留学中に焦って始めた就活、そしてザイマックスとの出会い
──ザイマックスグループを知ったきっかけを教えてください。
私は、大学で東南アジアに関する勉強をしており、じつは就活解禁日といわれる3月までタイに10カ月ほど留学をしていました。当時は、まだコロナ禍前だったのでオンライン説明会なども行われておらず、日本から就活情報誌を送ってもらって業界研究をどうにか少しずつ進めているという状況でした。
東南アジアになんらかの形で関わりたいという想いがあり、以前訪れたカンボジアにて「この橋は日本人が作ってくれたんだ」という話を現地の方から聞いた経験から、ざっくり開発、建築といった形あるものに関わりたい。すなわち、ゼネコンやデベロッパーとしての道に進みたいと思っていました。
ただ、それも自己分析をしっかりできた上で決めたのかというと、そうではなく……。留学により就活が遅れているという焦りから、まずは業界を決めなくてはならないということで、そこまで深くは考えられていなかったんだと思います。
それもあってか、ゼネコンやデベロッパーの説明会に行く中で、どこかもやもやした悩みはありましたね。
たとえば、文系の私がゼネコンとして成せることってなんなのだろうか。規模が大きい業界に憧れはあるけれど、その分業務は細分化されているので、自身の裁量権は得られにくいのではないか。自身がやりたいと思ったことを実現できるのは十数年後なのではないか……など。
当時は、まだザイマックスのことは知らず、この血迷い始めた就活(笑)を誰かに聞いてもらおうと、中学時代の友達に相談したことがきっかけでした。その先輩は、ザイマックスで働いており、業務内容や社風を教えてもらった上で、「ザイマックスも不動産というくくりだし、悩みすぎてもよくないし、気分転換に一度、お寿司が振舞われる説明会にでも行ってみたら?」と言われて、軽い気持ちで説明会に参加したことが出会いだったんです(笑)。
一度は内定辞退するも、働く社員の志の高さに惹かれて入社を決意
──そこからどのようにして選考に進んでいったのでしょうか。
ザイマックスの選考では、どこかのタイミングで学生一人ひとりにリクルーターという社員の方がついてくれます。説明会に参加した私にも、岡さんという社員の方がついてくれました。
ザイマックスの社員は、どの人も自分の仕事をとても楽しそうに話していることが印象的だったんですが、最初から志望度が高かったかというとそうではありませんでした。正直なところ、ザイマックスは選考開始時期も早かったので、面接の練習にもなるかなという気持ちもありました(笑)。
ただ、選考が進むにつれてザイマックスへの志望度がじわじわと上がっていきましたね。岡さんが、ザイマックスのありとあらゆる事業について説明してくれたり、東南アジアにいずれ関わりたいという想いがあった私に対して、海外事業や外国籍社員と多く関わる事業に携わる役員とも会わせてくれたりしたおかげです。
その役員と話をした時は、海外とこういう関わり方ができるんだという発見がありました。それまでは、「ゼネコンやデベロッパーで海外に不動産を建てる=一方的に与える?」というイメージしか持てていなかったのですが、ザイマックスでは海外の企業と一緒にどういうことができるのか考える。また、外国籍社員を一緒に働く仲間として受け入れるなど、パートナーとして海外ビジネスに関われるという印象を受けました。
そして、ザイマックスでは、海外事業はまだまだこれから始める、挑戦するという雰囲気だったので、自分がそこに携われたらおもしろそうだなと漠然と思っていました。
──では、内定後はすんなり応諾されたのでしょうか。
いえ(笑)。
ザイマックスに少しずつ気持ちが傾きながらも、就活当初から見ていたゼネコンの選考も受け続けていました。
ぼんやりとはしているけれども憧れがあったゼネコンを選ぶのか。それとも、働く姿も具体的で一緒に働いてみたいと思うおもしろい社員が集まるザイマックスを選ぶのか。とても悩みました。
そして、悩んだ末にザイマックスの内定を辞退しました。親に相談した時に、ザイマックスという社名を知らないのもあり、ゼネコンがいいんじゃないかと言われたんです。心の中ではザイマックスがいいなと思っていたんですが、とても悩んでいたので親の言葉に「やっぱりそうなのかな……」と心が揺れてしまいました。
──そこから、どのようにしてザイマックスの内定を応諾することになったのでしょうか。
内定を辞退することをリクルーターの岡さんに伝えたら、とても長文の返信をもらったんです。私が決めたことだから応援したいけど、最後にアピールをさせてほしいと。その中には、熱い想いもそうですし、私がゼネコンを選んだ理由の一つに書いていた業績まわりのことなど本当にたくさんのことが書かれてあって……。
それを読みながら、そして今までのことを思い返しながら、私が一緒に働きたいと思える社員がいるのは、そして私が働きたいと思うのはザイマックスだなと。そして、親とももう一度話し合い、ザイマックスに行くことを決めました。
物件の付加価値を上げるために日々奮闘
──現在の業務を教えてください。
入社時から一貫してPMを担っています。担当エリアの変更はありつつ、今は日本橋や神田、浅草エリアの6物件を担当しています。
──思い出に残っている案件を教えてください。
大変だったことばかり記憶に残っているんですが(笑)、1年目の終わりに携わった案件ですかね。その物件には、テナントとしてコロナ禍で業績が落ちている企業が入っていたんですが、賃料を値下げしてほしいという要望があったんです。
PMは、オーナー代行という立場ですので賃料の値下げ(=オーナーの収益が減る)はできないとその場で言わなければならないことも多い中、1年目で未熟だった私は「テナントを助けてあげたい」という気持ちで持ち帰ってしまったんです。
いきなり、オーナーに「値下げしましょう」と交渉をしても、納得してくれるはずもないので、どういう情報があれば値下げを考えてくれるのか、社内リーシングチームやPMの先輩にたくさん相談しました。
その物件は比較的駅からも遠く、コロナ禍で移転を考えている企業も多いわけではない状況でしたし、その企業は比較的高い賃料で入居してくれていたので値下げを行わずにこのテナントが退去してしまった時のリスクの方が大きいのではないか。期間限定での減額や、支払い猶予をつけてでも残ってもらった方がいいのではないかとオーナーに話しました。
結果としては、オーナーにも納得してもらい、初めて自身で考え、その仮説通りに実現させることができた案件となりました。また、テナントの某旅行会社の方からも「堀口さんに相談してよかった」と感謝されたことが今でも記憶に残っていますね。
ただ、オーナー代行であるPMとしては、素晴らしい行いとは言えないかもしれませんが(笑)。
──1年目と比較し、変わったことはありますか?
約1年ほど前から、少しPMとしての力量を試される物件を任せてもらうようになりました。その物件は、延床面積5万㎡を超えるもので、今まで担当していた物件よりも規模が大きいのもそうですし、オーナーさんの考え方もこれまでとはまったく異なっています。
賃料さえ高く決めてくれればいいというオーナーさんもいますが、この物件は立地がとてもいいわけではないので、リーシングで苦戦する分空室を出さないために何ができるのか。テナント満足度を上げるために何ができるのか。その物件自体の付加価値をどうやってつけていくのかをとても大切にしているオーナーさんで、オーナーさんの収益に直接的に関わらないものも含めて提案することが求められている物件です。
どうしたらいいのかわからないことも多く、マネージャーにもたくさん相談していますが、最近ようやく自分でどうしたいかが考えられるようになってきて、少しばかり成長を感じています。
憧れのマネージャー。社内外から信頼されるPMをめざして
──今後なりたい姿、めざしている姿はありますか?
1年目の時のマネージャーですかね!
その方は女性で、女性として憧れもあります。
また、ある日担当変更の挨拶でオーナーさんのもとに行った時に「遠慮せずに食らいついて来てくれる方で信頼している」という話をうかがいました。第三者にそういう話をされるほど社外の方からも信頼されているのは、純粋にすごいなと思いましたし、私もいずれそんなPMになりたいと思っています。
※ 記載内容は2024年4月時点のものです
