数字をもとに営業現場と本部をつなぐーー現場のえがおを最大化させる役割
──現在所属されている営業サポートグループとは、どのような組織なのでしょうか。
文字通り店舗の営業活動を支える部署です。主に2つの役割があり、一つはオペレーションの効率化、もう一つが私の担当する業務推進です。業務推進のミッションは、会社全体の売上目標を達成するために、具体的なイベントや施策を企画・分析し、営業組織をサポートすること。本部の方針をどう現場で具現化するか、さまざまな部署と連携しながら業務を進めて仕組みづくりを行っています。
本社のメンバーは10名ほどですが、全員が現場のストアマネジャー(店長)経験者で私自身もエリアマネジャーを3年間経験してこの場にいます。現場感覚を忘れない、実効性の高いサポートを大切にしています。
──具体的にはどのようなお仕事をされているのですか。
主に売上データの分析と、イベントの改善提案です。毎月のイベントがどれほどの効果を生んだのかを数値化し、成功要因や改善点を分析します。その結果を基に、「次はこうすればもっと良くなる」という提案を本部長に行います。
また、現場の負担を減らすためのコスト削減や効率化といった改善の提案も私の仕事です。会議の運営や資料作成も行いますが、単なる事務作業ではなく「どうすれば営業の皆さんが迷わず動けるか」を常に考えています。
──お仕事をする上で大切にされている価値観を教えてください。
目的を持って、多角的な視点で最適なルートを探し出すことです。単に言われた作業を繰り返すのではなく、「この仕事は何のためにあるのか?」を問い続けたいと思っています。
一つの事象に対する現場の視点や本部の視点、そして利益の視点。多方面から物事を分析し、広い目線で情報を集めることでみんなが納得して動ける正解を見つけ出せるよう努めています。自分で問題を見つけ、解決策を提案することで成果が出る。そのプロセスに大きな達成感を感じています。
日本の環境で若手から責任を持てる。海外出身の私がイオンファンタジーを選んだ理由
──中国のご出身ですが、日本で働こうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
高校卒業後、海外で学びたいという強い気持ちがありました。両親は遠くへ行くことを心配していましたが、先に日本へ留学していた従兄弟から「日本は住みやすいよ」と勧められ、日本への留学を決めました。
大学時代は、日本人学生と留学生の交流サークルを自ら立ち上げ、学内でプレゼンをして公認サークルにするなど主体的に動くことが好きでした。卒業後もそのまま日本でキャリアを築きたいと考え、就職活動を始めたのです。
──就職活動では、どのような軸で会社を選んでいましたか。
二つあって、一つは自分の裁量が大きく、若いうちから成長できる環境であること。もう一つは自身が外国籍社員であることから、海外事業を展開していてグローバルな視点があることです。
当初は商社や航空業界を見ていましたが、合同説明会で友人から「遊びを仕事にする、おもしろそうな会社があるよ」と誘われたのがイオンファンタジーとの出会いでした。説明会で先輩社員や人事の方と話す中で、若手に責任ある仕事を任せる文化があること、そして東南アジアを中心に積極的に海外展開していることに強く惹かれました。
──入社の決め手は何でしたか?
何より「人の温かさ」と「スピード感」です。人事の方が、外国籍である私の文化的な背景や言語面を常に気遣ってくださる一方で、一人のプロフェッショナルとして期待してくれているのを感じ、ここなら国籍に関係なく自分の実力で勝負できると確信して入社を決めました。
入社半年でストアマネジャー代行(副店長)、1年後にはストアマネジャー(店長)になれるというスピード感も、早く成長したかった私には非常に魅力的でした。品川、埼玉、千葉と転勤がありましたが、当時はそれぞれの現場の違う文化や雰囲気を感じることがおもしろく、常にインプットをしながらマネジメントをすることで自分の成長へとつなげていきました。
失敗から学んだ「現場の声」を聞く大切さ。ITスキルで変えた店舗の日常
──入社後、現場時代に印象に残っているエピソードを教えてください。
入社2年目でストアマネジャーを任された時のことは、今でも忘れられません。当時は若さゆえに完璧なお店を作ろうと肩に力が入り過ぎていました。20名以上のスタッフに対し、掃除の細かな点まで一方的に指示を出してしまっていたんです。
結果、スタッフから反発を受けてチームがバラバラになりかけた時、「自分の正解を押し付けるのではなく、まずは現場の仲間の立場に立たなければならない」と痛感しました。そこからは自ら進んで掃除をし、一人ひとりの悩みを聞くスタイルに変えていきました。店舗を異動する際、仲良くなったスタッフの皆さんから惜しんでもらえた時は、本当に嬉しかったですね。
──エリアマネジャー時代には大きな実績も出されたそうですね。
中神奈川エリアを担当していた際、新店の立ち上げを経験したいと本部長にアピールしてチャンスをいただきました。ゼロからスタッフを採用・教育し、チームを作り上げるのは大変でしたが、私の想いに共感してくれる仲間が集まってくれました。
結果、その店舗は年間の予算達成率でナンバーワンとなり、表彰されました。自分の情熱が数字として結果に現れ、会社に貢献できたことは大きな自信になりました。新人だった頃と比べて仕事の捉え方も変わり、店舗のためという視点だけでなく、会社のコストや利益も考慮するなどいろんな面から物事を考えて仕事を進めるようになりました。
──現在の業務推進の仕事のおもしろさは、どこにありますか。
自ら問題点を発見し、改善案を考えて提案する仕事が多く、柔軟性があることが魅力です。そして、提案が通れば成果が得られる。そういう経験は自分の成長になるし、経歴にもプラスになります。この柔軟性や自由さがとても魅力的です。
また、現場での経験が役に立つことも多いです。たとえば、エリアマネジャーをしていた頃、メダルゲームの報告システムが非常に使いづらく、チェックに半日以上かかっている現状がありました。そこで私は、得意とするExcelを活用して貼り付けるだけで、一瞬でミスが判明するフォーマットを自作し営業側に配布したところ「作業時間が数時間から1時間に短縮された」と大きな反響をいただきました。現場の苦労を知っているからこそ実用的な改善が提案できる。それは今の業務推進の仕事でも同じです。
国籍は関係ない。「子どもたちの未来」のために、自ら変化を創り出す存在へ
──海外出身の方がイオンファンタジーで働く魅力は何だと思いますか。
完全な平等といえる環境があることです。当社には国籍による壁がまったくありません。頑張った成果は正当に評価され、昇進や報酬に反映されます。日本語の細かいニュアンスに困った時も、周りの皆さんが丁寧に教えてくれる温かさがあります。
また、現状に満足せず、常に新しいビジネスモデルや海外事業を模索している刺激的な環境です。単一の事業に留まらずに変わり続けようとする姿勢は、挑戦したい人にとって最高のステージだと思います。
──今後はどのような存在になっていきたいですか。
単なる作業をこなすのではなく、自分の仕事を通じてより大きな社会貢献をしたいと考えています。今の私にとっての社会貢献は、施設に来てくれる子どもたちやその家族を“えがお”にすること。
私が尊敬する本部長は、障がいを持つ子どもたちを無料招待する企画を立てるなど、常に「お客さまのため」を純粋に追求されています。私も、そんな風に既存の枠にとらわれず、新しい価値を提供できる存在になりたい。もっと高い視点でビジネスモデルを見つめ、会社を成長させていきたいです。
──最後に、入社を検討している海外出身の方や学生の皆さんにメッセージをお願いします。
現状維持ではなく、自ら課題を見つけて変えていきたいという情熱を持つ人なら、イオンファンタジーは最高の環境です。ここでは「なぜそうするのか」、「どうすれば良くなるのか」という提案を誰もが真剣に聞いてくれます。
言語や文化の違いを不安に思う必要はなく、飛び込んできてほしい。大切なのは、お客さまや仲間のために何ができるかという純粋な気持ちです。失敗を恐れず、自分にしかできない改善を提案し、一緒に新しい遊びの未来を創っていきましょう。
※ 記載内容は2026年1月時点のものです

