それぞれの領域から、社内の「当たり前」を維持しながら、さらなる快適さを追求する
AX推進統括 情報システム本部に所属する藤井、中村、川島の3人。異なる専門性を持ち、全社の業務を滞りなく動かす基盤を日々支えています。
藤井:ITサービス課では、主に社内システムの運用保守を担当しています。社内ポータルなどの安定稼働を守り、障害時には迅速な復旧対応を行います。インフラ担当の中村さんたちもそうですが、システムを通して、会社という体内に“血液”を流し続けるような役割ですね。
中村:ITインフラ課では、全社員が利用するクラウド上の仮想デスクトップ環境やリモートアクセス環境、サーバー、ネットワークなどのIT基盤を提供しています。障害が発生した際には真っ先に問い合わせが来る立場でもあり、障害箇所を確実に切り分けて別の領域へつなぎます。
川島:基幹システム課は、社内会計システムの大型刷新を5月に終え、現在は運用や追加改修を担っています。システムは作って終わりではなく、法改正やサポート期限切れに合わせて変えていく必要があります。実際にシステムを使用する経理担当の皆さんと対話しながら、現場に寄り添い対応しています。
SB C&Sで社内SEとして働く魅力を、3人はこう話します。
中村:一つのシステムに長く携わり経験を蓄積していける安心感と、新しいことに幅広く挑戦できる刺激。その両方が叶う環境に大きなやりがいがあります。
川島:プロジェクト単体で携わる受託開発とは異なり、「導入後、さらにどう改善できるか」を考え続けられますし、自社製品を使う制約もありません。純粋に「自社のためにどんなシステムを導入すべきか」という視点で動けることがいいですね。
藤井:そうした環境に加え、意欲とチャレンジ精神があれば、年次に関わらず大きな裁量を持って挑戦できる風土があります。実際、2年目の社員がプロジェクトリーダーを務めている事例もありますし、やるべき理由を論理的に伝えればどんどん任せてもらえます。
仕事を進める上で大切にしているのは「丁寧なコミュニケーション」だと、3人は口をそろえます。
中村:他部署の皆さんにとってインフラ領域の事象はイメージしづらい部分もあるので、「こういう情報はありませんか?」と丁寧に話を聞き、粘り強く対応することを意識しています。とくに文章でのやり取りでは、言葉遣いが冷たい印象を与えないよう気を配っています。
藤井:システムは周辺領域との調整が必須です。業務の共通ルール化を進める際などには摩擦が起きかねない場合も。だからこそ日頃から対話を重ね、信頼関係を築くことを心がけています。
川島:私自身は会計やインフラの専門家ではないからこそ、各部門の担当者と丁寧に擦り合わせるようにしています。そうやって多くの人と協力して進めることは、楽しい部分でもありますね。
共通の思いをもとにSB C&Sへ。新たな環境の中でつかんだ確かな手応え
エンジニアとして実績を積んできた3人。SB C&Sへの入社を決めた背景にあったのは、一つの会社で技術と知見を積み上げたいという考えでした。
藤井:新卒でSES(エンジニアが客先に常駐しシステム開発を支援するサービス)の会社に入り、開発や運用を経験する中でSB C&Sの案件に携わりました。SESはプロジェクトが終わると次の現場へ移動しますが、社内SEであればノウハウやスキルを蓄積していくことができる。そう考えて転職を考え始めたんです。SB C&Sに常駐する中で、常に主体性が求められる活気を感じ、「ここなら退屈しない」と入社を決意しました。
川島:SIerに新卒入社し、導入SEとして5年ほど顧客企業への会計システム導入に携わりました。導入SEも納品すると案件終了となるため、「もっと長く一つのシステム運用に関わり、導入後の課題も解決したい」と考えるように。SB C&Sは規模が大きくて変化も激しく、多くの関係者と協働しながら幅広い挑戦ができると考え入社しました。
中村:私もSESや個人事業主として7〜8年ほどSB C&Sのインフラ運用に携わってきました。現場が変わるたびに学びがリセットされる課題を感じていたことと、SB C&Sのスピード感に惹かれ、正社員として入社しました。
入社して印象に残っていることとして3人が挙げるのは、自ら手を動かし、最新技術を活用して進めた挑戦の数々です。
中村:インフラ構築の自動化推進において、コード記述にAIを積極的に活用しています。そのほか、思いついた構想を自分で喋って録音・文字起こしし、AIに要約させて説明資料を作るなど、業務効率化の可能性を体感しながら進めています。
藤井:社内専用AI(CASAI)のプラグインを自作し、本部全体の作業手順書の自動レビュー基盤を構築しました。一定の評価基準を満たさないと承認されないという共通の仕組みを作るためには、現場ごとのやり方の違いを調整してうまく意見を集約させる必要がありました。それを乗り越えて、自分で手がけたツールが共通基盤として使われたのは大きなやりがいがありました。
川島:会計システムの刷新プロジェクトでは、課題が出るたびに知見を持っていそうな人を見つけて相談しに行きました。そこで「既存のこの仕組みを活用すればできるよ」などアドバイスをもらいながら解決していく過程で、人脈と知識が広がるおもしろさを実感しましたね。
現状維持ではいられない。自己研鑽し、知見を共有し、未知の課題に挑み続ける
社内SEとして業務に臨む中で、3人は日々感じる難しさと醍醐味をこう語ります。
藤井:SB C&Sは変化のスピードが非常に速いため、「昨年のやり方が今年は使えない」ことが頻繁に起こります。そうした難しさがある一方で、日々さまざまな刺激を得られるというおもしろさもあります。だからこそ、のんびり構えることはできないという覚悟は必要ですね。
中村:私も実際に働いてみて、ルーティンワークはないに等しいと感じました。昨年と同じ作業であっても、システム改修や改善が入るため、毎回状況を確認して新たに最適な手順を見つけ出さなければなりません。一方で、決まった答えがない中で周囲と協力し、最適解を探っていくプロセスが醍醐味ですね。
川島:お二人が言うように、やはり変化の速度ですね。システムの使い方一つでも細かな改善が求められるので、日々の情報収集が欠かせません。ですが、それによって自身の経験が積み上がっていくのを実感しています。
こうした絶え間ない変化に対応するため、現場では自発的に学びを深め、知見をチームへ還元する文化が根付いています。
藤井:システムは多角的な知識が必要になるため、自身の担当領域に固執せず、周辺システムも含めて広く関心を持ち続ける姿勢が欠かせません。私自身、元々は技術寄りでしたが入社後に運用プロセスや業務フレームワークの理解を深め、Microsoft Azureの資格(AZ-104)を取得しました。
また、チームでAI活用ワーキンググループを立ち上げ、協力会社の方々も巻き込んだ技術の共有をリードしています。
中村:AIをはじめ正解がない技術に対しては、まず自分で触ってみることが大切です。「こういうことができたらいいな。やってみよう」と実際に試して、うまくいったノウハウを蓄積しています。
また、藤井さんの取り組みのように、今後はチームや協力会社を含めた学びの場も増やしていきたいですね。
川島:全社的に開催されるAI勉強会や製品説明会に参加したメンバーが、学んだ内容をチーム内で共有する文化があります。個人で学習を深めつつ、お互いに刺激を受け合える環境が整っていると感じます。
自らの手で強いチームを創り次なる変革へ。現場を動かすプロが示す素養と熱量
スピード感ある現場の中で、3人はそれぞれの未来を描いています。
川島:この先、まずは独自化・細分化されている会計システムに標準化の余地がないか検討していければと思っています。そしてAIを活用して属人化しがちな知見を整理し、誰でも必要な情報にアクセスできる環境を整備していきたいと考えています。自身が行った改善提案によって業務が便利になり、社員の皆さんから喜ばれる瞬間が何よりのやりがいなので、引き続きそれを追求していきたいですね。
中村:私は、定型作業や職人技となっている障害切り分け作業を自動化・仕組み化していきたいです。新しい技術の先陣を切り、しがらみなく自分自身のアイデアのもと最初の一歩を踏み出せる楽しさが好きなので、それを味わいながら成果をしっかりと残していこうと思います。
藤井:引き続きAI活用を推進し、チーム全体の生産性を高めて「強いチーム」を作っていくことが目標です。常に新しい技術に触れて刺激を得られることが原動力となっているので、今後とも学び続けます。
一人ひとりが理想のエンジニア像をめざす中、SB C&Sの社内SEとして求められる素養にも答えます。
川島:変化の速さを楽しめることと、物おじせずコミュニケーションを取り協力関係を築けることですね。
中村:自身の考えや実現方法を主体的に発信することです。「こうしたい」と意見を出せば通る環境だからこそ、自ら発信して変化の波を乗りこなす姿勢が求められます。
藤井:失敗を恐れず新しいことに挑戦する姿勢です。失敗してもそこから学び、すぐに次へチャレンジできる方が向いていると思います。
最後に、就活生をはじめとしたエンジニアをめざす未来の仲間にアドバイスを送ります。
藤井:入社後にも成長の機会はたくさんありますが、前提となる技術力と探究心は欠かせません。そのためには、「絶えず学び続ける姿勢」を学生のうちに身につけておくことが大切です。また、長期の海外旅行など今だからできる体験も存分に楽しんでください。
川島:仕事は楽しいことばかりではないからこそ、主体的に楽しみを見つけに行くマインドが重要になります。受け身にならず「何が自分にとって楽しいのか」を見つけ、自ら計画を立てて行動する習慣は仕事でもきっと活きてきます。
中村:私は学生時代、実験や実習で大量のレポート作成に仲間と取り組みました。チームワークやスケジュール管理、論理的な構成づくりなど、その時の経験が社会人となった今すごく役立っています。授業はもちろん、実際に手を動かすことに一生懸命になる体験を大事にしてほしいです。
※ 記載内容は2026年8月時点のものです
