「人のため」を貫く社長の熱意に惹かれて。好奇心の赴くまま飛び込んだTMN
まだ世界にない「欲しい」をつくることで、生活を変えてゆくことを使命とするTMN。営業部門では、多様なパートナーと連携しながら最適なソリューションを提案・構築し、社会のキャッシュレス化を推進しています。その中で叶は、スーパーやコンビニ、ガソリンスタンドなどの加盟店への決済ソリューション提案を担っています。
「加盟店に決済ソリューションを提案するほか、既存のお客様の窓口として、日々のメールや電話対応も行っています。また、決済端末やTMNセンターなど、お客様ごとに最適な仕組みを考えて提案し、契約から運用まで幅広く関わっています。お客様によって課題や状況が異なるため、一つひとつ考え抜いて提案していく過程にやりがいを感じています」
そんな叶が歩んできたのは、2つの大学で学んだ学生時代でした。
「1つめの大学ではメディア学を専攻していました。ある時、世界の報道自由度ランキングでアジア圏が下位に属しているのを見て、『なぜだろう』と気になってしまって。もっとアジア地域を専門的に学びたいと思い、3年生の時に別の大学へ編入し、国際関係学のアジア専攻でインドを中心に学びました。昔から興味の幅が広く、気になる場所には踏み込んでいく性格なんです」
その好奇心は、就職活動の軸にもつながっていきます。
「企業選びの軸は、まだ広く知られていない領域で、社会への影響力や貢献度が大きいことです。キャッシュレスは生活にとても身近なサービスですが、当時の私には伸びしろの大きい分野に映りましたし、社会を支えるインフラとして大きな役割を担っている会社だと感じ、目に留まったんです」
事業内容に惹かれた叶ですが、入社の決め手になったのは、面接で出会った社長の言葉でした。
「入社を決めた一番大きな理由は、面接で大高社長にお会いしたことです。私は昔から、長いものに巻かれない、自分の意思をしっかり持った大人に憧れていました。
面接で質問した時に、大高社長は『どんなに利益が大きかったとしても、自分が人のためにならないと思うならやらない』と答えてくださって。利益だけではなく、本当にお客様のためか、自分がやるべきと思ったことをやる。そんな確固たる信念を持った姿勢が、私にはすごくキラキラして見えました。同時に、この人と一緒に働きたい、と強く思いました」
知識ゼロから挑んだ5カ月の研修。温かい先輩の支えのもと、芽生えた相手目線
入社後は5カ月間にわたる新入社員研修から、叶の社会人生活が幕を開けます。
「ビジネスマナーといった社会人の基礎から、自社や業界の理解、実践的なプレゼンの練習まで幅広く学びました。印象的だったのは、特定の研修担当者がいるのではなく、さまざまな部署の先輩方が代わる代わる指導してくださったこと。新卒のうちから社内のほとんどの部署の方と関わることができたのは、当社ならではの強みだと思います」
研修の中でも手応えと大変さの両方を感じたと話すのは、役員向けに行われた新規企画提案の社内プレゼンテーションでした。
「自分たちで新しいサービス企画を考え、社長や役員にご提案をする研修でしたが、そもそも業界の知識が足りない・何もわからないという状態の新卒4人チームで取り組むには大きな壁がありました。
だからこそ、話したこともない先輩方に自分から積極的に声をかけ、いろいろなアドバイスをいただきました。社内のたくさんの人の力を借りながらも、自分たちでサービス企画を作り上げた経験は、今でも財産になっています」
この時期には、資料作成の考え方も大きく変わったと言います。
「人事の方や同期にフィードバックをもらう中で、資料は綺麗なだけでは相手に伝わらないと気づいたんです。それからは見た目よりも、相手が理解しやすいか、求めている情報が届くかを意識するように。今、提案資料を作る時にも、その視点が活きています」
5カ月の研修を終え、営業部門へ配属された叶。今に至る歩みの土台には、研修があったと振り返ります。
「営業は言われたことをこなすだけでなく、お客様が次に何を望んでいるのかを考え、相手の期待を超えていく仕事。研修を通して、人に伝える力や相手目線で考える力を養うことができました。質問をすれば、先輩方が丁寧に教えてくださり、役立つノウハウも聞くことができる。これは入社後に感じた良い意味でのギャップでした」
そんな日々の中で、叶が大切にし続けていることがあります。
「私はいくつになっても、初心を忘れないよう心がけたいと考えています。きっかけは、今でも休日に資格の勉強をしながら視野を広げる母の存在。自分もその気持ちを大切に、成長し続けられる大人でありたいんです」
意見をぶつけ合った先に見えた「相手のために」の本質
これまでの仕事の中で印象に残っていると叶が挙げるのは、初めてお客様へ提案しに行った場面です。
「決済端末のご提案だったのですが、機能の説明だけでなく、お客様の会社がどんなサービスを展開しているのかを調べたり、実際にお店に足を運んでみたり。プラスアルファで自分が勉強したことをお伝えしました。打ち合わせの後、お客様から先輩を通して、あの新卒社員はとても良いと評価をいただいたと聞いて、うれしくなりました」
期待を超えるためのひと工夫は、別のお客様との打ち合わせでも功を奏しました。
「QRコード決済の売上実績を報告する際、他社との比較を聞かれるかもしれないと予測して、比較資料も用意していったんです。すると見事にその質問が出て、すぐにお出しすることができました。お客様の期待を超える行動ができたのかなと、やりがいを感じた瞬間でした」
そうした現場での挑戦を支えているのが、同期の存在です。
「同じ空間で働く同期の姿を見かけると、自然と心が落ち着くんです。安心できる存在、という言葉が一番しっくりきます。少し相談しにくいことも、同期になら打ち明けられるので、落ち込んだ日に一緒に食事に行く時間は、私にとって大切なものです」
同期との関係性が、より深まる場面もありました。それは新卒社員に企画・運営のすべてが任された、年に一度の忘年会です。
「これまでで一番、同期と真剣に意見をぶつけ合ったイベントでした。会場を社内にするか外部の施設を借りるかという段階から考えが分かれて。それでも、考えが違う時ほど、ちゃんと話し合うことを大切にしながら進めていきました。最後はみんなが納得できる形に着地できたと思っています」
もう1つの大きな経験が、小売業界向けの大規模展示会『リテールテックJAPAN 2026』への出展です。叶たち新卒は先輩と共に、半年かけて準備に取り組みました。
「私は受注につながるお客様の獲得をめざすセールス担当チームに。経験したことのない課題ばかりで、社内のさまざまな方の意見をまとめる橋渡し役の難しさを知り、視野が広がった時間でした」
お客様が一番連絡したくなる営業へ。「なぜ」を問い続けた先に描く未来
営業としての歩みは、決して楽な道のりばかりではありません。それでも前へ進み続ける原動力について、叶はこう話します。
「キャッシュレスを通じて世の中の不便さを解消したい。自分の提案によって、お客様の業務の負担が少しでも軽くなるかもしれない。そう考えると、より良い提案を届けたいという気持ちが自然と湧いてきます」
2年目を迎えた今、叶はこの会社で働く意味を、より確かに感じるようになっています。
「TMNに入って良かったと感じるのは、人の良さです。私は普段から『なぜ』と疑問を抱くことが多く、それを先輩方に率直に伝える機会も少なくありません。そのたびに皆さんが真摯に受け止め、時間をかけて説明してくださる。だからこそ期待に応えたい、この環境でなら成長できると感じています」
成長を実感する一方で、叶は今、ある先輩の言葉をきっかけに行動のスタイルを見つめ直していると言います。
「以前は、入念に下調べをしてから動くことを大切にしていました。しかし目標としている先輩から、若手のうちはまず動いてみること、質はもちろん量を重ねることも大切だと教わりました。2年目からは、失敗を恐れず、自分から積極的に行動することを心がけています。
TMNでは指示を待つのではなく、一人ひとりが自分の意思で挑戦できます。そうした挑戦を会社が後押ししてくれる風土が、私の成長を支えてくれています」
そうして挑戦を重ねる日々の先に、叶が思い描くキャリアがあります。
「お客様が一番に連絡したくなる営業になることが目標です。『なぜ』を繰り返すことでお客様が抱える課題の本質を見抜き、理解し信頼関係を築きたい。そして『なぜ』を起点に自社サービスへの理解を深め、自分が主軸となって進める案件を、少しずつ増やしていきたいと考えています」
最後に、これから就職活動に臨む学生へ、叶からのメッセージです。
「お伝えしたいのは、『なぜ』と問い続ける姿勢を忘れないでほしいということ。私は、自分が感じた『なぜ』を隠さず、抱いた疑問や違和感をきちんと言葉にできる方と、ともに働くことができたらうれしいです。その問いを歓迎してくれる場所は、きっとあります。
そして最後に、今やりたいことがわからない方へ。焦る必要はありません。目の前のささやかな好奇心や自分の直感を大切に、就職活動を進めてほしいです」
※ 記載内容は2026年5月時点のものです
