丁寧に説明した結果、その重要性を理解して契約いただきました。
それから数年が経過した2023年の冬、彼女が大病を患ったとの知らせを受け、私は給付金手続きのために直ちに連絡を取りました。対面での手続き中、彼女から涙ながらに感謝の言葉を伝えられたときの情景をいまでも鮮明に覚えています。
「最初は気乗りしなかったけれど、あなたの説明のおかげで生命保険の意味を理解できました。あのとき加入していなければ、給付金が得られないまま私の人生が終わっていたかもしれない」と言葉をもらって、あらためて生命保険の意義と、自分の仕事の重要性を痛感しました。
学生の中には、生命保険の本質を十分に理解しないまま、生命保険業界を敬遠してしまっているケースが多いのではないでしょうか。生命保険営業に従事するということは、医療従事者とは異なる方法で人々の生活に貢献できる側面があることを、ぜひとも知っていただきたいと思っています。
また、ジブラルタ生命には充実した研修制度が整っているため、金融や生命保険業界に関する知識は入社してから習得できます。ワークライフバランスが取りやすい環境のもと、さまざまな資質を持った社員が活躍しています。私も結婚をしましたが、プライベートは遠くへ遊びに行ったり、夏はバーベキューをしたり、家族と充実した時間を過ごしています。だから、ためらうことなく、挑戦してほしいと思います。
私個人としては、採用実績の向上が当面の目標です。将来的には、より大きな営業所の所長、さらには支社長となって当社の発展に貢献することを視野に入れています。
そのためには、人間的な成長が不可欠です。メンバーと同じ視点で物事を捉え、誰とも分け隔てなく対話できる存在でありたい。メンバーの誰もが出社を楽しみにするような職場環境づくりに尽力していきたいですね。
※ 記載内容は2024年8月時点のものです

