電気関係の道から開発へ。興味に導かれてキャリアチェンジ
新卒で入社した会社では電気整備の仕事をしていた花田。工業高校の電気科に通っていたため、学校からの勧めもあって入社を決めたと言います。
「電気科に進んだきっかけとかはとくになくて、なんとなくやってみたいなという感じで進学して、そのままの流れで電気系の仕事に就きました」
電気科の学校から電気関係の会社へと自然な流れで進んだ花田でしたが、突然部署の異動でシステム開発の仕事に携わることになります。
「もともとは電気の仕事をずっと続けていくのかなと思っていたんですが、急に出向みたいな形で郵便局のATMのシステムを開発するということになったんです。それを3年ほどやっていました。
はじめのうちは急な異動だったこともあって、そんなにモチベーションも高くなかったんですが、後半になってがっつりと開発ができるようになったあたりからシステム開発っておもしろいなと感じるようになりました。
出向から戻ってから仕事内容が電気設計に変わったんですが、電気設計とシステム開発はまた別物で、なんかちょっとやりたいことと違うなと思ったので転職を決めました」
2社目に選んだ会社は、組み込み系開発を多く行なう会社でした。
「当時は市町村合併がブームのようになっていて、私が担当していたのが12市町村合併というおそらく全国でも一番くらい数が多い場所だったんですが、愛媛の離島も含めた合併だったので、船で合併する市町村間を移動したりするのが楽しかった思い出がありますね。
作業内容はかなり大変で忙しかったです。市町村ごとに税率の計算方法が違うので、それを調整したりテストしたりしていました。そのあと、別の客先で品質・薬事・出荷管理・化学品生産計画システム開発をやりました。
その時の客先が世界中に工場を持っていたので問い合わせも世界中から来て、そのメールのやりとりに苦労した記憶がありますね」
リストラからの転職。そして大炎上。助けてくれた周囲の人々
アスノシステムへ転職することになったのは、2社目のグループ会社で起こった問題の影響によるリストラでした。
「グループが起こした派遣がらみの問題だったんですが、その時に大量にリストラをして、その流れに巻き込まれたという感じですね。
それで、次の仕事を探していた時に客先で一緒に働いていたアスノシステムの社員から声をかけてもらいました。一緒に働いていた時の印象としては、楽しそうにやっているというようなイメージでいい印象しかなかったです」
アスノシステム入社後は、そのまま同じ客先の仕事を引き継ぐような形で担当した後、自治体系の仕事、販売システムの開発などを経て、2015年から小売業の基幹システムの再構築を担当することとなりました。
「この時、歴史上稀に見るような大炎上をしてしまいました。当時はプロジェクトマネージャーだったのですが、かなり大きな損害を出してしまい、他の作業をしていた人たちにも手伝ってもらってなんとか乗り切りました。
そもそもの体制がなんだかフワッとしていて、ちゃんとしていなかったのが要因だったなと今思い返すと感じますね。私もプロジェクトリーダーだと思ってずっと作業していたらプロジェクトマネージャーだった、というような感じでそういうところから全体的にフワッとしていたんです」
たくさんの経験があったからこそ身に染みる、満足感のある現在地
そんな大炎上から学んだこともあるという花田。
「仕事をする上で“段取り八分、仕事二分”というのが大切だなと痛感しました。たとえば、要件定義や論理設計など前半の作業をいかにしっかりと決め込むかが重要ですね。
最初がちゃんとしていないとどこかでしわ寄せが来るというか、炎上の時もそうでしたが途中でリカバリーするのって本当に難しいので、最初にきちんと決め込むことが大切だなと感じます」
そんな花田が、これまでで印象に残っている仕事と今後の展望について語ります。
「システム開発って、どうしても実際に使うユーザーの範囲が狭いことが多いと思うのですが、郵便局のATMのシステム開発の時には自分が直したりしたものが全国の郵便局で使われているという感動がありましたね。
それからいろいろやってきて、今は小売りの基幹システムの保守開発という形で渉外対応とか問い合わせの対応をしたり新機能の要件定義や開発をやっているんですが、正直これまで一通り、いわゆる上流と呼ばれるところから下流まで経験できているので今後の展望というのがあまりないんです。現状で十分満足だし、やりたいこともやれています。
マネジメントに関しては、以前の炎上のこともあるのでむしろやらなくていいならやりたくないのが本音です。今が一番性に合っているんじゃないかと思いますね」
居心地のいい会社と充実した環境。今後の夢を考えるまでもないほどの充足
プライベートでは二児の父親である花田にとって、フルリモートの現在の環境はとても魅力的だと語ります。
「一人目が生まれた時がちょうど大炎上案件のころで、申し訳なくも育児は妻に丸投げ状態になってしまいましたが、今はフルリモートで仕事をしているので毎朝毎晩子どもたちの顔を見られて本当にありがたいなと思います。仕事終わりに、寝ている子どもではなくて起きている子どもと話せるというのがいいですよね。
コロナ禍前は週に2日ほどは客先へ出勤していましたが、コロナ禍以降フルリモートでも大丈夫だということがわかったので、今後もおそらくこのままフルリモートでやっていくと思います」
ほかにも、アスノシステムの良いと思っていることについて楽しそうに挙げていきます。
「大炎上の時がまさにそうですが、みんな自分の業務もある中で定時後に手伝ってくれたりするような温かさがあるなと思います。
また、アスノチャレンジという福利厚生で盛り上がったりもできる楽しい会社です。私は、現在アスノチャレンジの中で体重と体脂肪を減らすというものに入っていまして、45年くらい生きてきて初めて筋トレをやってみています。
最近は1日1回やらないと『なんだか気持ち悪いな』くらいまで思うようになってきて、調子もいいし健康診断の結果もよくなりました。筋トレと言っても、ひたすら家にこもってリングフィットをやっているだけなんですが、それでもかなり効果を感じられて楽しいです。
けっこう懐の広い社風だと思うので、どんな人でもうまくやっていけると思います。今後は、開発に特化しているとかマネジメントに特化しているとか、何かに特化している人が入ってきてくれたら助かりますね」
高校時代にはバンドを組んでいたこともあるという花田。プライベートでの今後についても語ります。
「当時はバンドが流行っていて、私はギターの担当だったんですが、ユニコーンやビートルズのコピーバンドをやっていました。チラッと音楽系の道も考えたこともあったと思いますが、やっぱり食っていくのは大変ということで今に至りますね。
上の子どもが今ピアノを習っているんですが、もうギターを持っていないですし今後やりたいという思いがあるわけでもないですかね。やっぱり今が楽しいというか、満足していますね」
仕事の面でもプライベートでも、何より「今が一番いい状態」だと語る花田の顔には満足感あふれる笑顔が輝いていました。
※記載内容は2023年7月時点のものです
