意思を持って取り組むことを大切に、インフラエンジニアとして日々成長中
現在、石井はシステムの開発や運用を行っている大手企業にて、インフラエンジニアとして官庁向けシステムの設計や構築に取り組んでいます。
「『ハードウェアOS』というチームに所属し、システムの基盤であるサーバー機器や、OS(Windowsなど)の設計・構築を担当しています。具体的には、まずお客さまからいただいた要件をもとに方向性を決定し、設計書を作成します。
その後、構築に必要な情報を整理して、実際に構築を行った上でテストを実施するまでが担当の業務です。ゼロから設計を行う場合もあれば、現行製品のバージョンアップを担当することもあります。ひとつのプロジェクトの期間は約10カ月で、顧客先の上司の指示のもと私と後輩の2名で進めています」
現在アビストに入社して4年目を迎える石井は、すでに多くのプロジェクトを経験してきました。仕事をする中で意識していることは、エンジニアとして自分の意思を持ち、その考えを相手にわかりやすく伝えることだと話します。
「たとえば現行製品のバージョンアップを担当する際、既存の設計書をベースに作業を進めます。しかし、たとえ既存の設計書を使う場合でも、なぜその設定で進めるのか自分なりの理由や考えがなければ、トラブルにつながったり、関係者との認識の違いが生じてしまったりする恐れがあると思うんです。
このようなトラブルを避けるためにも、自分なりの理由や考えを持ち、それを相手にわかりやすく伝えることも大切だと実感しています。上司からは『設計書には意思を込めるべきだ』とよく言われます。この考え方を意識しながら、日々の業務に取り組んでいます」
研修制度の充実さと、社員の温かい雰囲気に惹かれ入社を決意
幼少期から外で遊ぶのが大好きだった石井。中学から大学まではバスケットボールに熱中していました。とくに高校はバスケの強豪校に所属し、県外からも優秀な選手が集まる環境の中で打ち込んでいたと話します。
「毎日電車の始発時刻から学校に行って朝練に参加し、授業が終わった後は夜の10時まで練習する日々。強豪校ということもあって部員数が多く、実力に応じてAチーム、Bチームと分かれて練習をしていました。
私はBチームでしたが、部活の練習が終わった後には、1on1でAチームの優秀な選手たちと自主練習をする機会も。周りに優秀な選手がいる環境で一緒に練習できたことは、とても楽しくて貴重な経験でしたね」
バスケットボールの経験は、今の仕事の進め方に大きく影響していると話します。
「『人への頼り方』や、『気持ちの切り替え方』は、バスケを通して学ぶことができたと感じます。プロジェクトを進める際1人でできることには限界があり、さまざまな部署の方と関わりながら進めることが大切です。仕事でわからないことやうまくいかないことがあっても、『人に頼ればよい』『得意な人に仕事を任せればよい』という考え方が身についています。
またミスをしてしまったときも、落ち込む時間は最小限にして、次に何をすべきかを冷静に考え、すぐに行動に移すよう心がけています」
大学では、情報技術だけでなく経営に関することなど幅広く学んでいた石井。就職活動はエンジニアとして働く両親の影響や、将来安定して働きたいという思いから、IT業界に絞って就職先を探していました。しかし、どのような企業を選べばよいのかとても迷ったと言います。
「『IT業界』とひと言で言っても、エンジニアとしての業務の幅や扱う製品はさまざまで、どの会社に応募すべきか、なかなか決めきれませんでした。また、エンジニアをめざす上で専門知識が必要ですが、大学では情報技術を幅広く学んだものの、エンジニアとしての専門的な知識は十分ではありませんでした。
そのため、安定した企業で、なおかつ入社後の研修体制が整っている会社を探すことを優先したんです」
そんな中、学校のキャリアセンターから紹介されたのがアビストでした。当社について調べていく上で幅広い製品やサービスの設計開発を手掛ける企業であることを知ります。
「入社後まずは自社内で1カ月以上研修を行い、システム・ソフトウェア開発における基礎から丁寧に教えていただける点など、研修制度が整っているところに魅力を感じました。また多くの社員がエンジニアとして活躍しており、上場企業である点や、大手企業と取引実績がある点など、会社が安定して成長している印象を持ちました。
選考に進み、面接のために支店を訪れた際、社員の方々が気さくに接してくださり、面接官の方ともとても話しやすかったです。また、同じ大学の先輩が多数就職していることを知り、ここなら安心して働けそうだと感じました。内定をいただいた後は、迷うことなくすぐに承諾の連絡をしました」
トラブル対応を通じて身につけた、確実に業務を進めるための工夫
入社後の研修では、Web開発やインフラの分野で必要な基礎技術から専門的な技術まで学びました。入社から3カ月後に配属されたのは、現在のシステム開発や運用を行う企業です。
1年目は先輩社員からサポートを受けながら、システムの更改(古くなった情報システムを新しくすること)を行うプロジェクトにミドルウェアチームとして携わり、実務を身につけていきました。
「専門的な技術は研修で勉強できたものの、実際の業務ではわからないことが多く、初めは不安もありました。プロジェクトで扱う製品に関する知識を勉強するにも、マニュアルを読んでも用語が難しく覚えるのに必死でした。
わからないことが出てくるたびに先輩社員にたくさん質問してしまいましたが、先輩方が嫌な顔をせず親切に教えてくださったおかげで、どうにか乗り越えることができました」
そして、2年目からはチームメンバーが入れ替わり、新たなプロジェクトに参加することに。しかし、このプロジェクトで大きなトラブルを経験します。
「プロジェクトを進める中で、チーム内の連携不足が原因で思わぬトラブルに直面しました。基本設計の段階では問題ありませんでしたが、詳細設計に進むにつれ理解が不足したまま作業を進めてしまったため、構築中にトラブルが多発してしまったのです。どうにかして進行させようと、周囲の人々に何時間も時間をいただいてアドバイスを求め、必死に対応しました。
しかし、それでも解決には至らず、最終的には他チームの複数のベテラン社員の力を借りなければならなくなりました。トラブル対応に追われる日々が続き、精神的にも苦しい時期でした」
しかし、石井はこの経験から仕事の進め方に対する考え方やアプローチが大きく変わったと、振り返ります。
「スピードが求められる中、トライアンドエラーを繰り返したことで、入社3年目からは『こうしたらうまくいくんじゃないか』とか、『これはこの人に確認しよう』といった予測を立てる力が身についたと思います。
また、事前に確認すべきポイントを整理して業務に取り組む習慣がつき、以前よりも効率的かつ確実に作業を進められるようになりました」
役職者をめざして、教えてもらったことを下の世代に返していきたい
アビストでは毎年、入社5年目以内の社員の中からとくに活躍した社員に「若手活躍賞」を授与しています。2024年には石井もこの賞を受賞し、今後ますますの活躍が期待されています。今後はエンジニアとしての経験をさらに積み重ね、将来的には役職者としてチームや組織を支える立場になりたいと話します。
「エンジニアとして成長できているのは、周囲の人々から知識や技術を教えていただいたおかげです。これを『借り』として心にとどめておき、将来的には自分が下の世代に返していきたい。この姿勢を持ち続けることが大切だと実感しています。
今後はマネジメントスキルを身につけ、役職者をめざし周囲から頼られる存在になりたいと思っています」
最後に、これから入社するアビストの後輩にむけて、このようなメッセージをくれました。
「エンジニアとして一定の知識があったほうがよいのは確かです。しかし知識がない状態で入社しても、アビストはその状況をよく理解してくれますし、きちんとサポートしてくれます。 知識があったとしても実際の業務では、わからない場面はたくさん出てきます。
そんな時に意欲的に調べ、勉強することが求められます。調べたことを自分なりにまとめ、上司や他のメンバーに自分から伝えてアウトプットしていくことが大切だと感じます。まずは積極的に学び、取り組もうという姿勢をもって取り組むことが、成長への第一歩につながるのではないでしょうか」
石井は、これまで受けた恩を次世代に返すことを胸に、さらなる成長を続けています。周囲から信頼されるエンジニアをめざし、その挑戦はこれからも続きます。
※ 記載内容は2024年11月時点のものです
