役割は「架け橋になる」こと
TOPPANデジタルは、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、グループ全体のデジタル変革を推進することがミッションとなっています。私が所属しているICT開発センターでは、これまで事業の主軸としていた個社向けの受託開発事業から市場向けへと拡大していくために、ビジネス・テクノロジー・クリエイティブ、この3つの要素を統合していく戦略を掲げています。
その中でも私の主な業務は、技術広報と組織のカルチャー作りの2つです。技術広報においては、ICT開発センターの取り組みや魅力を社内外により多くの方に伝えるための施策を企画・実行しています。具体的には、外部メディアの取材対応、ウェビナーでの登壇など、多角的な情報発信のサポートを行っています。また、TOPPANデジタルとして社外発信しているブログなどに、現場のメンバーが最新技術や実験的な取り組みについて積極的に記事を執筆できる環境づくりにも注力しています。
組織のカルチャー作りでは、社内の横断的な取り組みやノウハウの共有を充実させ、グループ全体のシナジー効果を促進していく施策を推進しています。例えば、毎月開催している勉強会では、以前は上長からの推薦で発表者を決めていましたが、現在は自主的な参加形式に変更し、毎回3〜5名ほどの方が自らの知見を共有してくれています。
私がこの仕事をする上で大切にしていることが3つあります。
1.自分自身が楽しむこと。
やるべきことに対して、どのようなワクワク感を見出せるか、常に考えるようにしています。
2.仕事だけの人間にならないこと。
私生活があってこその「私」だという意識を大切にしています。
3.一般人代表としての視点を持つこと。
私が感じることは多くの人も同じように感じるはずだという考えのもと、一般人代表を常に意識するようにしています。
挑戦の意志が機会を引き寄せる
最初から現在の業務を担当していたわけではありませんでした。 入社当初は、エンジニアとしてシステム開発の現場でキャリアをスタートしました。ただ、開発プロセスにおいて下流工程よりも企画に近い業務により魅力を感じていたため、早い段階で上長へ相談し、上流工程に携わるキャリアへシフトしました。
大学の研究室でも要求整理や要件定義に関する研究に取り組んでいた経験から、お客さまの要求を整理して言語化する仕事に強い関心を持っていました。そうしてキャリアを積み重ねていく中で、入社4年目のシステム開発プロジェクトで、初めてプロジェクトマネージャーを経験することができました。
そして入社から7年経ち、また新たな技術広報としてのキャリアをスタートさせたのでした。
TOPPANは、社員の興味や挑戦したい思いに柔軟に応える環境があることもまた魅力の一つです。私自身、「今度はこれに挑戦したい」「この分野で学んでみたい」と、気持ちが変化することもありましたが、その都度チャレンジの機会を与えてもらえました。幅広い業界のお客さまとの取引があり、様々な技術領域での開発実績を持つ大手企業だからこそ、この土壌が整っているのだと考えています。
その一例として、半期に1回実施される「ジョブチャレンジ制度」があります。これは各部門が「こんな仕事に興味のある方、一緒に働きませんか」という募集を社内に向けて発信し、興味を持った社員がエントリーできる仕組みです。さらに、私自身の経験のように、上司との1on1を通じて、より小規模な範囲でのキャリアチェンジも実現できます。
どんな経験もすべて現在につながる
システム開発の経験は、現在の技術広報の仕事に確実に活かされています。技術用語や開発プロセスへの理解があることで、スムーズに業務を進められていると実感しています。
また、過去の開発プロジェクトでは、システムに詳しくないお客さまと接する機会が多くありました。専門用語をわかりやすく言い換えたり、実装イメージを図示したりと、常に相手の立場に立ったコミュニケーションを心がけました。このようなお客さまに寄り添う姿勢が、私の中に「一般人代表」としての視点を育んでくれました。現在では、プロフェッショナルたちの活動を客観的に捉え、その価値をわかりやすく伝えられるスキルへと成長しています。
これまでの経験が自然と私の強みになっていることを実感しています。
一人ひとりの「働きやすい」を追求する
技術広報の目的は、私たちのサービスや組織への興味・認知度を高めることです。 その施策の一つとして、社員インタビューの積極発信を行っていきます。単なる会社紹介ではなく、社員一人一人の等身大の姿を映していきたいと思います。技術的な内容だけでなく、直面した困難やその克服プロセスなど、人間味のあるエピソードをお送りするので、楽しみにしていてください。
また、社外への発信だけでなく、職場環境や社員の様子をより透明性の高いものにし、部署間のつながりを強化することで、「この人のように働きたい」と思えるロールモデルを自然に見つけやすい環境が整っていくことを目指しています。
最近では、若手社員を中心に生成AIを活用したPoCの開発に積極的に取り組むなど、新しい技術やトレンドを実践的に取り入れる伸び伸びとした働き方が根付き始めています。技術広報と組織文化の醸成、これらの2つの活動が相乗的に働き、より会社を活性化させることが私の目標です。
最後に、
TOPPAN社員は計画立案やリスク分析に長けていますが、新しいことへのチャレンジでは実行段階で慎重になりすぎる傾向があります。そこで私たちは、市場動向を的確に捉え、データに基づいた意思決定ができ、周囲を効果的に巻き込める推進力をお持ちの方をお待ちしています。
この会社で、皆さまと共に新しい価値を創造していけることを心より楽しみにしています。
