お客さまとは、心を通わせる近さで。広範囲のエリアを統括する流儀
──まずは、現在所属されている部署と役割について教えてください。
現在は西関東事業部の東京エリアにて、エリアマネジャーを務めています。東京の東側、スカイツリーのあるソラマチや渋谷、品川、葛西など、観光地や商業施設内にある7店舗を管轄しています。ゲームセンターだけでなく、小さなお子さまが靴を脱いで遊べるプレイグラウンドなど、多様な業態を担当しています。
私の役割は、各店の店長と連携し、店舗運営をサポートすることです。巡回しながら現場の課題をヒアリングし、改善策を提案したり、本部からの方針を現場にわかりやすく伝えたりする交通整理のような仕事を行っています。
──仕事をする上で、どのような価値観を大切にされていますか?
「楽しさ」の提供です。私たちの仕事は遊び場の提供ですから、まずは従業員自身が楽しんで働いていることが大前提です。その上で、お客さまとのコミュニケーションでは、定型的な接客だけでなく、心の通った温かい距離感を何より大切にしています。
たとえば、よく来てくださるご年配のお客さまには、マニュアル通りの「いらっしゃいませ」ではなく、「また来てくださったんですね!」とお声がけしたり、お孫さんを連れていらしたら「今日はお孫さんもご一緒なんですね!」と歓迎したり。単なる店員とお客さまという関係を超えて、まるで親しい知人の家に遊びに来たような、安心感のある雰囲気づくりを意識しています。お客さまとの心理的な距離が近づくことで、リピーターになっていただけますし、何よりお客さまからの生の声が店舗運営のヒントになるんです。
もちろん、楽しさの裏側には規律も必要です。楽しむ時は楽しみ、締める時は締める。そのメリハリを持って、お客さまにもスタッフにも心から「楽しい」と感じてもらえる空間をめざしています。
経験×挑戦意欲。異例のスピード昇進の背景
──前職でも長年アミューズメント業界にいらっしゃったそうですね。なぜ転職を決意されたのでしょうか?
学生時代のアルバイトを含めると約18年間、同業界に身を置いていました。店長やマネジャー、さらにはマシンの購買バイヤーなど、一通りの業務を経験しました。
その中で、さらに自分のレベルを上げたい、見たことのない景色を見たいという想いが強くなったのがきっかけです。イオンファンタジーは海外展開も積極的ですし、ゲームを通じて英会話などを学ぶオンラインスクール「ゲームカレッジ」のような新しい事業にも果敢に挑戦しています。
ここなら、自分のやりたいことがかなえられるかもしれない。新しい何かに出会えるかもしれないという期待が入社の決め手でした。
──入社から1年未満でのエリアマネジャー就任は、ご自身で予想されていましたか?
正直、自分でも驚くほどのスピードだった、というのが本音です。最初から計画していたわけではありません。ただ、常にワンランク上の仕事を意識してはいました。
店長代行の時は店長の動きを、店長になったらエリアマネジャーの動きを観察し、視座を高く持つように心がけていました。もし自分がその立場ならどう判断するかを考え、積極的に上司に質問もしていました。そうした姿勢と、前職で培った店舗づくりのノウハウが評価されたのかもしれません。
──これまでの経験が、今に活かされていると感じる部分はありますか?
たとえば、スーパーマーケットで特売品を入り口に置いてお客さまを呼び込むように、ゲームセンターでもお客さまが求めている旬の景品を目立つ場所に配置して、まずは足を止めてもらう。そうした仕掛けのロジックは、これまでの経験から予測がつきます。
もちろん、会社が変わればルールも変わりますが、「お客さまが何を求めているか」という本質は変わりません。即戦力としてのスキルと、新しい環境への適応力、その両輪を回しながら走れるように心がけています。
多様な個性をひとつのチームに。組織づくりの第一歩
──エリアマネジャーという立場になり、視点や考え方に変化はありましたか?
大きく変わりました。店長時代は毎日自分の店を見られましたが、今は7店舗を担当しているため、各店に行けるのは週に一度あるかないかです。直接会話をする機会が減る中で、いかに全員が同じ意識で仕事に取り組めるか、その仕組みづくりに注力するようになりました。
短期的な売上目標だけでなく、半年後、1年後にどういうお店でありたいかという長期的な視点で物事を捉えるようになったのも変化のひとつです。
──組織をまとめる上で、印象に残っているエピソードはありますか?
現在、私のエリアには新卒社員からベテラン、外国籍のスタッフまで、非常に多様なメンバーが在籍しています。バックグラウンドが異なれば、当たり前の基準も異なります。そこで、まずは意識を統一するために、事務所の整理整頓(5S)を徹底することから始めました。
整理整頓といっても、ただ片付けるだけではありません。たとえば、私にとっては手を伸ばせば届きやすい棚の高さでも、小柄なスタッフにとっては台を使わないと届かず、困ってしまうかもしれません。自分本位ではなく、次に使う人のことを想像してルールを決める。そうした小さな思いやりの積み重ねが、結果としてお客さまへの細やかな気配りや、チームワークの向上につながっていくんです。
会社の規模が大きい分、全体の方針と現場の最適解のバランスに悩むこともありますが、現場のスタッフが自分たちで考え、行動できるチームをつくることが、今の私の最大のやりがいです。
すべての部署をコンプリートしたい。前向きに着実に成し遂げる成長意欲
──今後のキャリアビジョンを教えてください。
個人的な目標としては、会社のすべての部署をコンプリートできる存在になりたいと思っています。以前お世話になった尊敬する先輩が、営業・人事・開発とあらゆる部署を経験し、会社と業界のすべてを熟知していました。私もそんなふうに、多角的な視点を持ったプロフェッショナルになりたいですね。そのために、現在は英会話やPCスキルの習得など、いつどんなチャンスが来てもいいように準備を続けています。
また、会社としては、今遊びに来てくれている子どもたちが、10年後に「あのお店で働きたい」と思ってくれるような未来をつくりたいです。そのためには、私たち自身が今、最高に楽しんで働いている姿を見せることが何より大切だと考えています。
──最後に、これから入社を考えている方へメッセージをお願いします。
今よりもレベルアップしたい、もっとスキルを活かしたいという前向きな動機をお持ちの方にとって、当社には手を挙げれば挑戦できる環境があります。
大切なのは、オンとオフの切り替えをしっかり行い、楽しむ時は全力で楽しむこと。そして、自分の得意なことを見つけて磨くことです。「これができる!」という自信は、仕事を楽しむ原動力になります。
その上で、忘れてはならないのが「お客さまからどう見られているか」という客観的な視点です。どうすればもっと喜んでもらえるか、今の自分たちは楽しそうに映っているか。その意識を常に持ちながら、年齢や社歴に関係なく、お互いの強みを活かし、世界中の子どもたちを“えがお“にする仕事を一緒に成し遂げましょう。
※ 記載内容は2025年12月時点のものです

