自然と環境への興味が導いた、アジア航測という居場所
2024年4月にアジア航測株式会社に入社した加藤と臼井。それぞれ異なるバックグラウンドを持っています。
加藤:出身は北海道の小さな町で、自然がたくさんある田舎で育ちました。子どもの頃は好奇心旺盛で外に出て遊ぶのが好きでした。
臼井:私は東京出身です。小中高とずっと水泳をやっていた影響で、中学・高校と水泳部に入っていました。高校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)という理系の学校で、そこで環境に関する勉強をしていました
大学は、自身の興味に沿って専攻を選びました。
加藤:私は外国語学部で中国語を学んでいました。もともと文化の影響で台湾が好きで、詳しく勉強したいと思ったんです。また、相変わらず自然が好きだったので、高尾山のふもとでアルバイトをしながら、趣味のバイクを楽しむ日々を送っていました。
一方、臼井は山梨の大学に入学。環境科学を専攻し、大学院まで進みました。
臼井:せっかく山梨に来たのだからアウトドアに挑戦したいと思い、キャンプやスキーなどの野外サークルにも参加していました。大学院での研究テーマは、地理情報を利用したキャンプ場周辺の河川への影響評価。自身の興味をかけ合わせながら、学びを深めていきました。
就職活動でアジア航測と出会ったのは、偶然だったと加藤は話します。
加藤:語学を活かす仕事に興味があったのですが、航空業界について調べている時に、たまたまアジア航測の求人が出てきたんです。アウトドアな趣味があって、自然も好きだったので、環境に携われる仕事は魅力的だと感じました。
正直、入社前には専門的な知識がなく、仕事内容はあまり理解できていなかったです(笑)。おもしろそうだという直感とともに、女性も活躍している環境だと知り、入社を決めました。
一方、研究室の先輩たちの影響で建設コンサルタントや空間情報コンサルタントに興味を持っていた臼井。研究室で扱っていたGISの経験が活かせると考えて、アジア航測を志望しました。
臼井:アジア航測は技術力も高く学びの多い環境で、自社で航空機を持っているという強みもあります。また、本社が新百合ヶ丘というアクセスのいい立地だったことにも後押しされました。
営業研修に、M/Mリーダー制度。充実した研修の中で着実に成長していく
入社後は、1カ月間の全体研修から始まりました。
臼井:最初の1カ月間は基礎的なことを教わりながら、さまざまな部署の先輩方から話を聞く時間がありました。
5月からは「職場体験実習」に入り、ローテーションでさまざまな部署を回りました。私はシステム系の部署や、地図を作っている部署や、地図データを取得・加工する部署などを体験していきました。
加藤:私もさまざまな部署を経験させていただきました。また、営業職の場合は、全体研修の後にも研修が続き、2年目の4月に本配属される仕組みです。最初の1年間は、じっくり丁寧に教わっていく期間でした。
営業研修は、2024年度から導入された新しい取り組みです。技術職と異なり、文系出身のメンバーが多いことから、専門知識を習得していくための期間となっています。
加藤:6月は座学研修で、営業や技術に関する基礎知識を学んでいきました。7月からは電話のヒアリング実習です。全国の自治体に電話をかけて、システムの導入状況を伺っていきました。そして9月に再び座学、10月から12月は各支店で実地研修を3カ月間。1月から3月はシステムの使い方や積算の仕方を学んで、4月に本配属という流れでした。
一方、技術職の臼井は、仮配属後にM/Mリーダー制度によるサポートを受けました。M/Mとはマンツーマンのことで、先輩社員が新入社員の教育サポートを行う制度です。4年目の先輩が専任となり、業務から社内システムの使い方まで、幅広く教わっていったと振り返ります。
臼井:私の配属は地質コンサルタント課。これまで水質を専門に学んでいたため、初めてのことばかりで、それが新鮮で楽しかったです。事前知識が必須というわけではなく、現場に連れて行ってもらって学ぶため、どういった知識が必要で、どんなところに気をつけて見るべきかを一から教えてもらいました。
それぞれの配属先で学びながらも、同期で集まる機会もあると2人は話します。
臼井:研修をとくに頑張った日にはみんなで集まって打ち上げするなど、よく交流していましたね。最近では4月に花見に行きました。
加藤:川沿いをずっと散歩しながら花見をして、楽しかったですね。同期は35人いて、文系出身のメンバーも、理系出身のメンバーもいるのですが、職種関係なく親しく話せる間柄です。
インフラを守る使命感。職種は違えど思いは同じ
現在、加藤は民間企業を顧客とした営業活動を行っています。
加藤:去年1年間の研修は自治体中心の営業研修だったため、鉄道関係や電力関係など、法人の知識を新たに勉強している状況です。
ただ、法人営業にはいろんな可能性があって、日本のみならず世界の企業と取引できる可能性もあると思います。今後の広がりを楽しみにしています。
臼井は道路防災や鉄道防災の現場調査、ボーリング調査などを担当。インフラを守る最前線で奮闘しています。
臼井:昨年までは、山や山道に行き、石がどう落ちると道路が危険になるのかを調査していました。今年からは解析業務で、測量やボーリングを使って危険箇所の対策を考える仕事をしています。ボーリング業務は関係者のスケジュール調整などが大変ですが、みんなで協力して無事に終わった時の達成感は格別です。
こうした業務を続ける中で、2人はインフラを支える仕事の重要性を強く意識しています。
臼井:生活の基盤となっている道路とか鉄道が壊れると、そこで生活する方々に大きな影響があります。漏れなくすべての危険を見つけるのは難しいことではありますが、現場を駆け回り尽力するように心がけています。
加藤:私たちの携わる仕事は、人命につながる部分が多いです。ミスが許されない仕事だからこそ、真面目に向き合い、責任を持って仕事をすることが大事だと思っています。そのためにはお客さまとのコミュニケーションも欠かせません。『加藤さんなら相談しやすい』と思ってもらえるような営業をめざして、日々研鑽を続けています。
穏やかな社風が育む、若手の可能性と展望
入社して約1年半、2人はアジア航測の魅力をどう感じているのでしょうか。
加藤:文系出身の営業職という立場から言うと、1年間の研修制度は本当にありがたいです。他の会社ではあまりない、手厚いサポートだと思います。また、面接の時から感じていたことですが、穏やかな人が多いです。おかげでコミュニケーションが取りやすく、働きやすい環境です。
臼井:穏やかな人が多いことは本当に魅力的ですよね。M/Mリーダー制度がありますし、些細なことでもなんでも質問できる雰囲気があります。
また、福利厚生も充実しています。とくに家賃補助の制度はありがたいです。大学4年新卒の場合 、卒業年次から5年間は家賃1,400~1,700円/月(2025年7月現在)で暮らすことができます。会社負担でここまで安く住めるのは、学生時代の友人と比較しても珍しいことのようです。
今後の展望について、2人はそれぞれの目標を語りました。
臼井:直近では、DXの一環でタブレットを導入して、現場が楽になる方法を検討しています。新しい取り組みに興味を持つと、いろんなことをやらせてもらえるので、いかに現場が楽になるか模索していきたいと思っています。
加藤:私は、営業として独り立ちして仕事をできるようになることが目標です。その上で、自分から営業して仕事を作り出せるスキルを身につけたいと思っています。法人営業は引き合いが多くて受け身になりがちなので、こちらからアプローチしていきたいですね。また個人的には、中国や台湾など、グローバルな可能性も追求していきたいです。
最後に、就活生へのメッセージを聞きました。
加藤:自分の専攻にとらわれずに、いろんな業界に目を向けることも大事だと思います。また、一緒に働く人と会って風土を確かめることもおすすめです。私はインターンに全然参加していなかったんですが、就活中の方はぜひ挑戦してみてください。働いている人と直接関わって、雰囲気を確かめつつ、知識を身につけると、自分に合う企業と出会えると思います。
臼井:先輩やOB・OGを頼るのもいいですよね。エントリーシートを添削してもらうなど、人を頼ることも大切です。また、就活以外の部分になりますが、ぜひ旅に出てほしいと思います。
社会人になると数カ月単位の長期休暇が取りづらいので、学生のうちに国内でも国外でも、知らない土地に住んでみるとすごく楽しいと思います。
加藤:いいアイデアですね。私も旅は大好きです。社会人になってからも韓国、中国、台湾などに行っていますが、やはり近場が中心です。学生時代という、長期休暇が取れる時にときにこそ、旅に出るのはいい経験になると思います。
異なる経歴を持ち、別々の職種を選びながらも、どこか共通点を感じられる2人。
アジア航測というフィールドで、それぞれの強みを活かしながら、今後も成長を続けていくでしょう。
※ 記載内容は2025年6月時点のものです
