働く人の安心があってこそ、会社の未来がある。「明るい」労務の現場で学んだこと
メッセの労務課で給与管理リーダーを務める川崎は、全従業員の給与管理という重要な役割を担っています。
「私の業務は『当たり前を守る』ことに直結する仕事です。その責任の重さを感じながらも、やりがいを持って、充実した日々を過ごせています」
正社員とパート、アルバイトを合わせて約350人の従業員の給与を管理するという、間違いが許されない仕事で、川崎は細心の注意を払って数字に目を光らせています。
「3人でのチェックを2〜3回行っているんですが、個人での確認はその倍近く、6~8回実施しています。もともと数学がすごく苦手だったということもあるので、チェックする回数はなるべく多く、自分で『やりきった』と思えるほどの回数を設定し、ミスを防いでいます」
川崎を含めて4人で構成される労務課。明るい雰囲気で業務に取り組んでいます。
「一番の優先事項は従業員を守ること。上司は前向きで、従業員を守るためであれば、たとえ相手が上役であっても芯を貫き通すことができる方なんです。『すごい方だな』と本当に尊敬しています」
法改正への対応も欠かせない業務です。最低時給の変更など、従業員の待遇に直結する情報を見逃さないよう、常に情報をピックアップしています。
「法改正の資料は内容が難しい上に長く、読むのが大変な時もありますが、働く方々に直結する大事な部分ですので、しっかり読み込み理解するようにしています。解読するまでは『自分の感情は置いといて』と言い聞かせていますね」
当社には「全従業員の物心両面の幸福を実現し、人類社会の進歩発展に貢献します」という経営理念があります。川崎はその理念を体現するように、入社や異動の手続き、ライフイベントに関する情報提供なども丁寧に行っています。
「働く方々がいなければ会社のビジョンも達成できませんし、会社も存続できません。だからこそ、従業員を守ることが何より大切だと考えています。
また、従業員からの問い合わせも、本人の不安の時間を長引かせないことが『当たり前を守る』ことにつながると思っているので、なるべく早く対応するように心がけています」
「ここしかないと思えた」。内定時に感じた“人の温かさ”が入社を後押し
学生時代、川崎は社会福祉分野の勉強をしていました。就職活動を進めるにあたって、自分自身が何をやりたいのか深く考えたところ、選んだのは「人に関わる企業」でした。
「学生の頃に社会福祉の勉強をし始めたのは、親の影響でした。一人娘だったので親もいろいろと心配して『あなたはこの道に進みなさい』と助言をしてくれていたんです。愛があってこその言葉なので、感謝はしています。
でも、『この先40年ほど働くとして、ずっと同じままでいいのか』と思った瞬間に、レールの上を歩くのではなく、新しいことに挑戦してみたいという意識が生まれました」
もともと事務的な仕事が得意で、人との関わりは苦手だったという川崎。しかし新しい挑戦への気持ちが強まり、あえて苦手分野「人と関わること」に挑戦したいという思いが芽生えたと言います。
自分で決めた軸を中心に就職活動を進めたところ、他の企業も候補に挙がっていた中、メッセとの出会いが転機となります。
「最終的には2社に絞って悩んでいました。メッセに決めた理由は、働く人の温かさに触れることができたこと。内定をもらい、返事をする前に初めて本社に訪問した際、会ったこともない人から『今日は緊張した?』と声をかけてもらったんです」
まだ内定承諾をしていない者に対しても、ここまできめ細やかな対応をしてくれる会社であれば、今後も親身になってくれると確信した、と川崎は振り返ります。
「メッセの社員の温かさや親身な対応に強く惹かれて、不安も吹き飛び、『ここしかない』という気持ちになりました」
そんな川崎の新たな挑戦は、入社後すぐに始まります。パチンコ店での店頭業務という、まったく未経験の環境に身を置くことになりました。
「パチンコ店すら入ったことがない状態でのスタートでした。本当に何も知らないゼロベースで、不安はありましたが、周りに教えてくれる方がいたので、なんとか乗り越えることができました。実際にいっしょに働く社員もアルバイトの方も家族のように温かい雰囲気だったので、良い意味でのギャップもすごくありました」
入社から9カ月が経った頃、川崎は大きな転機を迎えます。くよくよと悩み、初めて仕事に行きたくないと感じる日々を過ごしていました。
「なかなか自分の意見がチームに伝わらず、考え方が後ろ向きになってしまい、悩んでしまう時期がありました。その当時のチーム長が私の悩みを察知して、『最近、この部分で悩んでいるでしょ』とストレートに聞いてくれたんです。
当時私はマイナスな考え方をしていたんですが、『くよくよしている時間があったら、どうやって変えることができるかを考えるほうが楽しいし、悩んでいる時間ってもったいないよね』という言葉をいただき、『たしかに!』と納得して、考え方を大きく変えることができたんです。『悩んでいる時間はもったいない』という教えは、それ以降の私の仕事への向き合い方にもつながっています」
他人軸から自分軸へ。母として働く過程で教わった“自分を大切にする”という選択
入社直後の店舗勤務を経て、本部の人事総務課で労務として経験を積んだ後、再び店舗にてシフトリーダーへ昇進した川崎。その後、2023年に産休に入り、6カ月の育児休暇を経て職場復帰します。
「6カ月で復帰するというのは自分で決めました。体調の問題があり、妊娠が発覚してすぐにお休みをもらった経緯があり、周囲の方々に配慮してもらった恩返しがしたいという想いがありました。
そのため復帰直後は仕事ができることが何より嬉しかったです。覚えなければならない仕事も多かったのですが、『周りのためになることがこれからできる』という期待感でいっぱいでした。とくに労務の仕事は責任も伴いますが、それも含めて嬉しく感じていました」
温かく迎えてくれた職場で、新たな気づきを得る機会が訪れます。復帰後最初の面談で、上司から思いがけない言葉を投げかけられました。
「『自分の人生を生きていないよね』と指摘されて、驚きました。当時は仕事の引き継ぎで精一杯で、家に帰れば小さな娘の世話があり、自分自身のことを考える余裕すらありませんでした。自分でも薄々気づいていたことを言語化され、さらに『自分で自分を諦めないで』という言葉ももらい、それがすごく心に強く響きました」
この言葉をきっかけに、川崎は自身の生き方を見つめ直します。
「28年間を無駄に過ごしてきたのかもしれない、という後悔と悔しさで涙が出ましたが、それを機に、他人軸ではなく、『自分の人生を生きよう』と強く思うようになりました。子育てや仕事など『できない理由』を探していた自分に気づき、今は優先順位をつけて自分の時間を確保するように行動が変わりました」
「これだけ上司が自分のことを見ていてくれるんだ」という驚きがあったという川崎。自分を大切にする時間を意識的に作るようにしたと言います。
「できないことに対してフラストレーションを感じることはありましたが、自分の時間を作ることで、自分の機嫌を自分でとれるようになり、精神的にもすごく楽になりました」
会話が苦手だった私が「人が好き」に。働く人の成長を喜ぶ職場で描く、今後のキャリア
入社7年目を迎えた川崎。今後について、明確な目標を持っています。
「ビジョンとしては、やはり皆さまの『当たり前』を守る人になりたいと思っています。メッセには等級制度があるので、それを通じて私自身が成長し、守る範囲を広げていきたいですね。最終的には労務課長になって、全従業員の働く環境をより良いものにしていきたいです」
自身のめざす像についても、次のように語ります。
「『厳しくも温かい人』になりたいです。人に関する部分なので難しさもありますが、特定の人に対して甘くなったり冷たくなったりするようなことは避け、従業員を公平に守れる存在でありたいと思います」
入社前は人と関わることが苦手だった川崎。しかし、温かい人々に囲まれた環境で働くうちに、大きな変化がありました。
「以前は人と関わることが苦手で、外でおじいちゃんやおばあちゃんに話しかけられても、どうしていいのかわからず困ってしまって……。でも今は全然違って、会話がどんどん進んでしまうほど。人と接することが本当に大好きになりました」
最後に、興味を持つ方へメッセージを送ります。
「メッセという会社は、働く人を本当に大切にしています。それこそ従業員の成長した姿を見た役員の方が涙を流して喜んでいるようなこともありました。人に対してのサポートは本当に温かくて、『こんなことまでサポートしてくれるのか』というくらい家族のように仲間を大事にする人たちばかりです。
私も人の温かさに魅力を感じて入社したことを一切後悔していないです。業界に対する不安がある方も、ぜひ働く人を見て、その温かさを感じ取っていただければと思います」
※ 記載内容は2025年5月時点のものです

