挑戦と安定の両立ができる企業への就職をめざして
学生時代は、野球に打ち込む日々でした。小学3年生から始めた野球は、今でも続けています。当時は主にキャッチャーのポジションを任されていましたが、社会人になってからはすべてのポジションを経験するようになりました。野球を始めたきっかけは、正直なところ「なりゆき」だったんです。でも、長く続けてきた中で得られたものは大きかったですね。とくに、多少の理不尽なことにめげない精神力は、野球を通じて培われたものだと思います。
部活動と並行して力を入れていたのが、国家資格の取得でした。工業高校に通っていたこともあり、学校側も資格取得を積極的に推奨していたんです。電気工事士1種、電気工事士2種、そして危険物乙種全類と、いくつもの資格にチャレンジしました。これらの資格を取得しようと思った理由は、就職活動の幅を広げたかったからです。専門的なスキルを身につけておけば、将来の選択肢が増えると考えていました。その傍らでアルバイトもしていて、学業と部活、資格取得とバイトを両立させる忙しい日々を送っていました。
その後別の会社で働いていたのですが、業務が固定化し、新たな挑戦がしづらい環境に限界を感じているような状況でした。将来を見据え、安心して長期的に成長できる環境で専門性を高めたいと考え、転職を決意しました。活動の中では業種や職種については特に絞り込んでいませんでした。それよりも、安定して働き続けられる企業を探していたんです。そんな中で出会ったのが、Santenでした。正直なところ、入社前は「目薬の会社」というくらいの認識しかなく、たまにCMで見かける程度で特別なイメージは持っていませんでした。
しかし、企業研究を進めていくうちに、Santenの実力を知ることになります。医療用眼科薬で高い専門性を持ち、給与水準も高い。まさに自分が求めていた「安定」がそこにありました。もともとあまり知らなかった企業でしたが、調べれば調べるほど魅力的に感じられ、ここで働きたいという気持ちが強くなっていったのです。
現場の変化と成長を実感する日々―入社後に見えた製造業の新しい姿
入社後は、まず受け入れ時の研修を受けてから、部署への配属が決まりました。そこで医薬品に関する基礎知識を学ぶ機会があり、医薬品に関する一般的な知識から、自社で扱っている製品の名称や効能まで、幅広く研修を受けました。医薬品という人の健康や命に関わる製品を扱う仕事だからこそ、しっかりとした知識を身につけることの重要性を実感したことを覚えています。
実際に現場で働き始めてから、入社前に抱いていた製造業のイメージとのギャップに驚かされました。正直に言うと、製造業というと同じ作業を繰り返すルーティンワークというイメージを持っていたんです。例えば箱詰め作業であれば、ただひたすら箱詰め作業だけを行うものだと思っていました。しかし実際はまったく違いました。日々変化している現場なんです。容器一つ、液量一つをとっても、必ず一定になるわけではなく、多少のばらつきがあります。そのばらつきに合わせて、機械の状態も変わっていくんです。
さらに驚いたのは、工程検査を複数行いながら、常にいろいろなことを考えて業務を進めていく必要があるということでした。単純作業ではなく、その時々の状況を判断しながら対応していく。この予想外の発見は、むしろ私にとってポジティブなものでした。毎日同じことの繰り返しではなく、変化に対応しながら工夫を重ねていく仕事だからこそ、自分の成長を実感できる機会が多いんです。考えることが求められる仕事だからこそ、やりがいも感じられるようになりました。
不良率削減への挑戦と、自ら考え動くリーダーへの成長
現在私は能登製造第1チームで充填・検査担当として働いており、工程責任者という立場でオペレーションを担当しています。単に自分の作業をこなすだけでなく、工程全体、ライン全体を意識しながら、メンバーへの教育・指導も行っています。工程とラインのリーダーとして、オペレーションや改善業務の戦略を策定し実行すること、業務フローのレビューや改訂、システム上の不具合対応、さらには生産性向上をめざしたライン工程改善の企画や進捗管理まで、幅広い業務に携わっています。
この仕事で最も印象に残っているのは、不良率が増加した際の対応です。原因究明を行い、戻せる調整から順に起きている事象に対して優先順位をつけて対応していきました。その結果、不良率を減少させることができました。ただ、この取り組みの過程では苦労もありました。各メンバーがそれぞれの考えで行動してしまい、変化点が増えすぎて真の原因がつかめなくなり、後戻りすることになったのです。この経験から、チーム全体で方向性を揃えることの重要性を痛感しました。
一方で、今も課題として感じているのは申し送りの問題です。申し送り不足によりミスコミュニケーションが発生することが多々あり、自分の思いを正確に伝えることの難しさを日々実感しています。この課題に対しては、なるべく画像で記録を残したり、理解している人同士、とくにリーダー間で密に申し送りを行うよう工夫しています。
学生時代と比べて大きく変わったのは、マインドセットです。かつては言われたことをすればいいという受け身の姿勢でしたが、今は自分で考え動くことを意識しています。これはSanten入社当初に気づいたことでした。言われたことだけをこなしていると作業パターンでしか覚えられず、突発的な事態に対応できない。そう感じたことで、考えて動くことをより意識するようになったのです。今では理念体系にある「絶え間ない進化」を体現できていると感じています。
セクションリーダー、そしてその先へ──挑戦を歓迎する職場で描く成長のキャリアパス
現在は工程責任者として担当ラインでのオペレーション業務を行っていますが、今は自分のラインだけを見るのではなく、チーム全体を意識した仕事の進め方を心がけています。短期的な目標としては、セクションリーダーのポジションをめざしており、そのために今から全体最適の視点で物事を判断できるよう意識を変えているところです。そして長期的には、チームマネージャーとしてより大きな責任を担う立場になりたいと考えています。
この会社で働く魅力は、何といっても自分の仕事の意義を日々実感できることです。ドラッグストアや病院などで目薬を見かけるたびに、自分の仕事が「誰の、どんな役に立っているのか」を肌で感じることができます。それがやりがいと誇りにつながり、毎日の仕事へのモチベーションになっています。
また、この会社でとくに印象的なのは、「できる・できない」よりも、「やってみたい」「成長したい」という姿勢を大切にしている点です。年次や役職に関わらず意見を発信でき、チャレンジしたいことは積極的に任せてもらえる環境があります。挑戦する姿勢をきちんと見てくれる会社だからこそ、スピード感のある成長を実感できるのだと思います。
これから一緒に働く仲間には、指示を待つだけでなく、「どうすればもっと良くなるか」を考え、自ら一歩踏み出せる方に来ていただきたいです。そして「昨日より少し成長した自分」を積み重ねていける方と一緒に働きたいと思っています。
ただし、知っておいていただきたいのは、3交代・連続操業の勤務形態のため、土日関係なく休みが設定されることです。生活リズムには慣れが必要ですが、その分、成長の機会は豊富に用意されています。挑戦したい気持ちがある方にとっては、これ以上ない環境だと自信を持って言えます。
