AI技術の進化は、私たちの働き方やビジネスモデルを大きく変えつつあります。その中でも、生成AIは業務効率化や新しい価値創出の鍵を握る存在です。ボッシュトレーニングセンタージャパンは、日本のボッシュ・グループの従業員がこの変化に対応するため、従業員個々人がAIを実践的に活用できるスキルを身につけることを重要なテーマとし、その中心的な役割を担っている1つのチームです。
ボッシュトレーニングセンタージャパンの中では、AI関連のラーニングを重点項目として位置づけ、とくに生成AIの活用を推進するため、さまざまな学びの機会を提供しています。まずは「誰でも参加できる」ことを重視し、2024年より全従業員を対象とした入門セッションからスタートしました。
2025年には、5月・6月・9月と複数回にわたり、生成AIの基本を学び、実際のユースケースを想定したハンズオンセッションを開催しています。初回の5月にはAIを社内で推進するチームと協力し、生成AIの入門セッションを実施、500名以上が参加しました。続いて6月には、ボッシュトレーニングセンタージャパン主導でハンズオンを中心としたセッションを行い、400名以上が参加。これまでに延べ1,000名以上の従業員がこの学びの場に集まり、部署を超えた知識共有が進んでいます。
さらに、ボッシュトレーニングセンタージャパンでは初心者向けだけでなく、スキルレベルに応じた学習機会も提供しています。社内の情報システム部門のチームと連携し、生成AIの活用度に応じたスキル習熟度に応じて自分のレベルが明確になり、学びやすく、成長を実感しやすくなるとともに、可視化することで人事面談等でも活用できるようになることを目的としたセッション 「Greenベルト」「Blueベルト」セッションを展開。
これらは、従業員がランチタイムに気軽に参加できる形式の学びの機会「Brain Snack」をセッションとして実施するなど、従業員が学びやすい環境づくりにも工夫を凝らしています。
AIを「使える」から「使いこなせる」へ進化させる
加えて、単なる知識習得にとどまらず、より実践的に現場でAIを活用できるエキスパート育成にも力を入れています。 導入研修だけでなく、応用力を高めるための高度な研修を複数導入。
今後はより実用性を高め、エキスパートとして活躍できる人材を育成するため、さらに研修プログラムを拡充していく予定です。今後も日本のボッシュ・グループ全体でAIを「使える」から「使いこなせる」へ進化させるための基盤づくりを担っています。
外部講師とのコラボレーション
外部との連携も積極的に進めています。2025年12月には、会員数が約9,500人(2025年12月現在)以上を誇る無料のAIコミュニティ「AIラボ」を運営する株式会社メリルの中島 大介氏を招き、生成AIの最前線をテーマにした特別イベントを開催しました。
中島氏は『ChatGPT&Copilotの教科書』の著者として知られ、ビジネス現場でのAI活用に精通しています。当イベントはオンサイトとライブ配信のハイブリッド形式で実施され、数百名規模の参加者が社内から集まりました。こうした取り組みにより、日本のボッシュ・グループ内における生成AI活用の注目度は確実に高まっています。
今後もボッシュは、生成AIをはじめとするAI技術の学びをさらに強化していき、従業員一人ひとりがAIを使いこなし、未来のビジネスを切り拓く力を身につけるためのサポートを惜しみません。
