アルティウスリンクでは「そのつながりを、もっとつよく。うつくしく。おもしろく。」というパーパスのもと「まだ見ぬ未来の課題を解決するために、自ら進化していく」ことの実現に向け、新入社員研修をはじめとした研修カリキュラムを策定しています。
今回は、社員向け研修等を企画・実施しているユニットの野口ユニット長が、新入社員研修担当の今井社員、そして2024年4月に新入社員として入社した普久原社員にインタビューいたしました。インタビューを通じて、アルティウスリンクの新入社員研修をご紹介します!
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アルティウスリンクでの担当業務や入社理由
▲社員力強化ユニットでユニット長を務める野口さん(左)・新入社員研修担当の今井さん(右)、新入社員の普久原さん(中央)
―自己紹介と現在の業務内容について
野口:まずはお二人の自己紹介と現在担当している業務を教えてください。
今井:人財開発部社員力強化ユニットの今井です。ユニットは正社員向けの研修企画や実施、またパーパス&バリューズの浸透活動などを担当しています。
当社は約57,000名の社員が在籍し、その職種や雇用形態もさまざまですが、その中でも新入社員や管理職などの研修を担当しています。それ以外にも昇格時の研修など、社員のキャリアアップの節目に受講する研修にも携わっています。
普久原:私は2024年に新入社員として入社し、現在はCRM第7本部ソリューション企画運用1部BPOフロントユニットという部署で通信系コンタクトセンターに所属しています。
お客様企業内で利用される業務用携帯端末の修理依頼等のお問い合わせを受付する業務を担当しています。半年ほど業務理解を深めるためにCSS(※1)として受電対応を経験し、現在はCSSからのエスカレーション案件や、各お客様企業と取り決めたルールに則り、担当営業の方に確認を行う必要のある案件等を、LD(※2)として対応しています。
※1 カスタマーサービススタッフ(受電や事務等の業務対応を行うスタッフの呼称)
※2 リーダー(CSSの質疑応答や各種サポートを行うスタッフの呼称)
―入社理由について
野口:お二人がアルティウスリンクに入社を決めた理由を教えてください。
普久原:私が入社した理由は、2つあります。1つ目は、学生時代に副リーダーや副部長など仲間をサポートする役割を担うことが多く、人のサポートをすることへのやりがいを感じていたため、「仕事でもサポートする側に回りたい」という気持ちがあったからです。
2つ目は、チャレンジしやすい環境があることです。自分の将来のキャリアに向かって、さまざまなことにチャレンジすることができ、成長することで自分の力を最大限に生かせるのではないかと感じたからです。
野口:入社後、その思いと現実にギャップはありましたか?
普久原:ギャップはありませんでした。特に、チャレンジしやすい環境というのはその言葉通りで、配属先のユニット長や育成担当の先輩から「次はこういう仕事をやってみよう!」「こんな仕事もあるよ!」と仕事を任せてもらい、色々なことにチャレンジができて楽しく感じています!
野口:チャレンジを楽しいと感じていることは、とても素晴らしいですね!今井さんはキャリア(中途)入社ですが、他社と比較して色々と迷われる部分もあったと思います。最終的に当社に入社を決めた理由は何ですか?
今井:私は、社会人7年目のときにキャリア入社で当社に入社しました。最終的な決め手は、コンプライアンス遵守を大切に考えている企業だと感じたことです。前職では、残業時間が多いなど働き方に対する懸念がありました。
今後の30代以降になって仕事とプライベートの両立を考えたときに、当社の環境の良さが1番の決め手となりました。加えて、当時は野口さんが面接官だったのですが、限られた短い時間の中でも気遣いの言葉をかけてくれるなど、一緒に働く仲間として非常に安心感がありました。
野口:今井さんは研修業務未経験でしたが、そんな中でも向上心があり、「一緒に仕事がしたい!」と感じたことを今でもよく覚えています。
ちなみに、私の当時の入社理由は、新卒の若手でも仕事を任せてもらえる環境があることでした。決められた仕事をただその通りにやるのではなく、自分で考えながら挑戦できる、0を1にする仕事ができることに魅力を感じ、入社を決めました。
現在はユニット長として立場は変わりましたが、その気持ちは変わらず持ち続けています。それでは、お二人に昨年度の新入社員研修について伺っていきたいと思います!
2か月間の新入社員研修~アルティウスリンクならではの特徴とは?
―新入社員研修のゴールとカリキュラムについて
野口:当社の新入社員研修では「学生から社会人へのトランジション(※)」「社会人基礎力の習得」「配属先に必要な行動や知識を理解し、新入社員研修から実業務へのスムーズな移行」をゴールとしてカリキュラムを設定しています。
今井さんは実際に企画から登壇まで担当し、どのようなところをポイントとして実施しましたか?
※ 学生から社会人への転換期。求められるビジネススキルや生活習慣、仕事に取り組む姿勢を身に付けること
今井:2024年度の研修はアルティウスリンクが経営統合して1年目ということで、旧両社がそれまで行ってきた内容を踏まえ、配属先はどのようなスキルを求めているのか。そして、抜け漏れがないように新入社員にどう伝えるのかを考えながら研修を構築し、実施していきました。
野口:私も、これまで長年研修を担当してきましたが、2024年度は統合後初めての新入社員研修ということで、とても印象に残っています。今井さんは、特に難しかったことは何でしたか?
今井:研修を実施して終わりではなく、新入社員がしっかりと配属先に持ち帰り、活用につながるようどのようにスキルを習得してもらうか、また統合1年目の研修として新入社員の皆さんに対しての今後のフォローや、次年度につなげるためにどのような効果検証を行うか等を考えることが、非常に難しかったです。
―新入社員研修を通じて学んだことは
野口:普久原さんは研修を受けてみて、特に印象に残っているカリキュラムやエピソードはありますか?
普久原:研修の中ではグループワークやディスカッションが多くあり、とても印象に残っています。2つの課題を同時に進行しなければならない場面もあり、学生時代はそのような経験はなかったため、スケジュール管理やタスク管理、タイムマネジメントに苦労しました。
その中でも特に思い入れが強い研修は「自分の強み」について発表するワークです。まずは個人で考え、その後にグループ発表練習を行ったのですが、うまく発表することができませんでした。完璧に発表する理想の自分と、できていない自分のギャップにショックを受け、その日は帰宅後泣いてしまいました。ですが、自分自身に負けたくないという気持ちから「絶対に成功させよう!」という思いが出てきて、翌日は朝一番に出社して発表の練習をしました。
研修講師の方から「緊張するときは事前にお手洗いに行き肩をぐるぐる回し上半身を温めると良いよ!」という話を聞いたことを思い出し、まずはそれを実践。そこで「やるぞ!」と自分で気合を入れました(笑)。
発表本番は前日の準備や練習の成果もあり、うまくいきました。何よりも、そのとき担当だった今井さんからとても褒めてもらい、また前日同じグループだった同期からも「すごくよかったよ!」と言ってもらえて、自信や成長につながる良い経験になりました。
野口:今井さん、そのときのこと覚えていますか?
今井:もちろんです!短い発表時間の中でも、入念に準備をしてきたことが伝わってきました。話し方や間の取り方、ボディランゲージなど一つひとつを丁寧に行っていて、研修内容を忠実に実践してくれたことがとても嬉しくて、私も非常に印象的でした!
野口:私たちも全力で研修を行っているので、本気で向き合い学んでくれることはとても嬉しいですし、今回、普久原さんの当時の裏側の努力や思いも聞けてよかったです。同時進行のワークも結構大変でしたよね?
普久原:そうですね。ひとつはうまくいっても、もうひとつはうまくいかず、ワークが停滞してしまうこともありました。そんなときは研修講師に相談したり、同期に「今どんな感じ?」と聞いたりしながらお互いに協力して取り組んでいました。
野口:そうですね。仕事においても同様で、「一つ終わったら次」ではなく色々な仕事が並行して進んでいくので、それを皆さんに経験してほしいという思いがありました。
また、成長のためには理想の自分と今の自分とのギャップを埋めるための努力をすることが重要です。今後もその繰り返しだと思うので、実感をいただけてよかったです。研修中は大変なことも多かったと思いますが、楽しかったエピソードはありますか?
普久原:毎日必死でしたが、その中でもグループワークの中で他の同期の多様な価値観、意見に触れられたことが楽しかったです!私は沖縄県出身で、上京した理由も「自分とは違う価値観に触れ、視野や考えを広げたい」という理由からでした。同期55人のメンバーはさまざまな個性があるので、今まで出会わなかった人とコミュニケーションがとれることは自分の中で楽しい経験でした!
また、同期の雰囲気は仲が良いだけでなく、同じ目標に向かって積極的に、前向きに発言やアドバイスをくれるメンバーが多く、研修期間中はとても救われました。
野口:学生時代は同じ価値観を持つ人と一緒にいることが多いと思いますが、仕事では、自分と異なる価値観を持つ人とも出会えるのも面白いですよね!
半年後研修~さらなる成長を目指し、「レジリエンス(精神的回復力)」を学ぶ~
―配属後、大変だったこと~研修で学んだことをどう活かせたか
野口:実際に配属されて7か月ほど経ちましたが、大変だったことや、ご自身が壁を乗り越えたと感じたことはありましたか?
普久原:配属後は、業務研修を経て実際に受電対応をするCSSとして着台しました。最初はお客様対応も順調に進んでいましたが、あるときクレームのお電話を担当することがありました。冒頭の会話から、お客様の温度感が高くクレームになりそうだと感じていたため、それ以上ヒートアップしないよう、クレーム研修で学んだワードを使いながら、お客様に寄り添い、自分なりに考えて対応することができました。
結果として先輩や上司にもフォローしてもらい問題なく対応できたのですが、終話した際には心に色々な思いが溢れてしまい、その場で泣いてしまいました。その後、半年後のブラッシュアップ研修で「レジリエンス(※)」について、学ぶ機会がありました。その例題としてあげられていたクレーム対応が、まさに自身が経験したエピソードで、「私のことだ!」と感じました。
上司や先輩には「よく最後まで頑張って対応したね!」と声を掛けていただきましたが、この研修の中で「お客様の根本的な問題は?」という問いかけがあり、自分自身の中でも振り返るきっかけとなりました。あのときのお客様は、本当は「もっとこうしてほしい」というご要望があったのではないか、そのご要望を捉え、それを実現できるのであれば、よりよいサービスにつながるのではないかと考えました。
落ち込んで終わりではなく、お客様のご要望は今後のお客様企業への提案につながることなのだと自分の中でたどり着くことができました。
※ ストレス管理や自己効力感を高め、逆境に立ち向かうための具体的なスキル
野口:研修で学んだことが実際に業務で活かされていてよかったです!このレジリエンスの研修は、入社直後よりも、配属後に業務経験を積んだ後に受講することで、より理解が深まり成長につながります。クレームとは、言葉自体はネガティブに聞こえますが、言わないで去るお客様も多い中で、あえてご意見を伝えてくださる方は、実は企業にとって大変ありがたいお客様でもあります。
今井さん、今のお話を聞いていかがでしたか?
今井:ここまで研修の内容を自分自身に落とし込み、適切なタイミングでアウトプットしてくれていてとても嬉しいです!私は、前職で新入社員研修を受講した際、研修と配属先は別物と捉えて研修で学んだことを配属先でうまく活用することができていませんでした。
その経験から、研修の仕事がしたいと当社に転職してきたので、こんなに普久原さんが研修で学んだことを実践してくれていて感激です!ありがとうございます!
野口:配属後はサポーター制度(※)もありますが、具体的に役立ったエピソードなどありますか?
※ サポーター(育成担当者)が新卒社員の実務指導、会社生活全般のフォローを行うことで、早期定着や、組織全体で社員を育てる意識の醸成を目的に実施している
普久原:配属先で自分の目標を立てるのですが、それに対して良い成果が出なかったときにサポーターの方に相談しました。そのときに、「今行き詰っているということは、現状分析が足りてないからではないか」と具体的にアドバイスをしてくれました。
サポーターは新卒3年目の先輩で年齢も近く、困った際にすぐ聞くことが出来る環境で、相談しやすいです。しっかりと方向性を提示してくれるため、頼りになる存在です!
野口:今井さん、このサポーター制度を導入している目的はなんですか?
今井:上司であるユニット長だけでなく、業務やそれ以外でも気軽に相談が出来て、メンターとして伴走してもらえる安心感もある。そんなことから、新入社員の皆さんを手厚くサポートすることを目的に導入しています。
普久原:ユニット長に相談する前にサポーターに相談できるので、「自分はこうしていた」など経験談を交えつつ教えてもらえるのはとてもありがたいです!
―配属後のフォローアップについて
野口:普久原さんのお話の中でもサポーター制度のお話がありましたが、配属後のフォローアップの目的と内容について教えてください。
今井:新卒1年目は、配属2か月後の振り返り発表会や半年後のブラッシュアップ研修、年2回の人事面談、そしてサポーター制度を実施しています。
目的としては、初めての業務経験や学生から社会人になる過程における不安や悩みの解消といった新入社員がアウトプットする場を提供し、会社としてサポートする環境をつくっています。
野口:会社としてのサポートは今のお話しの通りですが、一緒に取り組んでいる同期はどのような存在ですか?
普久原:仲間でもあり、ライバルです。配属後も研修の発表などで会う機会があると、「私も負けていられない!」と思います。モチベーションが上がり、配属先に戻って仕事のやる気にもつながっています!
野口:現在、配属先の業務に加えて、OJTレポート(※)の研修タスクもありますが、正直なところどうですか?大変ですか?
※ 毎月テーマに沿ったレポートを作成することで、自身の配属先におけるビジネス構造を理解し、資料化する。そしてその資料を報告するプログラム
普久原:正直言って大変です(笑)。ただ、自分の仕事だけでなく自分たちの業務を客観的に捉えることもできますし、視野を広げる良いきっかけになっています。仕事でも今後突発的に大きな仕事を任されることもあると思いますし、その練習として前向きに捉えています。
今後の目指すキャリアとは
―これまでに成長できたことは
野口:普久原さんは入社してもうすぐ1年が経ちますね。入社直後と現在とのご自身を比べて、どのようなところが成長したなと思いますか。
普久原:元々控えめで、グループの中では発言しないタイプでした。ただ、業務では自分から聞かないとわからないことがそのままになってしまうので、積極的に質問して認識のすり合わせを行っています。
また、自分と同じLDだけでなく、CSSの方にも積極的に話しかけるなど、前向きにコミュニケーションがとれるようになりました。
今井:素晴らしいですね!元々控えめで発言しないタイプとのことですが、そんな普久原さんが、前向きにコミュニケーションがとれるようになった心境の変化はどのようなものでしたか。
普久原:元々はネガティブな性格ですが、その気持ちを表に出さないようにしています。一人が暗いと周りに影響してしまうので。つらいことがあってもポジティブに、前向きに自分の糧にするようシフトチェンジを心がけています。
今井:頑張っていますね!私も良い刺激になります!
―今後のサポートについて
野口:今井さんは今後、新入社員をどのようにサポートしていきたいですか?
今井:今回、普久原さんのお話しを聞くまでは、研修を通して「社会人としての型を伝える」ということを意識していました。しかし、それだけではなく、新入社員の皆さんが配属先で前向きに業務に取り組められるよう「学んだことを仕事の中で活用できるスキル」をより多くの人に伝えたいという思いが出てきました。
普久原:他社に入社した友人と研修について話すと、当社はサポートが手厚いと感じました。その友人の会社では面談もなく、配属された部署でただ業務をこなすだけと聞いたため、当社では新入社員を大切にしてくれていると感じました。
もちろん、研修と実際の業務でもちろん異なることもありますが、そうした中でも研修の中で学んだことは決して無駄ではないと実感しています!学んだことを丸ごと活かすことはまだ出来ていませんが、要素ごとに活かすことはできているので、今後の後輩たちのためにも、今のままサポートをお願いいたします!
野口:新入社員1年目は、社会人生活において1度きり。吸収できることが多い時期なので、この記事を読んでいる皆さんには仕事内容に加えて、会社として教育・育成体制が整っているかも、会社選びの参考にしていただきたいですね!
―今後の目指す姿について
野口:お二人の今後の目指すキャリアについて教えてください。
今井:キャリアとは少し異なるかもしれませんが、今の新入社員の皆さんは学生生活をコロナ禍で過ごすなど、今までとは時代背景が異なります。また、今後の社会においても、DX化や生成AIの活用などで非常に速いスピードで社会全体が変化をしていくと思います。研修においても、今までの慣習に囚われることなく、時代に合わせた形で適切に伝えていけるよう試行錯誤しながら研修を作っていきたいと考えています。
そのような変化の激しい時代でも変わらないものもあり、人と人のつながりがそれにあたると思います。当社ではチームで協力して業務を推進していくことが多いため、当社のバリューズにある「お互いを尊重しあう」ことが重要だと感じています。意識して実践して、私自身も成長していきたいです。
野口:今井さんのお話しにとても共感します。いつの時代も「今の若者は」や「若い世代は」といつの時代も言われます。決して若い世代が悪いわけではなく、世代による価値観の違いです。
こちらから「教えてあげる」「〇〇してあげる」といった姿勢だけだと彼らの成長の機会を逃してしまうことにもなるので、「失敗してもいいから挑戦してもらう」など時代に合わせた研修を今井さんとともに行っていきたいと思いました。今井さん、よろしくお願いします!
普久原さんは今後の目標や目指すキャリアはありますか?
普久原:今はLD業務を担当していますが、今後SV(※)業務も少しずつ増えていきます。SV業務を行うにあたり、現在よりも臨機応変に対応することが求められます。目の前の仕事に向き合うことも重要ですが、一歩引いて自分や周囲を俯瞰して見て、SVとして信頼される存在になりたいです!
ゆくゆくは人事の仕事にも興味があるので、今の業務や他の業務を経験して自分の芯を構築し、いずれは人事として社員全体のサポートができるようになりたいです!
※ スーパーバイザー(目標管理や業務改善、スタッフ管理等のマネジメントを行う役割の呼称)
野口:上司の方とご自身のキャリアについて相談することも大事ですし、目の前の業務を真摯に、前向きに取り組むことで、いずれチャンスがやってくると思います!なりたい自分に近づける努力を引き続きよろしくお願いいたします!
※ 記載内容は2025年1月時点のものです
