コミュニケーションで築く、DXとIT基盤の未来
平野が所属する情報システム部は、CHCPグループの社内システム全般を担当しています。パソコンの運用管理やセキュリティ対策、インフラ整備といった基盤業務を堅実に実行することに加え、支援している調剤薬局やデンタルクリニックなど、全国の拠点に対するIT面でのフォローアップも重要なミッションです。
「私たちの役割は、皆さんが安心して業務に集中できる環境を整えること。日々のヘルプデスク対応やパソコン手配といった基本的な運用はもちろん、セキュリティ強化のためのシステム見直しや、社員のITリテラシー向上を目的とした標的型メール訓練の実施なども担当しています」
情報システム部では、案件ごとに柔軟なチーム編成で対応する体制を構築しています。
「担当を固定するのではなく、状況に応じて最適なメンバーをアサインし、協力しながら進めています」
社内だけでなく、全国に広がる店舗のサポートまで行う平野。多岐にわたる業務を遂行する上で、最も大切にしている価値観は「コミュニケーション」だと断言します。
「ITの知識は後から学べますが、コミュニケーションだけは別です。相談しやすい関係性を構築しておいて、皆さんの困り事をキャッチアップできるように意識しています。誰に相談していいかわからず、問題が大きくなってしまうケースも考えられます。
だからこそ、日頃からなるべく顔を合わせて話しやすい環境を作ることが大事だと思っています」
顔が見えにくい遠隔地の拠点とのやり取りでも、その姿勢は変わりません。ITに詳しくなくても、何を伝えようとしているのかを慎重に汲み取る。その丁寧な積み重ねが、結果として迅速な解決を実現します。
「普段から会話を重ねて関係性を築いておけば、状況を予測しやすくなり、対応もスムーズです。短時間で問題を解決できたときは、タイムトライアルのような達成感がありますね」
また、情報システム部は、単なる「社内のITサポート」ではなく、業務効率化やDX推進のパートナーとして、全社の成長を支えているという役割を担っています。
大阪から最北端の地へ。行動力が導いたITキャリア
平野のキャリアは2006年にスタート。以来、人材サービス会社でシステムエンジニアや営業職を経験し、メーカーの社内IT担当として活躍するなど、幅広い業界と業務で多彩なスキルを磨いてきました。
「IT業務だけでなく多様な経験を通じ、さらなる専門性を高め、ITプロフェッショナルとしての軸をぶらさずにステップアップしたいという意識が強くなりました。40代を迎え、その決意で転職を決めたんです」
転職活動では、これまでの経験を生かせる場所を模索。その中で、平野の幅広いIT経験とキャリアを年齢や形式にとらわれず高く評価したのがCHCPコーポレートソリューションズでした。
「CHCPコーポレートソリューションズは、年齢や表面的な条件ではなく、これまでの経歴やキャリアをちゃんと見て判断してくれる会社だと感じました。それが、入社の決め手にもなりました」
2025年1月、CHCPコーポレートソリューションズに入社。情報システム部のシニアアソシエイトとして活躍する平野は、まず「意思決定のスピード感」に驚いたと言います。
「入社して感じたのは、圧倒的なスピード感です。たとえば、製品の切り替え提案などを上げると、承認までのスピードが非常に速い。経営陣がITに高い理解を持ってくれていると感じ、とても動きやすいですね」
平野のフットワークの軽さ。その背景には、大学進学時の経験がありました。大阪出身の平野が選んだのは、日本最北端の地、北海道・稚内でした。
「育ってきた環境とまったく違う土地で、言葉も食文化も、人々の習慣も何もかもが違うんです。そこで多くを学び、何よりも自ら積極的に行動する力が身についたのが大きかったですね。『とりあえずやってみよう』という精神は、その頃に培われたもので、今も続いていると思います」
この「まずやってみよう」という行動力こそが、CHCPコーポレートソリューションズのスピード感ある環境と見事にマッチし、平野の現在の活躍を支えています。
大規模な危機対応で実感した「責めない文化」の温かさ
CHCPコーポレートソリューションズに入社後に起きた、最も印象に残っている出来事を平野はこう振り返ります。
「全社を巻き込むような対応を要する事象が発生したことがあり、発生直後は状況を把握しきれておらず、急いでマニュアルを作って配付するなど、1週間ほど対応に追われる事態となりました。正直、前職での同様の経験から、今回も文句の一つでも言われるだろうと覚悟していました」
ところが、周囲の反応は平野の予想とは真逆でした。
「誰も私たちを責めなかったんです。むしろ、感謝されることばかりでした。IT担当は何をやっているんだと言われると思っていたので、逆に感謝されることにいたたまれないというか、慣れていなくて。胸が熱くなりましたね」
さらに、平野が緊急対応のため出社していた際には、別部署の人が会社に差し入れを持ってきてくれたと言います。これを機に、平野はCHCPグループならではの「人の温かさ」と「協力的で寛容な文化」を強く感じたと話します。
また、この危機対応は、新たな関係性を築く機会となりました。
「この対応をきっかけに、ほぼ全社員と話すことができたんです。役員や人事部の次ぐらいに、私が全社員と会話したんじゃないかと思います。その時の対応やフォローが、今の関係性構築に非常に役立ちました」
平野が現在推進するセキュリティ強化策の一つ、標的型メール訓練でも、CHCPグループの横断的な連携にやりがいを感じています。
「訓練をきっかけに、各法人のITリテラシー向上や業務改善のニーズが表面化し、教育や今後のシステム運用に関する相談が寄せられるようになりました。CHCPコーポレートソリューションズは、病院やデンタルクリニック、調剤薬局といった異なる領域を横断的見られる立場です。普段接する機会がない方々と話し、それぞれの課題を解決していくプロセスは、非常に刺激的で、やりがいがあります」
ITは「現場」で機能する。求めるのは、人と業務を理解する「動ける人」
今後、情報システム部をどのような存在にしていきたいか、という問いに対し、平野は組織間の連携を担う役割を挙げます。
「CHCPコーポレートソリューションズという会社自体がそうですが、情報システム部も、CHCPグループの異なる会社間をつなぐ『ハブ』のような役割を果たしていきたいと考えています」
自身のキャリアについては、管理職よりも現場での活動を重視しています。
「技術者として現場での実践に重きを置きたいと考えています。オフィスでパソコンに向かうよりも、問題があるデンタルクリニック、調剤薬局へ直接赴き、状況を把握し、その場で解決策を導き出す方が、確実かつ納得感のある対応につながります」
現場主義を掲げる平野が求める人物像についても語りました。
「最も理想的なのは、自ら動き、コミュニケーションを重視できる人ですね。IT知識よりも、人の話を聞く力、そして現場業務を深く理解する姿勢が重要です。思い込みで走るのではなく、相手の要望を噛み砕き、システム化できる。この一連の流れを実行できる方が、戦略的パートナーとなる鍵だと考えます」
一方で、新しい環境にスムーズに適応するために、平野は心がけるべき点についてもアドバイスします。
「まずは現状をフラットに捉えることが大切です。新しい組織では、その組織ならではの文化や背景があります。そのため、過去の経験を活かしつつも、新しい環境に飛び込む際は、既存の習慣や考え方に捉われず、柔軟に対応することが重要だと思います」
最後に、CHCPグループに興味を持つ候補者へ、平野はシンプルなメッセージを送ります。
「私自身、40代からの転職でも、CHCPコーポレートソリューションズは経歴やキャリアをちゃんと見て判断してくれました。『自分は無理かも』と思わず、まずは気軽に応募していただきたいです。チームはちゃんとあなたを見ています。会社で待っています」
自身の経験を糧に、今日も平野はグループ全体の安定稼働を支えるため、現場を駆け回っています。
※ 記載内容は2025年11月時点のものです
