既存の枠を超えた挑戦を。多様なキャリアが交差したRidgelinezという舞台
──まずは、これまでの経験やご自身の軸となるスキルについて教えてください。
有川:ITコンサルティング会社で会計システム・在庫購買管理システムの導入コンサルタントを務めた後、監査法人のリスクアドバイザリー部門での勤務を経てRidgelinezに入社しました。現在もリスクマネジメント領域のアドバイザリー業務に携わっています。
具体的にはこれまで、IT・デジタルリスク管理の領域でBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)関連業務やERM(Enterprise Risk Management:統合型リスク管理)構築に関わってきましたが、今後はリスクマネジメント自体のデジタル化を推進していきたいと考えています。
私の強みは、システム導入に知見があり、リスクマネジメント領域の業務全般についても深く理解していることだと思っています。
Hiroyuki.S:私は新卒でSIerに入社し、その後、関連のコンサルティングファームに出向する形でITコンサルティングを始めました。そこから外資系コンサルティングファーム、監査法人でのリスクコンサルティングの経験を経て、Ridgelinez入社後もこの領域に携わっています。
世の中の変動を捉えて企業の戦略に紐づける「戦略リスク」、つまり攻めの領域と、サイバーセキュリティやプロダクトセキュリティという守りの領域の双方を担えることが私の強みです。
──Yohei.Yさん、学生時代に注力したことや現在の仕事についてお聞かせください。
Yohei.Y:大学では社会学部で国際政治を学ぶ傍ら、体育会のラグビー部に所属して練習に励んでいました。ラグビー部では仲間と苦楽を共にし、一丸となってレベルアップを目指す中で、チームワークの大切さを学びました。
Ridgelinezでは入社3年目を迎えました。現在はサイバーセキュリティ領域のコンサルティングに従事し、セキュリティ管理体制の構築や、基幹システムの更改に伴うセキュリティ評価などを担当しています。
──Ridgelinezに入社した理由を教えてください。
有川:前職時代、リスクマネジメント領域でテクノロジーの導入を加速させなければならないという課題意識がありました。それができるのは戦略とデジタルをセットで支援できるRidgelinezだと確信したのが一番の理由です。
また、コンサルタントを20年以上務める中で「日本企業に貢献したい」という想いが膨らんできました。日本が世界に誇る製造業において、近年コンサルティングファームが立ち上がる状況で、私もその中に身を置きたいと思い、富士通グループのRidgelinezへの転職を決意しました。
Hiroyuki.S:他のコンサルティングファームでは、既存の枠組みに自分のケイパビリティをどのように当てはめていくかという発想になるかもしれません。
しかし、創業から5年という成長フェーズにあるRidgelinezでは「ホワイトスペース」が広いため、自分のケイパビリティの幅を広げるには絶好の環境だと感じて入社しました。ここでは、自分の想いや経験を活かして、新しいビジネスを創り出すチャンスが数多くあると思います。
Yohei.Y:私は学生時代に国際政治を学ぶ中で、関心を持ったテーマの1つがサイバー領域でした。コンサルティングファームを候補として就職活動を進める中で出会ったのがRidgelinezです。組織の規模がコンパクトで、新卒入社でも活動したいPractice(※)を選択できることが魅力的でした。
さらに、富士通グループとしての基盤を活かしながら新しいことにチャレンジできる環境で、他社ではできない経験を積めそうだと感じ、入社を決めました。
※ Practice……専門領域(業界・ビジネステーマ・技術)ごとに組成されるプロフェッショナルコミュニティのことで、従来の組織体よりも組織間の壁が低いことが特徴。したがって、業務内容が限定されることがなく、様々なテーマのプロジェクトに携わることができ、Practice間のコラボレーションもしやすく、柔軟な仕事の進め方が可能となっています
複数の専門家たちが最適かつコンパクトなチームを組み、速やかに課題解決へ
──前職と比較して感じるRidgelinezの強み、良さを教えてください。
有川:近年ではお客様の課題が複雑化し、1領域の専門家だけでは解決できないケースが増えてきています。その点、Ridgelinezは、複数の専門家たちが最適かつコンパクトなフォーメーションを組んでお客様のもとに伺い、解決に向けて速やかに動くことができます。
少人数だとお互いに顔が見える関係となり、連携もスムーズに進みます。これは他のファームにはない、私たちならではの強みではないでしょうか。
Hiroyuki.S:「戦略とデジタルをセットで支援できる」ことが強みなだけあって、IT領域で豊富な実績と確かなケイパビリティを持っています。そして、会社の規模がコンパクトで、顔や人柄を知った人たちと仕事ができるため、お互いの得意領域を掛け合わせ協働することで良い効果が生まれていると感じています。
前職では、社員がメディアに出演していても、その方との面識がないというケースがよくありました。一方でRidgelinezでは、顔や人となりを知ったうえで、著書や出演メディアにも触れられるので、自然と組織への帰属意識も高まっているように感じます。
──有川さん、Partnerとしてのビジネスや組織運営に関してお聞かせください。
有川:新しいコンサルティングファームとして、まずは存在を広く知っていただくために営業活動や講演などに注力したいと思っています。人数は少ないですが、一人ひとりの専門性が広く、他の総合コンサルティングファームと比べても見劣りしないサービスを提供できることを打ち出していきたいです。
組織運営においては上席執行役員PartnerでRX Practice Leaderの藤本がリードする中、半年ほど前に私が参画しました。これまでは富士通と協力して進めてきましたが、今後は組織規模を拡大し、Ridgelinez単体でも適切なフォーメーションを組めるように体制を整えていきます。
──現在参画しているプロジェクトについて教えていただけますか?
Hiroyuki.S:いくつかの業務を並行して進めていますが、その中の1つが製造業のお客様に対するサイバーセキュリティアセスメントの支援です。サイバー攻撃のリスクが高まる中、生産設備を所有し、老朽化した事務系システムを利用するお客様にとって、サイバーセキュリティの確保は喫緊の課題です。他のPracticeと連携しながらスピーディーに対応できたのはRidgelinezらしさを体現できた点だと感じています。
また、防衛関連の装備品を製造するお客様にプロダクトセキュリティの遵守にまつわる支援を行ったほか、ERMの領域にも関わり、お客様が企業全体としてリスクを管理して有効な事業活動につなげる支援をしてきました。
Yohei.Y:私は、2つのプロジェクトに参画しました。1つは金融機関のお客様向けのプロジェクトで、基幹システムの更改に伴うセキュリティ評価に加え、セキュリティのガバナンス面や個別課題の検討も行いました。
もう1つのプロジェクトでは、官公庁のお客様のシステム更改に際し、準拠が求められているガイドラインへの対応を支援しています。
──仕事の中でやりがいや成長を感じることはありますか?
Hiroyuki.S:提言した内容についてお客様が深く納得してくださったときや、そのテーマを他のお客様にも展開できたときは、自分の専門性が広がった実感があり、やりがいを感じます。
また、チーム全体でお客様の課題に向き合う中で、メンバーが積極的に発言してくれるのはとても心強く、彼らをフォローしながらやり遂げたときには、自分もチームも成長できたと実感します。
Yohei.Y:入社1年目で金融機関のお客様のプロジェクトに参画した頃は、正直、知識やスキルが足りずに苦労しました。ですが、関連資格の取得に向けて勉強したり、プロジェクトの文献を読み込んだりと積極的にキャッチアップに努めてきました。
その結果、プロジェクトを離れる際に、お客様から「残ってほしい」というお言葉をいただいてとてもうれしかったですし、悩みながらも努力してきた日々が報われたと心から思いました。この経験が、今の私の自信と成長の原点です。
新しい人や考えを受け入れる文化。互いをプロフェッショナルとして認め、共に歩む
──Practiceの雰囲気やカルチャーをどのように感じていますか?
Hiroyuki.S:率直に、コミュニケーションがとりやすい雰囲気だと感じています。仲間内だけで完結するのではなく、新しい人や異なる考え方を柔軟に受け入れるカルチャーですね。年齢や職階などにかかわらず、「人と人」としてフラットに向き合い、お互いをプロフェッショナルとして認め合いながら共に歩んでいく感覚です。
Yohei.Y:リモートワークが中心ですが、先輩が「いつでも連絡していいよ」「わからないことがあれば聞いて」と声をかけてくれるので、遠慮なく質問や相談ができます。若手かベテランかにかかわらず、それぞれの考えを尊重しながら建設的に話し合える環境が整っています。
有川:リスク領域に携わるためか真面目な人が多く、穏やかな空気が流れ、一体感のあるPracticeだと感じています。その良さを活かしながら、「これからは明るいリスクマネジメントを目指し、よりパワフルな組織にしていきたい」という話をPractice Leaderの藤本とよくしています。
これまでは予防や事後対応が中心でしたが、攻めのリスクマネジメントが求められる今後は「現在進行形で動くリスクマネジメント」へと加速していけるような雰囲気づくりを進めていきたいです。
──働き方の柔軟性やワークライフバランスについても教えてください。
有川:オンとオフの切り替えがしやすいですね。前職では組織としてのルールや決められた作業が多く、休日も仕事のことを考えがちでした。今ではそれらから解放され、お客様にご提供する価値自体は変えることなく、休日にはきちんとリフレッシュし、愛犬と触れ合うなど楽しい時間を過ごせています。
Yohei.Y:私も、忙しい時期はしっかりと働き、一段落すれば長期休暇を取得するなど、メリハリのある働き方ができています。休日には好きなトレーニングで汗を流したり、社内の同期や先輩と一緒にバスケットボールを楽しんだりと気分転換も大切にしています。
Hiroyuki.S:確かに、かなり柔軟な働き方ができますね。これは、私たちが仕事を成果物基準で進め、その達成に向けて一人ひとりが自己管理を徹底するという前提をチーム全体で共有できているからこそ、可能なのだと思います。
目標の達成に向けて必要な作業を見極め、「ここまでやれば十分」「まだ足りないからもう少し頑張ろう」と合理的に判断することで、ワークライフバランスは整えられると思います。
──Ridgelinezへの入社前後で感じた、いい意味でのギャップはありますか?
有川:他社からの転職者が多いのでメンバー間に距離感があるのではと想像していたのですが、実際にはむしろ近い関係で、普段からスムーズにコミュニケーションをとれるのが意外でした。
一人ひとりの専門性の幅が広く、「自分のキャリアは自分で切り拓いていく」という強い意志を持った人が多いことも印象的でしたね。お互いの専門性を理解し、認め合える環境なので、日々の仕事がやりやすいと感じています。
Hiroyuki.S:私は昨年に入社したのですが、ほどなく管理職の一部を対象とした合宿が行われたことに驚きました。前職ではそのような機会はなく、コンパクトな組織だからこそできる熱量の高い取り組みだと思います。メンバー間で想いを共有し、組織としての文化を育むために時間を使える会社なのだなと認識を新たにしました。
Yohei.Y:入社前には、歴史の浅い会社で社内制度がどこまで設計されているのだろうかと少し不安でしたが、今は特に教育面で制度が充実していると実感しています。自分の成長計画やキャリアパスについて上司と定期的に話し合う「コーチ制度」や、Practice内の勉強会もあり、「若手を育成したい」という会社の熱意を感じています。
専門性や人間力で選ばれる組織に。目指すのは「リスクマネジメントのスター集団」
──今後、Ridgelinezで挑戦したいことを教えてください。
Hiroyuki.S:仕事に費やす時間をいかに楽しく意味のあるものとして過ごすかが生活の充実度に関係すると思います。少なくとも一緒に仕事をする人たちには、仕事を楽しいと感じ、クライアントへの貢献に達成感を見いだしてもらえるよう、組織やプロジェクトを運営することが大きな目標です。
Yohei.Y:私はもともとリスク領域の知識があまりなかったのですが、先輩から日々教わる中で少しずつ成長することができています。先輩のように、私も専門性を磨きつつ、心の温かさを持ち、後輩にも丁寧に指導していきたいと考えています。
また、私は入社以来セキュリティ領域に関わってきましたが、Ridgelinezの一員として今後は異なるPracticeのプロジェクトにも参画し、経験値を高めていきたいです。
有川:リスクアドバイザリーと言うと監査法人を思い浮かべる方が多いと思いますが、「TechnologyやStrategyの組織を活かしたリスクマネジメントなら、Ridgelinezだね」と選択肢の1つとして認識していただくことが一番の目標です。
そして、監査法人との差別化も必要です。例えば「Hiroyuki.Sさん、Yohei.Yさんという専門家がいる」と、「人」で選んでいただけるくらい強いインパクトを与えられる組織にしていきたいですね。個々の専門性や人間力を打ち出し、「Ridgelinezにはリスクマネジメントのスターがたくさんいる」と認識されることが理想です。
──最後に、Ridgelinezへの就職や転職を検討している方へメッセージをお願いします。
Hiroyuki.S:自分の意見を持って自律的に行動し、かつ、様々なことに関心を持ってケイパビリティの幅を広げていきたい方にとって活躍できる環境だと思います。私も、そのような方々と一緒に働き、共に未来を描いていけたら嬉しいです。
Yohei.Y:新卒で入社する場合は知識を蓄える期間が必要ですし、壁に直面して苦しむ時期もあると思います。ただ、その壁を乗り越え、できることが少しずつ増えていく喜びは何にも代えがたいものがあります。私は今、Ridgelinezに入社してよかったと心から感じています。
学生の皆さんは「自分にも活躍できる場があるのだろか」と不安に思うかもしれませんが、先輩と一緒に様々な取り組みにチャレンジできる、またとないチャンスです。ぜひ、恐れることなくジョインしてほしいです。
有川:社内には、富士通グループでありながら“出島”として独立した会社としてRidgelinezがこの先どうあるべきかを真剣に考えている人たちが多くいます。そういう意味でも、新しく入社する方々が刺激を受けながら成長できる環境が整っています。
また、コンサルタントとして大切なのは「自分がどうありたいか」という軸を持ちながら、共に働くチームメンバーやお客様、社会にどのように貢献するかを主体的に考えられることだと思っています。そのような意識を持つ方々にぜひ、私たちの仲間になっていただきたいです。
※ 記載内容は2025年7月時点のものです
