医療現場に根ざした経営支援の強み。対話で納得感を醸成し、自走までを徹底フォロー
パートナー病院に常駐し、実行部隊として経営支援を担う事業推進部。この部署の特徴は、メンバー構成にあると竹平は説明します。
「看護師やリハビリ職などの医療職出身者が約6割、病院の事務部長経験者が約3割、そして私のようなコンサル出身者が約1割という構成です。医療現場の実態を肌感覚で理解しているメンバーが多いため、現場のオペレーションの深いところまで入り込んだ、実効性の高い経営支援ができることが大きな強みだと感じています」
病院の経営基盤を確立し、持続可能な地域医療の提供をめざしている事業推進部。その中で竹平は、シニアマネージャーとして現場の指揮を執る傍ら、若手社員の成長支援にも取り組んでいます。
「私の役割は主に2つあります。1つは現場責任者として、病院の経営層と密にコミュニケーションを取りながら、収支改善やオペレーションの最適化、チェンジマネジメントを主導することです。
もう1つが、アソシエイトと呼ばれる若手社員の採用と成長支援です。具体的には、一次面接の対応から入社後のフォローを担い、メンバーが自ら課題を設定して、自律的に成長できるようフィードバックを行っています」
経営支援において竹平が大切にしているのは、対話を通じた納得感の醸成です。病院の主役はあくまで患者に向き合っている職員であるという信念が、その背景にはあります。
「現場に対して一方的に方針を押し付けるような姿勢では、決して変革は成功しません。そのため、なぜこの取り組みが必要なのか、対話を重ねて丁寧に納得感を得ることを心がけています。納得感を得た上で、職員の方々をハンズオンで支援し、最後まで徹底的にフォローすることを大切にしています。
伴走して変革を軌道に乗せるだけでなく、現場がうまく回り続けるための仕組みづくりも重要です。個人の頑張りに依存せず、誰がやっても同じ成果が出せるように仕組みづくりまで支援する。そうして病院が自走できる状態を築くことが、私たちの役割だと考えています」
経営の手触り感を求めて転職。現場でスキルを磨き、チームを率いるリーダーへと成長
大学卒業後、医療専門のコンサルティングファームでキャリアをスタートさせた竹平。全国の病院を対象に経営改善などに携わる中、徐々に仕事への違和感が膨らんでいきました。
「コンサルタントとしてやりがいを感じておりましたが、提案した施策が現場でどのように解釈され、職員の方々の行動をどのように変わり、最終的にどのような成果をもたらしたのか 。その最も重要で困難な実行のプロセスにおいて、最後まで責任を負い切れない立場に疑問を抱くようになりました。どこかで『本当に意味のある価値を、お客さまに届けられているのか』という想いが拭えませんでした。外部からのアドバイスではなく、経営の手触り感を持ち、当事者として現場を動かしたい。そう考えて転職活動を始めました。
転職先の選択肢としては、さまざま検討しましたが、投資から運営、現場のオペレーションの改善まで一気通貫で経営の舵取りを担えるのは、CHCPホスピタルパートナーズしかないと思ったのです。当事者意識を持ち、経営の難しさと対峙しながらも成果を上げる仕事に挑戦したいと考え、当社を選びました」
2020年6月に入社し、アソシエイトとして歩み始めた竹平。最初の3年間はパートナー病院に常駐し、現場に入り込むことで病院経営に必要なスキルを身につけました。
「入社当時はまだ20代でしたが、年配の経営層や医師と向き合うことが求められました。その中で重要だと学んだのは、謙虚であることです。依頼されたことに迅速に対応し、相手の役に立つ行動を地道に積み重ねること。それが信頼関係の構築につながるのだと実感しました。
経営支援において何よりもまず大切なのは、信頼関係です。その上で、どう現場を動かすかを考えて戦略を実行し、モニタリングと軌道修正を繰り返す。当時の先輩と最前線に立ち、『病院を動かす責任の重さと成果を上げるための力学』を肌で感じたこの時期が、今の私の礎となっています」
下積み時代に実務を通じて培った現場感覚。それは現在のシニアマネージャーとしての業務にも大いに活かされていると言います。
「アソシエイト時代に学んだ病院経営のイロハを土台として、着実にステップアップできるのは当社の大きな魅力です。現場での実体験を礎に、経営者としての役割を段階的に担えるよう環境が整えられているため、私のようにコンサル出身でも安心して成長できます」
大規模プロジェクトへの挑戦。泥臭い改善の積み重ねで導いた、経営の大きな成果
現場での実務経験を積んだアソシエイト時代、竹平にとってとくに印象深い仕事があります。それはあるパートナー病院で「地域医療支援病院」の認定を取得し、成果を出した案件です。
「この認定を取得することは、地域医療の中核として機能しているという公的な証につながり、経営面でも大きなメリットがあります。しかし取得するにはクリニックからの紹介率や逆紹介率などの定められた数値を達成しなければなりません。そのためにも医師や職員の方々の意識、現場のオペレーションを変える必要がありました」
竹平は数値目標と日々向き合い、未達の場合は原因を探るため即座に現場へ足を運びました。
「現場で何が起きているかを正確に把握し、うまくいかなければすぐにアクションを見直す。その繰り返しにより、最終的に認定を取得することができ、増収効果も得られました。地道な改善の積み重ねによって成果が生まれることを、肌で感じた経験です」
その後マネージャーに昇進した竹平は、数億円規模の収益改善をめざす病床転換プロジェクトを担当。そこでは自ら動くのではなく、アソシエイトとチームで成果をあげることを意識し、プロジェクトを推進しました。
「経営層と合意形成を図るための事前の根回しやモニタリングの視点など、物事を動かすための型を共有し、アソシエイトが自力で壁を突破できるよう後方から支えました。悩みながらも成果を出したアソシエイトの姿を見た時には、自身が成功した時以上の喜びを感じました」
現在はシニアマネージャーとして、経営支援を行いつつ、若手の成長を支えている竹平。CHCPグループだから得られるやりがいを感じています。
「経営者として圧倒的なスピードで成長できることは、この仕事ならではのやりがいです。入社当初は、病院の経営を担う立場になるのはもっと先のことだと思っていました。
しかし、先輩方の指導やCHCPグループが持つノウハウのおかげで、想像以上の速さで成長できたと思います。そして自分が成長する以上に、若手が壁を乗り越え、経営者へと変化していく姿を間近で見られることに、大きな喜びを感じています」
当事者として担う経営の重責。人としての信頼感を高め、持続可能な地域医療に貢献する
CHCPホスピタルパートナーズに転職して約6年の経験を積んできた竹平。前職のコンサルティングと現職の経営支援には、明確な違いがあると話します。
「アソシエイト時代に叩き込まれた、論理的思考や課題解決といったスキルはコンサルタントと共通している部分であり、アソシエイト時代に徹底的な実務を通じて、若手の段階で十分に習得が可能です。
しかしマネージャー以上になると、そのスキルを土台としつつも、より実戦的な『経営者』としての役割が求められることになります。病院全体の方向性を決める意思決定を行い、その結果に全責任を負う。自身が当事者として舵を取るため経営の手触り感があることが、コンサルタントとは異なる醍醐味だと言えます。
意思決定を行う過程では、論理や正論だけでは突破できない壁にぶつかることも少なくありません。そこで重要になるのが、対話を粘り強く続けて組織を同じ方向へ導き、束ねていく力です。その力を発揮することもコンサルタントとの違いであり、経営者としての成長につながっていると感じます」
キャリアチェンジを経て実感した自身の成長。そこにはいつも、支えてくれる先輩の存在があったと竹平は話します。
「私がシニアマネージャーになれたのは、経営のイロハを叩き込んでくれた先輩方のおかげだと心から感謝しています。かつて私が何もできず、現場で壁にぶつかっていた時に、先輩方に盾となって守ってもらい、経営のイロハを叩き込んでくださったからこそ、今の私があると思います。
自分が指導する立場になった今は、理屈抜きに『竹平さんが言うならやってみよう』と信頼してもらえる存在になることが目標です。人としての厚みを増すことで経営を支え、持続可能な地域医療の提供に貢献していきたいと思います」
先輩方から受け取ったバトンを次世代へと受け継ぎ、地域医療の未来を照らし続けるために。これから加わる仲間に、竹平が期待していることがあります。
「私は一次面接を担当する際、経験やスキル以上に経営者としてのポテンシャルを重視しています。それは、誠実さや、泥臭く成果を追う姿勢、学習能力、そしてチームメンバーの成功のために惜しみなく手を差し伸べられる思いやりがあるということ。これらを持つ方であれば、未経験からでも確実に経営人材へと成長できるはずです。同じ志を持つ仲間と出会えるのを楽しみにしています」
※ 記載内容は2026年5月時点のものです
