徹底したお客さま目線で課題を解決。Webとデータの力で挑む、それぞれのミッション
──所属部署と現在の業務内容を教えてください。
FURUMOTO:私はIT戦略本部のデジタルシフトスクアッドに所属しています。チームのミッションは、コンタクトセンターへの入電削減による顧客体験価値の向上です。お客さまは何らかのお困り事があってお電話されます。その要因を分析し、Webサイトの改善やメール配信などを通じて、電話をしなくてもWeb上で解決できるような仕組みづくりを行っています。
約10名のチームには、IT戦略本部だけでなく、オペレーション統括部やコンタクトセンターのメンバーもいます。ポイントや住所変更といった用件ごとに担当が分かれている中で、私は主にカードの切り替えや住所変更の手続きに関する改善施策を担っています。
HATTORI:私はデータ開発本部のデータビジネスプランニングスクアッドに所属しています。「データとAIの力で社内と社会の課題を解決し、新しい価値を作る」という部のミッションのもと、私のチームは、三井住友カードが保有する膨大なクレジットカードの決済データを活用し、社外の企業さまのマーケティング支援を行っています。
その中で私は電鉄グループのお客さまを担当し、営業企画から提案、実際の運用までを一貫して行っています。
──仕事をする上で大切にしている価値観は何ですか?
FURUMOTO:「徹底したお客さま目線」です。お客さまのお困り事を解決するという業務の本質を忘れず、なぜお客さまは困って、お電話に至ったのかを深く考えるようにしています。
また、「自分自身が一顧客である」ことも意識しています。クレジットカードを利用していて困った時には、その都度気づいたことをメモして、実際の施策に活かしています。
HATTORI:仕事の中で自身の「おもしろい領域」、そして「活躍できる領域」を見つけることです。そうした自分ならではの強みを日々の業務の中で試し、クライアントや部署に貢献できたと感じる瞬間に大きなやりがいを感じます。自分自身の介在価値を意識しながら、モチベーションを高めることを大切にしています。
想定外の配属も、自分次第でチャンスになる。自らの意思で切り拓いたキャリアの歩み
──就職活動の軸と入社の決め手を教えてください。
HATTORI:私は大学時代の経験から、自身の企画力や発想力で勝負できる「無形商材を扱う企業」という軸で就活を行っていました。三井住友カードは、金融機関でありながら新しいサービスを次々と生み出しており、挑戦的な姿勢に魅力を感じました。最後は新卒一年目を安心して過ごせるか、という企業への“安心感”で、 入社を決めました。
FURUMOTO:買い物好きで4年間アパレル販売を経験したことから、就職活動では「購買体験を楽しくできる仕事」「若手のうちから先進性ある事業に挑戦できる環境」「社員の人柄」の3つを軸にしていました。三井住友カードはこのすべてに当てはまり、とくに社員の皆さんがお客さま第一で楽しそうに働いている姿に惹かれました。
──入社当初のキャリアイメージと実際の業務はどうでしたか?
HATTORI:もともとマーケティング関連の部署を希望していましたが、配属されたのはデータ開発本部でした。「文系の私がなぜデータを扱う部署に?」と最初は驚きました。しかし、実際に業務を始めてみると、データビジネスという最先端の領域に関わりつつ、クライアントへの提案という営業の基礎も学べる「おいしいとこ取り」が叶う環境だと気づきました。
1年目から大きな仕事に挑戦できるのは当社の風土でもありますが、私の上司も「実践第一」という考えでした。しっかりとしたフォロー体制のもと、夏にはお客さまへの提案や訪問を任せてくれました。おかげで仕事への理解が深まり、早い段階から実務に貢献できるようになったと感じます。結果的に1年目から非常に濃密な経験ができ、この配属で良かったと心から思います。
FURUMOTO:HATTORIさんと同じく、私も入社前はマーケティング本部の商品企画開発部を希望していました。しかし入社後研修を経て「まずは幅広い知識を身につけたい」「アプリ開発やWebの改善もおもしろそうだ」と感じ、第一志望をIT戦略本部に変更し、希望通り配属されました。
最初に担当したのは、ポイントの景品交換サービスの企画・運営業務です。翌年度に実施するサービスの準備を行うため、仕事の成果が見えにくいという苦労もありましたが、OJTの先輩の手厚いサポートのおかげで業務の目的を見失わずに進めることができました。景品の在庫切れといった予期せぬ事態も経験しましたが、先輩と共に乗り越え、冷静な対応力もついたと感じます。
お客さまの真のニーズ、課題解決に必要なものとは。考え抜き、手ごたえを感じた瞬間
──その後、FURUMOTOさんは現在のチームに異動し、HATTORIさんは引き続き同じチームで活躍していますね。
FURUMOTO:年に数回、現在の業務や今後のキャリアについて部長と話す機会があります。私は1年目が終わるタイミングの面談で「ポイント企画の業務内容はある程度理解できたので、新しい業務に挑戦したい」と伝えました。
すると「デジタルシフトスクアッドに行くのはどう?」と背中を押してもらい、2年目からは現在のチームへ異動できました。若手のうちからこれほど柔軟に希望を聞き入れ、スピーディーに挑戦の機会を与えてくれる環境には驚きましたし、とても感謝しています。
HATTORI:私の場合は、年に1回の部長面談に加え、直属のグループ長が週に1~2回ほど1on1の時間を設けてくれ、仕事の状況やモチベーションを細かく共有できました。私が一貫して伝えていたのは「今のポジションで仕事を続けたい」ということです。部署やポジションは変わらなくとも任される範囲は広がっており、着実にステップアップできていると感じます。
──これまで最も印象に残っている仕事はありますか?
FURUMOTO:現在の業務で、入電内容を分析するツールをゼロから開発した経験が印象深いです。以前は、コンタクトセンターの担当者へのヒアリングや、自身の体験をもとに肌感覚で判断していました。そこで、AIを活用して通話ログを分析し、お困り事の傾向を可視化するツールを、チームやパートナー会社の仲間と協力して作り上げたのです。
自分たちが使うツールを自分たちで作る経験は貴重でしたし、チームメンバーと「この課題を解決するにはどうすべきか」と議論しながら1つのものを作り上げた経験は、大きな自信になりました。
HATTORI:私は、入社2年目に先輩から受けた“説明と提案の違い”という本質的なアドバイスが大きな転機となりました。当時の私は、営業の際プロダクトの説明に注力するばかりで、お客さまの目線に立ったサービスの価値を伝えられておりませんでした。
しかし、先輩の言葉をきっかけに、お客さまの真のニーズを真剣に考えるようになりました。お客さま企業の一社員になったつもりで、売上拡大のためにデータをどう役立てられるか徹底的に考え抜いて提案しました。その結果、お客さまとの議論が弾むようになり、3年目の今では大きな成果にもつながっています。
──現在の仕事のやりがいを教えてください。
FURUMOTO:自身の仕事がお客さまの課題解決に直結していると実感できることです。お客さまのお悩みを把握し、お客さまから当社の照会についてデジタルシフトを促し、関連する入電が前月から何件減った、というように施策の結果が数字としてダイレクトに見える点も醍醐味の1つです。
HATTORI:カードビジネスの枠を超えて、高度な営業スキルとデータマーケティングの知見が身につくことです。成長意欲があればあるほど、自ら貪欲に学ぶことで提案の幅を広げていけますし、自身の市場価値を高められる環境だと感じています。
キャリアはいつだって描き直せる。偶然も楽しみ、自分自身と向き合っていこう
──今後の展望について聞かせてください。
HATTORI:現在携わっているデータマーケティングの領域を拡張し、専門性を高めていきたいです。CCCMKホールディングスとの資本・業務提携によって、会社として扱えるデータの種類や提案の幅もさらに広がっています。将来的には、データビジネスを扱う社内の他部門やグループ会社などへの新しい挑戦も視野に入れています。
FURUMOTO:今の業務はとても楽しく、汎用的なスキルが身につくと感じているので、引き続きデジタルマーケティングを深めていきたいと考えています。
一方で、三井住友カードにはたくさんのサービスがあり、それに伴う業務も多岐にわたります。過去の経験や先入観に縛られずにいろいろな業務に挑戦しながら、将来的に専門となる領域を見つけたいです。
──最後に、就職活動中の学生の皆さんへメッセージをお願いします。
HATTORI:ぜひ、背伸びしすぎず、等身大の姿で企業と向き合ってほしいですね。就活ではつい自分を良く見せたくなることもあるかもしれませんが、自分自身が本質的にどういう人間なのかを理解した上で活動することが幸せな結果につながると思います。
私自身、想定していなかったデータ開発本部に配属されましたが、結果として素晴らしい経験ができています。どんなにじっくり計画を立てても、偶発的な要素はどうしても出てくるものですし、入社してみないとわからないこともあります。「失敗しないように」と気を張るのではなく、偶然を楽しむくらいの気持ちで臨んでほしいと思います。
FURUMOTO:私もHATTORIさんと同じく「気負いすぎないで」と伝えたいですね。世間では「新卒で入る会社は一生を左右する」といった風潮もありますが、実際にはキャリアはいくらでも修正が効きます。目の前の就活にとらわれすぎず、「10年後、20年後に何をしていたいか」「どんなスキルを持っていたいか」という長期的な視点で考えてみると良いのではないでしょうか。
また、入社後に「新しいことに挑戦したい」と思ったら、すぐに口に出して行動してみてください。自分のキャリアを変えられるのは自分だけです。勇気を持って発信すれば、手を差し伸べてくれる人が必ずいます。自分を信じて行動することを大事にしてほしいですね。
※ 記載内容は2025年12月時点のものです
