担当店舗は岐阜から沖縄まで。教育研修と現場課題の解決で、店舗運営を支える日々
──現在、ひめじさんが所属されている部署と、具体的な仕事内容を教えてください。
国内プレイグラウンド事業部の「西日本PGリーダー」を務めています。この部署では、0歳から小学校2年生までのお子さまがひとりで遊べる「スキッズガーデン」など、お子さま向けのインドアプレイグラウンド施設を運営しています。
現在は大阪を拠点に、岐阜から沖縄まで西日本エリアの計7店舗を担当しています。私の役割は、いわば店舗のサポーターです。店舗の運営状況を確認し、課題や解決策を現場と一緒に考え、改善に向けたサポートを行っています。担当エリアが広いため、移動も多いワークスタイルですね。
また、スタッフへの教育・研修も行っています。基本的には担当店舗が中心ですが、全国の既存スタッフを対象とした研修や、新店舗オープン時の立ち上げサポートも担当しています。研修の目的や、店舗、スタッフの個性に合わせ、構成や資料をその都度カスタマイズし、現場に最適化した研修の実施を心がけています。
──多くのスタッフと関わる中で、意識していることはありますか?
「コミュニケーション」です。スタッフと話す際は、必ず同じ目線で話すことを心がけています。前回会った時の話を覚えていて「あの件、どうなった?」と確認したり、仕事とはまったく関係のない雑談も積極的に行ったりして、関係性を築くようにしています。
私自身が入社した当時、上司や同僚がスタッフと非常に距離が近く、悩みごとをとても話しやすかった経験があり、その時の経験から、日頃のコミュニケーションが安心感や仕事のしやすさにつながると考え、日々意識しています。
──教育の場面では、どのようなことを意識されていますか?
「相手を思った行動」を指針にしています。うまくいかない場合も、「どんな不安ややりづらさを抱えているのか」を、徹底的に相手の立場で考え抜き、その仮説をもとに伝え方やアプローチを変えて実践してみます。
それでもうまくいかなければ、再度対話を重ねて「ここが難しかったんですね」と寄り添いながら修正していくプロセスを粘り強く繰り返していきます。
入社2年目で店舗責任者、3年目でトレーナー。挑戦を支えてくれた周囲の存在
──ひめじさんがイオンファンタジーを選ばれた経緯を教えてください。
大学ではこども学科で幼稚園教諭と保育士免許を取得しましたが、「のびのび遊びながら学ぶ環境づくり」を大切にしたいと考えたこと、また全国や世界といった広範囲に影響を与えられるのは企業だと考え、一般企業への就職を選びました。
そして、「子ども」「遊び」「えがお」を軸に企業を探す中で出会ったのが、イオンファンタジーです。「遊び・学びを届けるエデュテイメント企業」という企業の方向性が自分にぴったりだと感じました。
最終的な入社の決め手は、社風です。採用担当の方が選考段階からこまめに連絡をくれたり、親身に接してくれたりする中で、温かい人が多い会社だと感じました。イオングループの福利厚生や安定感も魅力でしたね。
──入社後のキャリア変遷と、その中での学びについて教えてください。
1年目は「モーリーファンタジー堺北花田店」にスタッフとして配属されました。そこで、その後の成長につながる学びを得ました。お客さまから私の接客対応についてお申し出を受けたのですが、自分としては「お客さまに正しい情報を伝えた」と思っていました。
しかし、上司から「内容は合っているだけでなく、伝わってこそ意味がある。どうすればお客さまが満足したかを考えるべきだ」と指導されたのです。「自分が正しいかどうか」ではなく「相手にどう伝わるか」。これは今でもスタッフや上司とのかかわりにおける私の大切な指針になっています。
その後、2年目の4月に「スキッズガーデンららぽーと湘南平塚店」へ異動しました。ここは、通常モーリーファンタジーに併設されているスキッズガーデンとは異なり、単独で営業を行う当社初の店舗でした。私はそこで「ストアマネジャー代行」を務め、同年9月にはストアマネジャーへ昇格しました。
当時は本当に大変でした。自分以外は全員入社したてのスタッフという状況で、業務も教える必要がありました。前任者に相談しながらなんとか乗り越えましたが、工夫したのは「組織作り」です。
自分一人で抱え込まず、スタッフに役割分担を行いました。接客が得意な人、広報業務が得意な人など、適任者を探して任せることで、円滑に運営できるようになりました。スタッフが活躍する姿を見るのも、楽しさややりがいに変わっていきましたね。
──その後、トレーナーになられた時の心境はいかがでしたか?
3年目の9月に「スキッズオペレーショントレーナー」として本社部署へ異動しました。トレーナーになった時はPG勤務歴が約2年という経験の浅さに対する不安がありましたが、入社当初から「教育を通じて多くの子どもたちをえがおにするため、トレーナーになりたい」と志望していたので、それが早期に叶った喜びも大きかったです。
実際にやってみると、多様な考えを持つスタッフへの教育の難しさを改めて痛感しました。ただ、困難にぶつかった時も一人で抱えず、上司や同僚に相談し、助言をもらうことで乗り越えています。そして、4年目の8月から現在の「西日本PGリーダー」になりました。
お客さまとの思い出、スタッフの成長、店舗の課題解決。多様な立場で得たやりがい
──これまでの仕事の中で、とくに印象に残っている「やりがい」や成功体験を教えてください。
大きく3つあります。1つめは、現場時代のお客さまにファンになってもらった経験です。私は子どもが大好きなので、「おもしろいお姉さん」と思われるよう全力で遊んでいました。お子様が貼っている名前シールを見て名前を覚え、次回会った時に「〇〇ちゃん、今日も来てくれたの?」と声をかけるんです。
そうすると、お子様も保護者の方もすごく喜んでくれます。結果として、自分の名前を覚えてもらい、ファンになってくれた子が次の機会に手紙をくれたり、私が異動した後も店舗に「お姉さんに会いたい」と手紙を持ってきてくれたりしたことがあり、それが最大の喜びでした。
2つめは、課題解決による感謝です。自分のアドバイスによって店舗運営が改善し、スタッフから「お客さまが理解しやすくなった」「やりやすくなった」と伝えてもらい、感謝された時は、間接的にお客さまの安心・満足に貢献できたと感じられる瞬間ですね。
3つめは、スタッフの成長支援です。以前、人前で話すプログラムイベントがどうしても苦手な店舗スタッフがいました。原因をヒアリングしたところ、『別の店舗で見学や実践をすることで払拭できるのでは?』と考え、プログラムが得意な近隣店舗へ勉強しに行ってもらったんです。
環境を変えて成功体験を積み自信をつけてもらったことで、自店舗に戻ってからもプログラムの実施ができるようになり、「やってよかった」と心から思いましたね。
──店舗訪問もあり、さまざまな地域を訪れているかと思いますが、地域ごとのおもしろさや生活についてはいかがですか?
地域ごとの「色」の違いは本当におもしろいです。沖縄は島時間が流れていて、優しく歓迎してくれる雰囲気があります。大阪は私の出身地でもあり、同じノリやテンポで話せる楽しさがあります。岐阜は、すごく活気があり、元気に勤務している姿が見られました。こういった地域差を知れるのはもちろん、店舗巡回の際にご当地の美味しいグルメを食べるのも楽しみの1つです。
また、初めて一人暮らしをした「湘南平塚店」にいた頃の生活は忘れられません。最初は不安でしたが、休日は観光地巡りをしてリフレッシュしていましたし、仕事も楽しく、子どもたちとも仲良くなれたことで、「また住みたい」と思うほど大好きな場所になりました。
めざすは「活気ある店舗」の増加。良い循環を生み、子どもたちのえがおを増やしていく
──PGリーダーとしての、今後のビジョンを教えてください。
PGリーダーとしての役割を全うし、「活気があり、より魅力あふれる店舗」を増やしたいと考えています。店舗数が増えている今だからこそ、1つひとつの店舗の魅力を高めていくことが何より大切です。良い店舗を作れば、子どもたちのえがおが増え、売上が伸びて、さらに良い店舗が増えるという好循環が生まれます。
そのため、今以上に「もっと店舗を良くするためには何が必要か」を考え、研修を再考し、自分の言葉で伝えられるリーダーをめざしています。
また、今後はさらに業務範囲が拡大する予定で、店舗の数値管理(売上・経費)や決裁業務、各店舗のストアマネジャーの勤怠管理なども本格的に担うことになっているので、不安もありますが気を引き締めて取り組んでいきたいですね。
──ひめじさんから見て、どのような学生がイオンファンタジーに向いていると思いますか?
子どもが大好きな方はもちろん、「挑戦意欲がある人」です。「もっとこうしたい」「やってみたい」という声を尊重する会社なので、意欲がある人には非常に合うと思います。
私自身、湘南平塚店時代に夏休みの売上を上げたいと考え、自社キャラクターを呼ぶイベントや、オリジナルのスタンプカード施策を自ら提案したことがありますが、提案が採用され、上司からも高く評価してもらいました。このように、当社には若手のアイデアを受け入れてくれる土壌があります。
──最後に、これから入社を考えている学生へメッセージをお願いします。
イオンファンタジーの最大の魅力は、「温かい人と安心感」です。何かあった時には絶対に助けてくれる社員がいるので、安心して業務や新しい挑戦ができます。
新入社員向けの研修も充実していますし、同期との横のつながりも強いです。勤務地が離れていても、本社研修などのタイミングで連絡を取り合い、食事に行くなど良好な関係が続いています。向上心を持って頑張れる環境がここにはありますよ。
※ 記載内容は2026年1月時点のものです

