「先輩たちは、いつから就活を始め、どのような経験を通じて行きたい会社に出会い、決断したのか?」──そんな疑問を持つ就活生に向けて、24卒・25卒の先輩たちのリアルな就活体験をお届けする本企画。
今回は24卒で、株式会社NTTロジスコ(以下、NTTロジスコ)に就職された鈴木 大空朗さんに、どう自身のキャリアを見つけ、企業を選んだのか、そのプロセスを詳しくお聞きします。
<プロフィール>
株式会社NTTロジスコ
鈴木 大空朗さん
【出身地】
東京都
【大学・学部】
早稲田大学 文化構想学部
【ゼミ・研究室】
異文化接触をテーマとするゼミで、日本の牛乳のテレビCMを分析
【サークル・部活】
旅行サークル
【アルバイト・長期インターン】
地元の学童保育、ダイニングバー、デザイン会社のアシスタント
<就活でのtalentbookの使い方>
【内定承諾前の情報収集】
どんな業務があるのかイメージできていなかったが、内定承諾前にNTTロジスコのtalentbook記事を読んだことで、業務内容や求められるスキル、仕事で身につく専門性、活躍する様子などの具体例を知り、入社後のイメージを持てた
【内定承諾後の企業理解】
NTTロジスコの新しい記事を読むたびに、異動の制度などの企業理解が進んだことはもちろん、魅力を感じる部分が増えて「ここを選んでよかったな」と改めて自分の選択に自信を持てた
<就活スケジュール>
大学3年生の秋から就活をスタート。「子どもたち」と「ものづくり」の2軸で企業選び
▲友人からの依頼でオーダーメイドの眼鏡ケースをデザイン。現在も制作活動は続けている
──就活はいつから始めましたか?
就活自体は大学3年生の夏ごろから意識していましたが、本格的に動き始めたのは同学年の秋ごろでした。
──当初興味を持っていた業界などを教えてください。
私は「企画を通じたものづくりができる仕事」と、「子どもたち世代を対象とした事業」の2つを軸に就活を進めていました。そのため、おもちゃメーカーや、教育番組を扱うテレビ局、アニメの制作会社、小売業や印刷業の企画職に興味を持っていました。
──ものづくりへの関心は、どういった背景から生まれたのでしょうか?
子どものころからものづくりへの関心は強くありました。もともと絵を描くのが好きだったのですが、大学では幅を広げ、書籍の装丁や映像作品、スマートフォンケースのデザインなども手がけていました。
「見たことのないものを見たい」という欲を自分の手で満たしていく感覚と、作ったものを相手が喜んで使ってくれることに、おもしろさを感じていました。
──子どもに対する関心の背景も教えてください。
子ども時代の経験があったからこそ、現在充実した人生を送れているという私の考えが大きいです。小学生時代、学童に通っていたころが人生で最も楽しい時期の1つでした。地元の友人との深い関係が生まれたのも、学童が発端です。
また、その友人たちとは、中学生以降もスポーツクラブでイベントの企画や運営をしたり、学童保育のアルバイトに携わったり、子どもたちに向けた活動を共にしてきました。
こうした実体験から、今の子どもたちに向けて、将来にポジティブな影響を与えられる活動がしたいと考えていました。
──企画職を希望していたのは、どんな理由がありましたか?
大学生時代、ものづくりをする中で、技術力で勝負するのは簡単ではないと痛感してきた一方、人との関わりの中で発想力を活かす機会が増えました。
スポーツクラブでのイベントを企画したり、旅行系のサークルの幹事長を務めたり、人の気持ちを考えた体験、場作りをすることが増えたのです。同時に、趣味であるものづくりも人からの依頼を受けるようになり、相手により喜んでもらえるように制作のプロセスが変わっていきました。
こうした変化から、人と協力をしながらものづくりで培った発想力を活かしたいと思うようになり、企画職を希望していました。
インターンで自分の現在地を知る。周囲や希望職種との差分を計る機会に
▲幹事長を務めたサークルで制作・頒布した機関紙
──大学3年生ではどんなインターンに参加されましたか?
大学3年生の夏にも少し参加しましたが、職種や業界を意識して本格的にインターンに参加し始めたのは秋からです。ただ、就活に割ける時間が限られていたため、ワークを伴うインターンは2〜3社程度でした。
──インターン選びの基準を教えてください。
参加を通じて得られる内容を重視しました。たとえば、小売業の企業のインターンでは、実際の商品の売上を伸ばす施策をグループワークで考えるなど、実践的な内容に魅力を感じていました。
また、自分のアウトプットに対して求められるレベルや、周りのレベルを知る機会になるかどうかも、インターンを選ぶ際には意識していました。
インターンの内容は、実際の業務に近いように設計されているはずです。その中でのアウトプットと得られるフィードバックから、その職種が合うかどうか、その職種で求められるレベルと現在の自分の差分も把握できると考えていました。
──選考はいつから受け始めましたか?
大学3年生の2月からエントリーシートの提出を始め、合計で約30社にエントリーしました。
──このころにはどんな基準で企業を探していましたか?
3つの軸で企業を選んでいました。
1つめは、子どもたちに価値提供ができる仕事であること。2つめは、ものづくりを含めたクリエイティブな仕事ができること。
3つめは、自分自身がその企業や製品のファンになれることです。その製品やコンテンツなどのものづくりに、自分が携わりたいと思えるかを重視しました。
とくに、子どもたちの将来に良い影響を与えるコンテンツ制作や、本や写真、歴史的資料などの貴重なデータをデジタル化して保存・活用するデジタルアーカイブにまつわる事業など、先の世代を考え、価値を残せる取り組みを行う企業に惹かれました。
まだない仕組みを生み出し、暗黙知を形式知に。NTTロジスコとの出会い
▲現在は自身が、大学生向けの就活イベントに参加し、自社について説明することもある
──NTTロジスコと出会った経緯を教えてください。
大学4年生の6月ごろ、大学のキャリアセンターで開催された就活イベントでNTTロジスコの人事と出会いました。
説明会でとくに印象に残っているのは『若手に期待しているのは、どんどん新しいことを取り入れること』という言葉です。そこで、発想力をもって、新しいものを生み出していくような、クリエイティブな仕事ができるのではないかと感じました。
また、「物流業界の中でもNTTロジスコで大事とされているのが、倉庫内作業者の暗黙知を形式知に変換する仕事」という話も印象に残っています。
──その話が印象に残ったのには、どういった背景があるのでしょうか?
効率化を図るための方法を考えることはクリエイティブな仕事だと感じましたし、サークル運営で属人性をなくすための仕組みづくりをしてきたこともあり、形式知の話に共感もできたんです。
そして、「持続可能性」という理想を着実に実現していく仕事だと感じたことも、大きかったです。
現状は、オンラインショッピングで注文したものが翌日届く便利な仕組みですが、今後はドライバーの高齢化など社会的な要因により、仕組みを維持できない可能性があります。業務を効率化し、持続可能な仕組みにすることで、下の世代にも今の生活水準が受け継がれるようにしていく──そんな価値を提供できる仕事だと感じました。
人も良い。安心して働ける環境もある。NTTロジスコを選んだ理由
▲同期とは仲が良く、配属先が異なる同期たちとプライベートで旅行へ行くことも
──最終的にNTTロジスコさんに入社を決めた理由を教えてください。
小売業やIT業界の企業、専門商社からも内定をいただいており、最終的な選択では非常に悩みましたが、NTTロジスコを選んだ理由は、大きく3つありました。
1つめは、ライフプランが立てやすかったこと。他社も転勤がありましたが、NTTロジスコは転勤の期間が明確で、社員の大多数は本社で働いていることもあり、安心して働けると感じました。
2つめは、入社後に受ける1年半の研修制度です。全国の物流センターの実際の現場で経験を積めるため、モノのリアルな流れを会得できます。定期的に集合研修も行われ、同期全員で物流の基礎を学んだり、取り組み成果を発表したりする機会もあるため、切磋琢磨しながら成長できています。
3つめは、入社後のイメージが持てたことです。当時は、選考がオンラインで進む企業が多く、面接でも人事や上層部との距離感が遠く感じることがありました。しかし、NTTロジスコは選考の中で人事や社長と深い対話ができ、一緒に働くイメージが持ちやすかったんです。
──実際にどんな人が印象に残っていますか?
人事と社長です。
人事は、エントリーシートに書いた私がアルバイトしていたデザイン会社での経験を見て、その会社名とホームページにあったメンバー紹介の自分のページを確認してくれていました。他社ではこういった経験がなく、一人ひとりをしっかりと見ている企業だと感じました。
社長とは、最終面接後に趣味の絵画の話など雑談をしたのですが、人のさまざまな興味の幅を認め、歩み寄ってくれる企業だと感じました。また後日、他の内定者が社長とフランス文学で盛り上がったという話も聞き、社長の見識の広さや自分に限らず一人ひとりをしっかり見てくれる姿勢に、改めて企業としての懐の大きさを感じました。社長との距離感の近さを感じられたことも、入社を決意する大きな要因でしたね。
思わぬ方向転換。キャリアセンターに行ったから、今がある
▲就活で使っていたポートフォリオ
──就活全体を振り返って、大変だった時期はいつごろでしたか?
大学4年生の5月末ごろです。当初志望していたクリエイティブ系の企業からほとんどご縁がなく、大きな壁にぶつかりました。
──どのように乗り越えられたのでしょうか?
この時期、一人で抱え込むのは限界だと感じ、大学のキャリアセンターに通い始めました。個別面談では、自分の考えを一緒に整理していただきましたし、キャリアセンターには20-30社もの企業が説明に来ており、さまざまな選択肢を知ることもできました。
ここでNTTロジスコとの出会いもありましたし、改めて視野を広げて多くの企業と比較検討できたことは、結果的に良かったと感じています。
talentbookで、企業理解を促進。内定承諾後も増したNTTロジスコの魅力
▲NTTロジスコの企業ページではさまざまな部署で働く社員の記事が掲載されている
──talentbookを就活中に読んでいたそうですが、どんな目的で読んでいましたか?
talentbookは、内定承諾の前後に読んでいました。
内定承諾前ですと、業界や仕事内容のイメージを掴むために読んでいました。
内定承諾前は、社員の方がどんな業務を日々行っているのかはあまり理解できていませんでしたが、talentbookを読んだことで、業務内容や求められるスキル、仕事で身につく専門性、活躍する様子などの具体例を知り、入社後のイメージを持つことができました。
とくに印象に残っているのは、サプライチェーンマネジメントと呼ばれる、原材料の調達から製造、流通、販売、消費者への配送までの一連の流れを最適化するための設計をする部署で働く方の記事です。
そもそもそんな部署があることに衝撃を受けましたし、こんな専門性を持った人と一緒に働ける可能性もあるのかと、NTTロジスコで働くことへの興味も強くなりました。内定承諾する上ではとても参考になりましたね。
物流の新しいカタチ、勝負はデータとロジック。DXでサプライチェーンの最適化を▲内定承諾前に実際の業務を知る上で参考にしていた記事
──内定承諾後では、記事をどんなタイミングで読んでいたのでしょうか?
内定承諾後は、人事から記事が公開される度に共有してもらっていました。読むたびに企業理解が進むのはもちろん、魅力を感じる部分が増えて「ここを選んでよかったな」と改めて自分の選択に自信を持てました。
とくに印象的だったのは、大学時代に起業経験がある社員のインタビュー記事です。入社後にNTTグループ内のコンサルティング企業への出向を経験した話を知り、「そんな社内でのキャリアパスがあるのか!」と衝撃を受けたことを覚えています。大企業のグループ企業でありながら、自分の意思次第で挑戦できる企業なのだと感じました。
ロジスコだから実現できる物流の未来──起業家精神でサプライチェーンの最適化に挑む▲内定後に読んでいた記事の一つ。学生起業や出向経験を持つ社員
自分が大切にしていることを、就活の際も大事にしてほしい
▲現在の鈴木さん
──現在の業務内容と今後の展望を教えてください。
現在は、大阪の物流センターで介護用品の商社様の物流を担当し、品質向上に関する業務を行っています。当社では入社後約1年半は物流センターへ配属となり、リアルな現場の中で物流の基礎を学びます。
現在行っている品質向上業務も、目標に対してのアプローチは自由で、さまざまなことに取り組めるため、とてもやりがいがあります。また、配属をきっかけに初めて大阪で暮らしていますが、会社の人や同期とのつながりも深く、充実した日々を送っています。
今後は本社で物流をゼロから設計する業務や、その設計をもとにした営業活動など、より幅広い業務に携わりたいと考えています。今後活躍していくために、大阪の物流センターに良い効果を残せるように尽力したいと考えています。
また、就活の軸としていた「次の世代へ価値提供」につながりますが、物流の効率化や清流化を通じて、産業人口を増やしたいと考えています。仕組みの改善で、働く環境もより良くできますし、仕組みづくり自体のおもしろさも伝えていけたらと思っています。
──最後に就活生へメッセージをお願いします。
自分が大切にしていることを、就活の際も大事にしてほしいと伝えたいです。私自身は、子どものころと大人になった今を比べても、価値観の本質はあまり変わらないと思っています。
これまで、さまざまなことを経験してきましたが、一見バラバラに見える経験も、自分の価値観や原点に基づいて整理すると、一貫した説明ができるように思います。だからこそ、その価値観をまずは知り、就活でも大切にしてほしいです。
また、私がtalentbookを知ったのは、就活の最終盤でした。今思えばもっと早く知っていたら、もっと効率的に就活を進められたのではないかと思います。
talentbookは、企業で働く人とその人の仕事にまつわる情報が充実しています。採用サイトなどの情報に加えて、talentbookの情報があれば、企業理解がより深まり、選考中に企業に伝えられる情報も変わります。それが、一緒に受けるライバルとの差にもつながると思います。
加えて、talentbookには、同業他社も含め、さまざまな企業が掲載されているため、それぞれの特徴や違いを比較できます。だからこそ、自分に合う企業を見つけやすいと思いますし、納得感のある決定もできると思います。
ぜひtalentbookも活用しながら、就活を進めてみてください。
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※ 記載内容は2025年4月時点のものです
