難易度の高い案件にも果敢に挑む。背景にあるのは、期待に応えたいという想い
プロジェクトマネージャー(以下、PM)やバックエンドエンジニアを務める宮川。現在はPMとしてふたつのプロジェクトを牽引しています。
「いずれもRuby on Railsを使ったSaaSアプリケーション構築に関する案件で、ひとつは教育系のプロジェクト、もうひとつはプラントメンテナンスの進捗管理のためのプロジェクトです。
後者については、大規模修繕の計画と実施を支援するアプリケーションと、日々の検査での異常発見時の情報管理用アプリケーションのふたつを構築しています」
教育系の案件には3〜4名、プラントの案件には10名前後のメンバーがそれぞれ参加。中でも宮川は、クライアントとの折衝や詳細設計などを担当しています。
「案件に取り組む中で、難しい専門用語やわからないことに直面する機会は少なくありません。それをわからないまま進めていると、後で大きなトラブルにつながったり、想定していなかった方向性に進んでしまったりすることも。そのため、その都度お客様に質問して、事業や業務内容への理解を深めながらプロジェクトを進めています」
また、スケジュール管理やタスクのアサインもPMである宮川の役割です。
「メンバーごとにスキルの差やスピードが違うため、マネージャーには何をどのメンバーにまかせるかをしっかりと見極め、的確にタスクを割り振る力量が求められます」
Bee2Bでは、代表が自ら案件を獲得してくることも。エンジニアにとって挑戦し甲斐のある案件が多いと宮川は言います。
「難易度の高さから他社があまり積極的に手を出さないような案件の相談も当社にはよく寄せられます。『Bee2Bさんなら対応できるかも』と期待を寄せてくださるお客様も多く、そんな思いになんとか応えようと、社内で意見を交わしながら挑戦を続けています」
現在宮川が担当するプラント系の案件は、Bee2Bがこれまで手がけた中でも、もっとも大規模なプロジェクト。大きなプレッシャーを感じながらも、責任感を持ってPMとしての役割を果たしてきました。
「スピードを優先しつつも、ひとつずつ基盤を固めながらプロジェクトを進めていくことを心がけています。エラーを検知すれば最優先で対処し、お客様が気づく前に報告するなど、常に先回りの姿勢で対応してきました」
合理的、効率的に物事を進める社風に惹かれ、フリーランスからBee2Bへ
高校時代に科学技術科でIT分野を学んだ経験を活かしながら独学でスキルを磨き、大学卒業後はフリーランスのエンジニアとして活躍していた宮川。Bee2Bに入社したのは2020年のことでした。
「フリーランス時代も現在と同じくITエンジニア兼PMとして仕事をしていましたが、仕事をしていて技術力が停滞していると感じるようになっていたんです。組織に所属することで状況を変えたいと考えていました」
数ある企業の中で宮川が目を留めたのが、Bee2B。1カ月間、業務委託のかたちでBee2Bのメンバーと協働したところ、相性の良さを感じました。
「Bee2Bは合理的に物事を進める組織です。たとえば、一般的な企業で社員が有給休暇を取得する際、休む理由とともに申請します。一方、Bee2Bでは有給を取得する理由は問われません。問われるのは仕事のことだけ。その日に自分が休んでもプロジェクトや仕事に影響しない理由とともに申請します。
これはほんの一例。そうやって何事も効率的かつ合理的に意思決定がなされる社風に魅力を感じ、入社を決めました」
Bee2Bの社名においても、緻密なハニカム構造を蜜蜂(Bee)がつくっていくイメージからBusinessへ発展させていくことが由来になっており、これには計画性や緻密で確実な根拠、継続的な情熱の維持が仕事を成功に導くという考えがもとになっています。
そういった考えを持つ社風への共感から入社した宮川は、フリーランスエンジニアとしての豊富な経験を武器に即戦力として活躍していきました。
しかし、そんな彼にも苦戦した案件がありました。
「入社から約1年後、トラブルが頻発していた案件を引き継ぐことになりました。プロジェクトを立て直すためにPMのポジションを任されたものの苦戦を強いられ、お客様の要望通りに納品するのに想像以上の時間を要してしまいました」
この苦い経験を通じて、要件定義や初期段階での擦り合わせの重要性をあらためて実感したと言います。
その後、この案件のクライアントとは地道なコミュニケーションと堅実な作業が功を奏し、現在では良好な関係を築けています。
「このことをきっかけに、新しい開発案件に取り掛かる際、時間をかけてリスクの洗い出しを行うようになりました。リスクを可視化して対策を練る。詳細な計画を立案し、どの段階で何が実現できる見込みかを明確に提示できれば、お客様の安心にもつながります。
影響範囲が大きい大規模なアプリケーションに関しては、最初のフェーズでどれだけ細かく擦り合わせができるかがとくに重要だと思いますね」
一歩先を読んだリスク対策で、クライアントとの信頼関係を築いていく
一方、初期段階のすり合わせを丁寧に行うことで、大きな手ごたえを感じたプロジェクトもありました。
「教育系の案件では、お客様と打ち合わせや設計にかなり時間をかけて、慎重にプロジェクトを進めました。その結果、大きな問題なくサービスのローンチに成功。滞りなく進行することができ、プロジェクトマネージャーとしての責任を果たすことができて安堵しています」
宮川が入社して2024年で4年目。PMとしてクライアントからも頼りにされる存在です。
「お客様から、『宮川さんの報告は安心して聞くことができる。プロジェクトから抜けないでほしい』と言われたときはとても嬉しかったです。
そうやって高く評価していただいているのは、『今後こんな問題が発生する可能性があります。もし起こったときは、こう対応しようと思いますがいかがですか?』と、起こりうる問題とその解決方法まで先回りして提示してきたからこそ。お客様の立場に立った姿勢を大切にしてきました」
一方、メンバーの育成にも力を入れてきた宮川。プロジェクトの全体最適化を図る立場として、強く意識していることがあります。
「以前、リソースが不足しているにもかかわらず、キャパシティを超える案件を引き受けてしまい、手が回りきらず苦労したことがありました。私ひとりで対応できることなら問題ないのですが、将来的には自分の仕事をほかのメンバーに引き継ぐ必要があるため、無理はできません。
大事なのは、相談が寄せられた際、内容を聞いて全体の工数をイメージし、引き受け可能か否かを即座に判断すること。全体量をつかむのがかなり難しく、経験が問われます。そのため経験豊富なマネージャーから、工数管理の考え方を学んでいるところです」
チームの力で1/2の時間で2倍の成果を。ますます信頼されるPMをめざして
誰とでも気軽に話し交流を深められる性格を強みに、プロジェクトメンバーの信頼関係の構築にも力を入れてきた宮川。もうひとつ、一貫して大切にしていることがあります。
「情報をキャッチアップする際、ひとつずつ理解を深めるのではなく、まず全体像や輪郭を理解した上で細部を詰めていくようにしています。そうすることで、よりスピーディーに物事を進められると考えているからです。
Bee2Bでは、『1/2の時間で2倍の成果を出す』ことを目標に掲げていることからもわかる通り、IT業界においてスピードは非常に重要な要素。社内でも、システムやフォーマットを活用しながら、メンバーの負担を減らしながら効率良く働ける仕組みづくりが浸透しています」
Bee2Bの中核を担う存在へと成長した宮川。今後も引き続き、信頼されるPMとしてプロジェクトの健全な運営をめざしていきます。
「担当案件を“平和”に推進していくことが、私の重要な使命のひとつ。チームのマネジメントにおいて案件を滞りなく進行していくことが求められますし、さらにはお客様にバグなどが原因で迷惑をかけたり、トラブル対応に時間を取らせたりすることがないよう、安心して開発をまかせられる存在をめざしています」
設立から7年目を迎えたいまもなお成長を続けるBee2B。エンジニアの採用面談に参加する立場から、新たな仲間に向けて宮川は次のように呼びかけます。
「当社はまだ組織の規模が小さく、一人ひとりが担う役割が大きいのが特徴です。また難題を前にしても動じず、持てる技術と知見を駆使して解決策を考え出せる方に向いていると思います。
私たちが求めるのは合理的に思考できる人。Ruby on Railsなどの言語が扱えるとなお良いですね。技術的なバックグラウンドがあり、お客様と円滑にコミュニケーションできる方なら、すぐに活躍できると思います」
入社以来、組織の成長を支え、歩みをともにしてきた宮川。エンジニアとしてのロールモデルを担い、自らを、そしてBee2Bをさらなる高みへと導いていくことになるでしょう。
※ 記載内容は2024年2月時点のものです
