公的機関で障がい者雇用に携わり、一般企業へ
人の身体の仕組みに興味を持ち、専門学校卒業後に社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得した石井。資格を活かして仕事に就いていた中で、「一般企業で働く障がい者の支援に携わりたい」と思うようになり、ランスタッドに入社したと語ります。
「仕事は、人生の大半の時間を占めるもの。障がい者の就業をサポートすることにやりがいを感じ、これまで障がい者の就労に携わってきました。
キャリアを積み重ねる中で、障がい者の採用から就業の定着まで自社で一貫して行っているランスタッドに魅力を感じ、入社を決めました」
公的機関から一般企業へ移った理由は、自身の性格と業界の相性にあると言います。
「公的機関ではどちらかというと安定を求める雰囲気を感じました。私は、数字や結果を出していく仕事が好きなので、一般企業が向いているなと感じたんです」
結果が数字に表れるやりがい
ランスタッドに入社してから、公的機関と一般企業の違いを感じたと石井は話します。
「営業活動と同じで、採用や雇用でも目標の数字達成に向けて日々の業務を行っています。結果が数字に表れることに、公的機関にいた時にはなかったやりがいを感じますね」
2021年3月から、障がい者の法定雇用率が2.3%に引き上げられたこともあり、石井は「2.3%」という数字を意識して日々の業務に取り組んでいます。
「数字を達成することも大事ですが、数字のために採用するのではなく、自社の仕事にあった人材を採用することが大切です。入社して活躍してくれそうな人材の採用を考慮すると、2.3%はなかなかハードルの高い数値だと感じます」
採用人数だけでなく、入社後の定着率も重要な数値だと語ります。
「入社された方が長く安定して働けるように、一人ひとりが抱える障がいにあわせた対応を大事にしています。ただ、会社の求める部分と持病との兼ね合いもあるので、寄り添う方法が難しいところですね」
石井の仕事ぶりが評価され、社内では「障がい者雇用の定着と言えば石井さん」と呼ばれるまでになりました。定着率を高く保つために、次のことを意識していると語ります。
「働いている本人たちの『仕事をしたい』『ランスタッドで働きたい』という気持ちが一番大切だと考えています。その気持ちに応えるために、困りごとになるべく早く気づくようにしたり、相談してくれたら聞いて終わりにしないで解決まで伴走することを心がけています」
人によっては、悩み事を相談するのは勇気がいること。石井は気軽に相談に乗ってもらえるように気をつけているポイントがあると話します。
「『この人に話せば解決してくれるんじゃないか』と思ってもらえるように、相談者の空気感をちゃんと読むようにしてますね。
また、相談者の気持ちに寄り添いつつも、仕事としてやっていただきたい部分はしっかりお伝えするようにしています。その際も、本人にとって必要だと理解してもらえるよう伝え方を意識しています」
障がい者採用の仕組み化に貢献し、報奨旅行に選出!
石井の業務は、入社から一貫して障がい者雇用の採用から退職までのサポートに携わっています。
「仕事の一連の流れとして、まず入社希望者と応募の段階でコミュニケーションを取ります。面接にも関わり、現状をヒアリング。
入社後は、定期的な面談を通して困り事がないか、体調面は問題ないかなどをヒアリングし、場合によっては産業医や本人をサポートする関係者と連携しながら定着を図っています」
仕事のやりがいは、「ランスタッドに入社してよかった」と伝えられることだと話します。
「今までの働き方とガラッと変えて働き始めるのは、人生の大きなターニングポイントと言えます。
障がいを開示して働くまでの切り替えはとても大変なこと。それを乗り越えて、人生の再スタートを切る人を応援できる仕事はやりがいがあります。
それに、『この会社で働いてよかった』と言ってもらえるのは何より嬉しいです」
以前、石井が担当した中で、今も深く印象に残っている障がい者雇用で採用した社員がいます。
「障がい者雇用で入社された、ある女性の方が印象に残っています。入社初日から症状が出てしまい、研修中も体調不良が続いていました。途中で休憩を挟みながら仕事を続けてもらい、最初は時短で働いていたんです。
しかし、仕事に少しずつ慣れていくうちにフルタイムで働けるようになり、今ではチームの核となるような存在にまでなりました。その方がいないと困るような状況です」
仕事の難しさは、症状と対峙した際の判断です。第三者の意見を聞くことができない際、石井の判断に委ねられる場面があります。
症状が出てしまった際の見極めについて、石井はこう話します。
「ストレス許容度は、人によりけりです。本人の傾向や状態を見極めた上で、仕事を中断した方がよいか、対策を決めて実行をすれば続けられるかを判断します」
自身を考え込まずに、すぐに行動に移すタイプだと分析する石井。仕事で大切にしているのは、スピード感です。
「採用活動はスピード勝負である一方、マニュアルを作ったり、新しいシステムを仕組み化する時間をかけます。後者にも時間をかけたいので、それ以外の部分はすぐに終わらせるようにしています」
石井は、今までオンライン会社説明会や実習制度の仕組み化を行ってきました。障がい者支援の公的機関を通してオンライン会社説明会を行い、希望者に実習を行ってもらうスキームを作り上げたのです。一連の仕事ぶりが評価され、成果を上げた社員が対象となる報奨旅行に選ばれました。
所属する首都圏集中プロセスセンターの雰囲気について、石井はこう話します。
「約150名中、80名前後の方が障がい者手帳を持っています。マニュアルも多く、規律はしっかりと守られていると思います。
思いやりのある方や困っている人がいたら助ける方、コミュニケーションが好きな方が多いです。他部署の方が来るとチョコレートを渡すような方も。温かみがあって働きやすい部署だと思います」
先回りの仕事術で、周囲の信頼を獲得
働きやすさを実現するための制度が充実しているランスタッド。
「残業が多い時や病院に行く時は、スーパーフレックス制度をよく使っています」
仕事柄、リモートワークを取り入れるのが難しく、業務が立て込む日は残業をすることもある石井には、ワークライフバランスを取るために工夫していることがあります。
「先回りで仕事を片付けるようにしています。急なトラブルがあっても対応できるように、前倒しで仕事を終わらせるようにしています。
結果がすべてだと思っているので、結果を出すためにできることを考え、ゴールに向かって突っ走るようなイメージです。仕事では動いてみないとわからない部分が多いので、走りながら考えていることが多いです」
石井の仕事や判断の早さには定評があり、別の部署から「尊敬します!」と声が上がっています。そんな石井から、最後にランスタッドに入社する方へメッセージを残してくれました。
「ランスタッドは、昨年私が選ばれた報奨旅行をはじめ、社員を公平に評価してくれる環境が整っています。一般的に、企業の表彰は営業社員に向けたものが多いですが、ランスタッドはバックオフィス系の部署も成果を出せば評価してくれます。
社員のモチベーションを高めてくれる制度が豊富なのも魅力です」
※ 記載内容は2024年1月時点のものです
