エンジニアの未来を支える採用担当として関西エリアを駆け巡る日々
私は現在、エンジニアリングトランスフォーメーションサービス本部の採用課で中途採用を担当しています。私のミッションは、私達の事業に共感し、一緒に頑張って働きたいと思ってくれる人を増やすことで、事業の成長と進化に貢献することです。製造業界における機械設計職や組込開発職などエンジニアポジションを中心に、求人票や広告媒体の企画・作成・運用から始まり、面接選考の実施、そして内定後の入社フォローまで、採用に関わる一連の業務を一貫して担当しています。
私は関西エリアを任されており、大阪・兵庫・京都だけでなく、福岡県など九州エリアの採用も行っています。関西は自動車産業、建設機械や航空機など製造業が盛んであるため弊社拠点が多いという特徴があります。そのため求職者の方々が「どんな仕事に興味を持っているのか」「どの領域で技術を伸ばしていきたいと考えているのか」を丁寧にヒアリングすることを心がけています。転職フェアへの出展などオフラインイベントにも積極的に参加し、直接お会いして企業の魅力をお伝えする機会も大切にしています。
仕事をする上で私が最も大事にしていることは、「入社がゴールではない」という考え方です。入社直後の給与条件や業務内容ももちろん重要ですが、それ以上に5年後、10年後と目標を持って働くイメージが求職者様と私たちの双方で描けるかどうかを重視しています。入社直後だけでなく、入社後も長期的にやりがいを持って働いていただけるかという視点を常に持ち続けています。今後も長きにわたって日本のものづくり産業を手掛ける、このエンジニアリングトランスフォーメーションサービス本部の活動を支えることが、私たちの重要な役割なのです。
小売業界での経験と転職のきっかけ
私のキャリアは、小売業界での3年間から始まりました。学生時代から漠然と「人に関わる仕事がしたい」という想いを抱いていた私にとって、店舗運営や商品開発、人事部門など幅広いキャリアパスが用意されているこの業界は、とても魅力的に映ったのです。入社後は店舗スタッフとして売場作成、売上管理、パート社員の作業管理など、店舗運営の基礎を一通り経験させていただきました。
その中でも特に印象深く、私の価値観を大きく変えた経験が、新規店舗の立ち上げを担う部署への異動でした。何もない空間から、さまざまな部署や関連会社の方々と一緒にお店を作り上げていく過程は、まさに創造の現場そのものでした。私はフロアの工程を管理する役割を担い、現場で起こる数多くのトラブルを解決しながら、店舗のオープン日に間に合うよう奮闘する日々でした。
特に記憶に残っているのは、海外出店に携わった際の出来事です。国柄の事情により予期しない遅延が発生し、大幅なスケジュールの見直しを余儀なくされました。しかし、そうした困難な状況の中でも、多くの人々と連携しながら一つの目標に向かって進んでいく経験は、人と関わることの面白さをより一層重視するようになるきっかけとなりました。
しかし、キャリアを重ねていく中で、一つの課題が浮き彫りになってきました。それは全国転勤という働き方でした。家族と一緒に暮らすことを考えた際、全国転勤では長期的に就業できないと感じるようになったのです。この働き方が自分のライフプランと相違があることを認識し、転職を真剣に考えるようになりました。転職活動中は「早く決めたい」という焦りもありましたが、人に関わる仕事への想いは変わることなく、自然と採用という領域に興味を持つようになっていました。
業界が抱える課題と私達のサービス~製造業界のDX
トランスコスモスに入社当初は建築建設領域での採用を担当していましたが、 2年が経った頃、現在の製造領域の部門へと異動を経験することになり、これが私にとって最も印象深い出来事でした。
背景には、製造業界の人手不足がより深刻化し、製造業のDX化を掲げる弊社サービスの需要が高まったことによるエンジニア採用の強化という事情がありました。昨年度までは主に関東・中部エリアでのサービス展開をしておりましたが、お客様企業の更なる満足に応えるため、新たに関西・福岡拠点での事業拡大に取り組むことになったのです。
新たに関西エリアでの採用を成功させるために特に注力したのは、この「製造業界におけるDXの必要性」と「弊社サービスの将来性」を伝えることでした。高齢化や人材不足で従来の作業手法に頼る属人化が進む業界に対し、私たちはデジタル化や自動化を導入し作業プロセスを効率化することで、課題を解決します。業界への危機感を持ったエンジニアの方も多く、新しいエリアでの採用実績を残すことができました。
一方で、失敗から学ぶこともありました。特にコミュニケーションの面では、自分は伝えたつもりでも、求職者様には伝わっていなかったり、誤った解釈で捉えられていたりということがありました。この経験は私にとって大きな学びとなり、相手の立場に立って物事を考える重要性を改めて実感しました。
また、自身はエンジニア出身ではないため、機械設計や組込開発など、今まで知らなかった仕事について深く学ぶことができて、世界が広がったような感覚があります。この新しい知識の習得は、求職者様とのコミュニケーションにおいても大きな武器となりました。前職で培った締切や納期から逆算するマインドも活かしながら、自分の裁量で物事を考え、行動することができるようになったことは、入社後の大きな成長だと感じています。
挑戦への意欲と候補者へのメッセージ
短期的な目標として、私が特に力を入れたいのは採用手法の革新です。これまでの転職サイトへの掲載や紹介エージェントだけでは限界があると感じています。SNSや自社広告を活用したコンテンツ作りに挑戦することで、より多くの優秀な人材との接点を創出したいと考えています。従来の手法では出会えなかった人材にもリーチできるような、魅力的なコンテンツを発信していきたいです。
中長期的には、既存事業に親和性がある方だけでなく、弊社内にはない新しいスキルや技術を持った方を採用できるような採用担当を目指しています。弊社のビジネスは常に変化し、進化し続けています。お客様企業、ひいては業界全体の動きに合わせて最適なサービスを提供しようとしているからです。毎年新しいチームが生まれ続け、新しいお仕事が増えていく中で、柔軟な思考で様々なスキルを持った方々とお会いしたいと思っています。
そのためには、まず何よりも私自身の業界の理解、技術の理解が足りていないと感じています。現在は弊社内で働いているエンジニアの方々のお話をお伺いすることで、何とか知識を習得しようと努力しています。好奇心旺盛で自ら情報収集ができる方が活躍する傾向にある弊社だからこそ、私自身もその姿勢を貫いていきたいです。
求職者の皆さんにお伝えしたいのは、私のように一つの領域に留まることなく、複数のチーム・領域を経験することができるため、自分のやりたいことや興味のあることに必ず出会うことができるということです。今、自分の成長に限界を感じている、頭打ち感のある方には是非一度お会いしたいです。現状に満足することなく、更に先へ、という前のめりな姿勢を持つ方にご入社いただきたいと心から願っております。

